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チヌ・フカセ釣りの悩みを解消!!|渚釣りでの撒き餌ワークの考え方は?

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Q:渚釣りでの撒き餌ワークの考え方は?

渚釣りにおいて波の押し引きがあるサーフでは、狙い目となるポイントにしっかりと撒き餌がきいているのか不安になります。とりあえず広範囲に打っていますが、それではポイントがボケてしまうような気がします。渚釣りにおける撒き餌ワークの考え方を教えて下さい。

A:引き波の影響を考えて手前に打ちましょう

仕掛けを遠投することが基本的にない渚釣りでは、撒き餌は仕掛けの手前に打てばいいでしょう。サーフでは思った以上に引き波の影響が強く、撒き餌は沖まできいているものです。波が強いときなどは足もとに撒くのが有効となることもあるほどです。したがって、できるだけポイントを近くに設定し、チヌを集めた方が効率よく釣れるといえます。

QA渚釣り撒き餌4

撒き餌は少量ずつを絶え間なく打つのがベストです。広範囲に拡散しやすい比重の軽いものより、底に溜まりやすい高比重な配合で仕上げるのがおすすめです。

渚釣りは朝方よりも夕まづめ以降の方が実績が高い傾向があります。夕まづめ以降を主に狙う昼からの釣りであれば、沖アミ6㌔+生サナギミンチ1.5㌔+集魚材(大)1袋というのが必要量の目安となります。慣れないうちはハイペースで撒き餌を打つのは難しいので、この半分ぐらいから始めるといいでしょう。

QA渚釣り撒き餌5
比重の重い集魚材を用いた撒き餌が有効です。

基本的な考え方は波止や磯場でのフカセ釣りと同じです。難しく考えず、ただ水深が浅いだけと思えば意外と簡単に釣れるはずです。

(解説:竹本弘之)

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