アコウ狙いは2時間が勝負!! 半夜でのエビ撒き釣りのコツを紹介

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アコウが最も釣りやすいのは夕方から日没にかけてのタイミングです。その2時間で勝負するのが体力的、餌の鮮度的、釣果的におすすめです。以下では、その釣り方の流れを紹介しましょう。

(文:新宅功治)

アコウは半夜の短時間で狙うのがおすすめ

これからの大阪湾ではエビ撒き釣りでのアコウ(キジハタ)狙いがおもしろくなります。おすすめの釣行プランは夕方から日没にかけての2時間のみ竿を出す半夜釣りです。そのタイミングに干潮が重なる状況であればヒットの期待感はさらに高まります(満月の潮回りは期待薄)。

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良型のアコウが狙えるシーズンです。

アコウ釣りの魅力は、アイナメなどと同じく雌雄のペアで行動しているため1匹釣れればもう1匹釣れる可能性があることと、40㌢オーバーがヒットすることも珍しくないなどサイズが期待できることにあります。それらの魅力を味わうために2.5号以上のハリスを用いることをおすすめします。

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足もとにあるケーソンの継ぎ目などの変化をズボ釣りで狙うパターンもおもしろいです。
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アコウが釣れるタイミング

日によって多少のズレはありますが、日没からの約2時間が竿を出す時間として特に有望です。その時合を効率よく釣るために、30分ほど前に釣り場へ入って撒き餌を行ないましょう。撒き餌がききだすとガシラやメバルが釣れますが、その食いが止まればチャンス到来。アコウのアタリに備えて下さい。

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まずは底撒き器を使って底に撒き餌をしましょう。

以上のタイミングの他、深夜の3時過ぎから5時前も狙い目となります(1.5ヒロの浅ダナで43~48㌢が17連発したことがあります)。

苦潮はアコウ狙いの絶好タイミング

晩夏に発生しやすい苦潮時(日照りで海の塩分濃度が濃くなる)は日中にアコウが連発することがあります。苦潮が発生するとイワシやガシラの動きが鈍り、アコウの活性が上がるのでしょう。この時期は釣れればすべてアコウということも珍しくありません。天気予報を注視し、苦潮が発生していそうなタイミングに竿を出してみましょう。

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苦潮が見られるときは良型の連発も期待できます。

アコウを手にするための5個条

①釣った後のキープ法を考えておく

シメてクーラーに入れる、あるいはスカリで生かしておくなど、アコウを釣り上げた後のキープ法を先に考えておきましょう。実釣以外でのタイムロスを抑えることは短い時合を釣るうえでは大切です。

②イメージトレーニングをしておく

視界のききにくい夜間での釣りだけに、実釣を開始する前に投入から取り込みに至るまでの一連の流れをイメージトレーニングしておきましょう。

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夜間は日中のようにスムースにいかないことが多いものです。アコウの強い引きを想定し、投入から取り込みに至るまでのイメージトレーニングを明るいうちにしておきましょう。

③合わせは2段階で入れる

アタリがでたときは、ハリ掛かりさせるための合わせを1度入れ、直後に魚を根から引き離すための追い合わせを入れるのが得策です。それぞれを確実に行なうために、アタリを待つ間は余分な糸フケが出ないように心がけましょう。

そして、やり取りの際はポンピングは不要です。ポンピングした際に糸のテンションが緩んでハリが外れることがあるからです。ハリはずれのバラシをなくすために、常に糸を張りつつ1回でも多くリールを巻くクセをつけましょう。

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糸フケを作らないことが取り込むためのコツとなります。

④釣り座には必要品のみを置く

初心者に多く見られるのが、周囲に道具類を散らかしたまま釣りをすることによるトラブルです。回りが見えにくい夜間に散らかすのは厳禁です。無用なトラブルによるタイムロスを防ぐために、あまり使わないものを置く場所と、よく使うものをまとめた場所(釣り座回りに小さく設置)を決めて足もと回りをスッキリとさせましょう。

⑤ライトを海に向けない

海面まで浮かせたアコウにライトを当てるのはNGです。これをすると他の魚が驚いて逃げ、1匹で時合が終了します。特に、光の直進力が強いLEDの明るいライトを当てるのは致命的です。ライトを海面へ絶対に向けないようにしましょう。周囲の人に迷惑をかけない意味でも明かりは手もとのみとし、糸ガラミを解消するときは釣り座を離れるといった配慮をしましょう。

アコウを釣るにはエビの鮮度が重要!!

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エビブク内の水温が高まるとエビが弱ります。このように白くなったエビは速やかに取り除きましょう。

持参するエビの量や、エビの活性(元気であることが必須)を考えてダラダラと竿を出し続けるのはやめましょう。

夏の釣り場で5時間以上経過するとエビが弱りだします。このエビの弱りはアコウ釣りにおいて一番のマイナス点となります。それを少しでも抑えるために、クーラーには大きめのペットボトルで作った氷(真水)を入れて水温の上昇を防ぎましょう。また、水の色が白っぽくなる前によく冷えた水へ入れかえることも欠かせません。

そして、死んで白くなったエビはこまめに取り出して捨てること。死んだエビから発生するガスによって水質がわるくなり、他のエビも死んでしまうからです。

大阪港のアコウおすすめポイント

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釣行メモ

注意 決められた区間以外での竿出しは禁止。

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釣行メモ

たまや渡船
電話番号 090-3286-3165
HP http://kurodai60.sakura.ne.jp/tamaya/index.htm
料金 大人(高校生以上の男性)2,200円
女性・子ども(中学生以下)1,200円
備考 乗船場などの変更点があることも考えられるため、釣行時は事前に電話で連絡するか、HPを確認のこと。

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