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大小のアジが連発!! 昼夜のサビキ釣り必釣ガイド

サビキ釣り必釣ガイド1

餌取りを気にすることなく本命のアジを狙えるサビキ釣りは夏にはずせない釣り方です。日中に小アジ、夜間に良型アジというプランでその魅力を存分に味わって下さい!!

(文:中山剛志)

サビキ釣りの魅力は手軽に美味な魚が釣れることにあります。夏場は餌取りに悩まされる釣りがほとんどですが、その回避法を駆使しなくとも狙いのアジが釣れるシステムは素晴らしいのひとことです。また、撒き餌に引き寄せられたアコウやヒラメがハリに掛かったアジなどの小魚に食いつき、釣り場で歓声が上がるシーンもよく見かけます。夕まづめに回遊してくる良型を狙う常連も多く、その奥深さはあなどれません。

【サビキ釣り】昼釣りのパターン

7〜8月に釣れる豆アジなら3ケタ釣りも見込めます。9月以降はサイズが大きくなるとともに回遊性が強くなるため数を稼ぐにはコツがいりますが、50匹も釣れば食べきれないほどの量になるため納得できるはずです。豆アジは手軽でおいしい唐揚げ、小アジなら南蛮漬けにすると骨がやわらかくなって食べやすく、日持ちもするのでおすすめです。

タックル&餌は?

釣りをスムースに開始するために半解凍のアミエビを購入します(なければ塩アミを少し購入しましょう)。用意する量は、手返しに慣れた人でブロック1個(500円前後)が基本です。そのアミエビは専用の吸い込みバケツやペットボトルの上部をカットした容器に入れます。その際、ブロックをナイフで削って入れるとすぐに溶けます。

サビキ釣り必釣ガイド10

専用のバケツを利用することでアミエビをスムースにカゴに入れることができます。上部を切り落とした2㍑のペットボトルでも代用できます。

サビキ釣り必釣ガイド3
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サビキ仕掛けは豆アジや小アジが主体なら4号前後を使用します。竿はかたいタイプだとハリ掛かりしにくいこともあるので1号以下の磯竿が望ましいですが、扱いに慣れないビギナーは竿先を折りやすいという難点があります。その点を考慮し、グラスやポリエステル素材のできるだけ穂先が細い竿を用いるのがおすすめです。かたい竿を使用する場合は仕掛けに細めのクッションゴムをセットするといいでしょう。

釣り方は?

基本的な釣り方は以下の通りです。

①アミエビをカゴに詰める
②仕掛けを投入。
③カゴを底に着ける。
④少し巻き上げる。
⑤竿を上下させる。
⑥竿の動きを止めアタリを待つ(アタリがでるまで⑤〜⑥を2〜3回繰り返す)。
⑦アジが掛かれば軽く竿を立てるように合わせてから巻き上げる。

決して難しい釣りではないので、気兼ねなくチャレンジして下さい。

釣果アップのコツは?

釣り場選択

釣り場はビギナー向けにテトラのない堤防を選ぶのがよいでしょう。そこでアジが釣れているかどうかをまずは確認しましょう。経験上、地元ナンバーの軽乗用車や、ご夫婦の釣り人がいる場所は期待度が高い傾向にあります。

仕掛けのバリエーション

先述のように仕掛けは4号前後の小バリが基本。スキン系をメインに用いますが、ハゲ皮がよいときもあるので用意しておきましょう。また、濁りがあるときや水深のある釣り場ではケイムラ素材が効果的なので、こちらも用意しておきたいところです。

さらに、食い渋り時はハリに刺し餌をセットするのも有効です。刺しアミがベストですが、短く切った虫餌でもOKです。

釣り方の工夫

竿下を釣るのが基本ですが、少し前方に仕掛けを投入したのち糸を張り気味にして落とし込んだり、カゴを底に着けて仕掛けをたるませるパターンも効果的です。また、上カゴ式の仕掛けや吹き流し仕掛けにすれば置き竿でも狙えます。

サビキ釣り必釣ガイド4

竿下狙いでは、1匹掛かると仕掛けが踊ってサソイになります。ただし、次々と食いついてもハリはずれが多いのが難点です。その対策として、アタリがでれば強めに竿をあおり、しっかりと合わせを入れましょう。

足もと回りで反応がないときや沖に潮目がある場合は投げウキサビキも試したいところです。また、周囲で釣れているのにアタリがないときは、スペースがあればひと声かけて積極的に移動しましょう。

この他、朝から釣り場全体で釣果がのびないときは、昼も期待できないことが多いものです。早めに見切って別の湾へ向かうなど、大きくエリアをかえるのが得策です。

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