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家族・子供と釣りに行こう!! 電車・バス・汽船、公共交通釣行計画④【紀北・和歌浦港のアジ・グレ・タチウオ、他】
おいしい魚がたくさん釣れます。
昼夜を問わずターゲットが豊富です♪
和歌浦港〈和歌山県〉
海水浴場に隣接する漁港はターゲットが豊富。日中〜夕方はアジ・チヌ・グレ・アイゴ・根魚とたっぷり遊べます。さらに、日が沈んだ後は夏の訪れを告げるタチウオも…!!
(文:黒野忠則)
新和歌浦漁港は釣りもの豊富!!
万葉集の和歌でも詠まれたほど和歌浦周辺は風光明媚です。もちろん釣りの方も魅力いっぱいです。
6〜7月の夕方はアミエビを餌にした天秤カゴ釣りか飛ばしサビキで20〜25㌢のアジが狙えます。
日中は紀州釣りやヌカ切りでグレ・チヌ・アイゴを狙うのがおすすめです。また、片男波海水浴場向きの底はゴロタ場となっており、ガシラやタケノコメバルとも遊べます。ときにはアコウが釣れることもあるので根魚狙いの用意もして行きましょう。
夜釣りを楽しむ余裕があるなら、そろそろ回遊が始まるタチウオを狙える準備もして下さい。
なお、港内には小さな餌店(やぶ新)がありますが、仕掛けや餌は事前に準備した方がいいでしょう。また、最寄りのバス停から釣り場まではやや距離があるため、キャリーカートか背負子があると移動がラクになります。
夕方のアジ狙い
釣れるアジは良型なので1.5〜2号のハリスを用いたサビキ仕掛けを使います。竿は、手返し優先ならかため、引きを楽しむならやわらかめという具合に選択するとよいでしょう。
日中のグレ・チヌ+α狙い
チヌは底を狙う紀州釣り、グレ・アイゴは宙層を狙うヌカ切りというダンゴを用いたパターンが有効です。
タチウオ(太刀魚)狙い
紀北はタチウオの釣れ始めが早いエリアです。日帰りの電車・バス釣行では時間的に厳しい(和歌山市駅行きのバスの最終は19時過ぎ)ですが、夜間も釣れるなら日没後から電気ウキの仕掛けかテンヤの引き釣りで狙ってみましょう。餌はキビナゴを基本とし、食いがわるいときはサンマなどの青魚の切り身が効果的です。
ガシラ・タケノコメバル・アコウの狙い
根魚(ガシラ・タケノコメバル・アコウ)はワームを用いたテキサスリグか、ブラクリ仕掛け1〜2号(ハリにサバやサンマの切り身をセット)で狙います。いずれも沖へ軽く投げてゴロタ場を丹念に探りましょう。
ワームは甲殻類を模したホグ系、シンカーはタングステン製のバレットシンカー(タングステン製はやや高価なのがネックですが、沈みが速いぶん海藻をかわしやすいという利点があります)がおすすめです。
インフォメーション
道中の 釣り具店 |
フィッシングクリモト・和歌山店(073-422-9222) 南海・和歌山駅から徒歩5分。 |
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アクセス | 京阪神方面からは特急利用が快適かつ迅速。南海・なんば駅から特急サザンに乗車し、和歌山市駅で降車(所要時間は約1時間。自由席の料金は920円、指定座席は510円増し)。和歌山市駅からは駅前のバスターミナルから和歌山バス・和歌浦方面行きに乗車し、新和歌浦バス停で降車(所要時間は約30分。料金は390円。乗車時に整理券を取り、降車時に料金を支払う)。 南海電鉄の時刻表・料金検索はこちら 和歌山バスの時刻表・経路と料金の検索はこちら 阪和道・和歌山ICをおりて和歌山城方面へ。県庁前交差点を左折してR42を南下。和歌浦口交差点を右方向に入って進むと新和歌浦(港内に有料駐車場あり。1日400円〈7〜8月は600円〉)。和歌山ICをおりると餌店がいくつかある。 |
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