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【寒グレ】タナを極める Part.1
重めの仕掛けを使用し、
刺し餌の取られ方でも判断
いざ実戦となればどのように攻めればよいのかを説明しよう。
基準となるタナが浅いと判断した場合、グレの活性が上がる時合を待ったり、海況の条件が少しでもいいところを狙うことが重視される。一方、基準となるタナが深いと判断した場合はウキ下のシビアな調整も考慮しなくてはならない。
私は、竿2本以上のタナを探るときは0~00号のウキを用いた軽い仕掛けをほとんど使わず、3B~5Bといったオモリが使える仕掛けで狙う。そのうえで釣れないのはグレの活性が低いからだと考え、刺し餌の残り具合とウキへのアタリので方を参考にしてウキ下を微調整しながらタナを捜し出す。
刺し餌が残るときはセオリー通りに取られるまでウキ下をドンドン深くしていく。残らない場合は半ヒロずつ浅くする。そうして餌取りや本命を問わずウキにアタリがでるタナを見つければ、撒き餌と合わせて釣ったり、逆に大きく離すなどしてグレのアタリだけを求めていく。
ウキ下を深く変更するときは、少しでも食い込みアップをはかるためにハリも交換したい。私は号数を2ランク落とすとともに、食い込みのいい短軸タイプへ変更する。また、ハリに合わせて小ぶりな刺し餌を使う。
タナを深くしても刺し餌が取られないときは餌取りもグレも餌を拾っていないと考えられるが、撒き餌を打つ量を減らさないことだ。活性が上がるバロメーターとなる海況の変化や魚の動きがかわるタイミングに備え、しっかりと撒き餌を打ち続けたい。
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