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半夜でいろいろ釣りたい? チヌ・グレ・アコウ・ハネが狙える貝塚人工島のパターンを紹介
夏の泉州エリアでいろいろと釣りたいならチヌ・グレ・アコウ・ハネ・中アジが期待できる貝塚人工島での半夜釣りがおすすめです。虫餌の流し釣りやシラサエビを用いたエビ撒き釣りでアプローチする際の成功の秘訣を紹介しましょう!!
(文:葛城修平)
いろいろ釣るなら沖向きのテトラ帯がおすすめ
夏の泉州エリアでいろいろな魚を狙った半夜釣りを楽しむなら貝塚人工島がおすすめです。
貝塚人工島は4つのタイプにわかれます。
1つは沖向きの南端にあるケーソン波止です。こちらは手すりがついた足場のよいベランダ状の護岸とあってサビキ釣りをはじめとしたファミリーフィッシングも可能です。
2つめは沖向き一帯のテトラ帯です。こちらは電気ウキの流し釣りが楽しめます。テトラ際に虫餌を流すとチヌ・グレ・ハネが竿を絞り込んでくれますし、シラサエビを餌にしたエビ撒き釣りをすればアコウもアタります。ただし、虫餌を流すと小アジがよく掛かることがあります。小アジも上等なターゲットですが、もう少し手応えのある魚を期待するならエビ撒き釣りを選択するのが得策です。
この他、強い南西風の影響でテトラに波がかぶるときは水路が狙い目となります。
時合到来の目安となるのは時間帯よりも潮の干満
いずれの釣り場もおよそ19時半〜21時半が集中して狙いたい時間帯だといえますが、フグが多いときはその猛攻が落ち着いた後に時合がくることが多いです。
もっとも、魚の食い気のスイッチは時間的なことよりも潮の干満で入ると思われます。満潮からの下げ始めはどの魚も活性を上げる時間帯となるため逃さずに竿を出したいものです。
テトラ帯での半夜釣りで好釣果を上げるための3個条
その1 テトラでは泡の帯を見逃すな!!
波によってできる泡が帯状となってテトラ際に出現するのは流れがある証拠であり、時合の到来を示すシグナルとなります。エビ撒きの場合、撒き餌が集まりやすい泡の帯周辺を流していくのが有効です。
泡を作る流れがないときはアタリがでにくくなります。その場合は虫餌をハリにつけ、回りの釣り人の状況をよく確認したうえで仕掛けをできるだけ横へ遠投し、テトラ沿いをゆっくり引くパターンが有効です(隣に釣り人がいるときは厳禁です)。その引く操作がいいサソイになり、魚の反応が得られやすくなります。
その2 魚入れは〝とりあえず〟と〝保存〟の2つを準備
魚が釣れるたびに竿を置いてからクーラーのフタを開けて…という具合に多くの作業をするのは数を釣るうえでは望ましくありません。短いことも想定される時合を効率よく釣るには海水の入ったバッカンに釣果をひとまず放り込み、すぐに次の魚を狙うのが得策です。クーラーボックスへの魚の移動はアタリが遠くなってからまとめて行なうことでタイムロスを減らせます。
ちなみに、私は釣れた魚をバッカンへ入れるときに血抜きのためにプライヤーでエラに傷をつけています。それをすると長時間の放置はできませんが、しっかりと血抜きができるためおいしく魚をいただけます。
その3 プライヤーをいつでも用意
飲まれたハリを外すのに苦労したあげくにハリスが切れて仕掛けを交換…。そのような手間を繰り返していると時合が終わってしまいます。そうならないように、ハリを外すためのプライヤーはいつでも出せるように用意しておきましょう。
手ではなかなか取れない飲まれたハリもプライヤーでチモトをつまんでからクルクルと魚を振り回せば簡単に外れることが多いものです。また、オモリの交換や、その2で紹介した釣った魚のエラに傷をつける際にもプライヤーは活躍します。
そのように使い道は何かと多いアイテムだけにポケットの中を捜すことなくすぐに使える状態にしておきましょう。私はテトラの隙間に落ちないようにピンオンリールにセットしてベストにつけています。
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