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【投げ釣り】大ギス×マダイ 一挙両得を実現 Part.2 若狭のパターン
時期的な傾向を考えて
若狭の実績場をサーチ!!
若狭の場合、5月上旬は昼のカレイ釣りをメインに考え、日没からの半夜で深場のマダイ&他魚の大物を狙うぐらいの釣行が無難である。シーズンが本格化するのは5月中~下旬という感じでとらえ、大ギス混じりで本格的にマダイを狙うパターンを梅雨入りぐらいまで楽しんでいる。
それ以降の梅雨~梅雨明けの期間は、大ギスが主でマダイはくれば儲けもの?という考え方のポイント選びと釣り方がおもしろい。若狭方面では魚影の濃いマゴチがシーズインしているだけに、日中の釣りを重視したアプローチも選択肢に入ってくる。
8月になると夜の大ギス狙いをメインにする。マダイも期待できるが、30㌢前後の中・小型主体となる。
9月の若狭はちょっと中途半端な時期で、大ギスの夜釣りが主体になる状況が続く。
10月からは、初冬以降のシーズンオフに入るまで日中の釣りがおもしろい。落ちギスの大物狙いが楽しめる実績場に入るか、30㌢前後のマダイが数釣れるパターンに期待できる釣り場のいずれかに向かうときである。
なお、以下では各シーズンの釣り場例として個人的な実績ポイントをあげるが、あくまでも参考程度に考えていただきたい。投げ釣りの情報が割と少ない若狭方面では、こんな場所で!? というスポットで大釣りがある可能性も高いからだ。
5月中旬~7月初旬は敦賀・手の浦でマダイ&大ギス
同じ場所で中型のマダイと大ギスを狙うパターンなら敦賀半島にある手の浦や、浦底の日本原電前や水産試験場浦周辺が狙い目の最右翼だろう。
手の浦は敦賀半島の東側に位置するきれいな砂浜。有料駐車場(1日1,000円)のすぐ前が浜で、ポイントは南側にある磯場(鷲崎)の手前あたり。30〜50㍍沖にある藻場とシモリに大物が潜んでいる。シモリ周辺に仕掛けを置くとマダイの他、マゴチ・アコウなどもよくヒットする。
キスは遠投で広く探るのがよい。50㍍以内でも意外とよく食うので手前までしっかり釣ることだ。
なお、ここはウミケムシがほとんどいなくて快適だが、ヒトデが多いので投げっ放しは禁物だ。
7月中旬~9月上旬は小浜・田烏で大ギス!!
時期的に大ダイなら宮津の田井一文字がよく、大ギスだと敦賀の浦底、小浜の田烏(たがらす)、舞鶴の小橋(おばせ)などという感じで、同じ場所でキス・マダイの型物を狙うのは難しい。
ここでは大ギス狙いの実績場の中で田烏をピックアップしよう。
ポイントは漁港の北に位置する埋立地の護岸。護岸の防潮壁越しに釣るポイントと、壁の向こうにあるテトラに上がって釣るポイントがあるが、足場のよい壁越しに釣れるポイントの方がおすすめだ(防潮壁は高いので脚立がないと海が見えないが…)。テトラに上がって釣るときは慎重に行動してほしい。
50〜70㍍ラインにある藻場の前後を遠投か近投で狙うが、餌取りが多いので手返しよく釣ること。
なお、車は漁港の有料駐車場にとめること。
10月以降は高浜・日引でマダイの数狙い!!
昼釣り主体で中型のマダイ、落ちの大ギスをそれぞれの実績場で狙う時期である。中ダイなら高浜の内浦湾にある日引(ひびき)や上瀬(うわせ)など、大ギスは小浜の釣姫(つるべ)あたりが本命だ。キス・タイの両方を釣りたい場合は朝まづめにタイのポイントを狙い、昼から大ギス場に移動するパターンで楽しんでいる。
この時期の中型マダイ狙いが特におもしろかったのが日引だ。過去に、強風で竿出し不可になった敦賀から急きょ転進して訪れた風裏ポイントがここであり、朝夕にアタリが集中して30㌢前後の中型が2ケタという好釣果が上がったことがある。大きくなくてもマダイの顔を見たいという方にはおすすめである。
小さな波止の根元にある埋立地の沖向き一帯で実績がある。水深はかなり深く、50㍍以上投げればマダイの回遊があるエリアに入る感じだ。
餌はマムシ、アオイソメで問題ない。仕掛けはキス用で十分だが、たまに大型が混じる可能性がある場所だから大ギス仕様の太めとするのが無難である。
なお、波止の付け根に駐車可能(有料)で、港内にトイレもある便利な場所だから竿釣りの人も多い。トラブルのないよう配慮してほしい。
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