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【投げ釣り】真冬のカレイ・アイナメ入門ガイド

【釣果に差がつく秘策】
ハイアピールで食い気を促進!!

冬場は水温が安定しやすい深場で潮通しのよい場所を選ぶこと。沖にのびた防波堤の先端や曲がり角付近、大きな埋立地の沖向きやコーナー付近、港の航路筋の深み部分などがおすすめだ。

次に、潮時表を事前にチェックすることを忘れずに。カレイ・アイナメはいつでも餌を食う魚ではない。潮に敏感であり、満潮と干潮の潮止まり前の流れが緩むときや潮が動き始めるときに食いが高まりやすい。その時間帯は特に集中し、潮目ができたり、潮が巻いたり、ヨレているところへのキャストを心がける。また、潮が結構動いている場合は、流れている方向の潮しもがよい傾向にあるので覚えておきたい。

冬のカレイ・アイナメ入門6

真冬は朝早くよりも気温が上がる昼間から夕方によく釣れる傾向にある。したがって、ゆっくり出かけて昼間や夕方の潮に変化がある時間帯を狙うのがおすすめだ。

根掛かりの少ない場所では市販の2本バリのカレイ仕掛けで問題ないが、餌を目立たせるため2本バリの段差仕掛けをおすすめしたい。根掛かりの多い波止際や捨て石際を狙う場合は、浮き上がりやすい軽めのジェット天秤や中通しオモリなどを使用して短めの1本バリ仕掛けを用いるとよい。これはアイナメ・ガシラに有効だ。

いずれの仕掛けもハリスには赤、橙色系統の蛍光玉、シモリ玉、エッグボールなどを装着し、海底で少し浮かせて餌を揺らすようにすると食いの向上に効果がある。

冬のカレイ・アイナメ入門8
冬のカレイ・アイナメ入門5

根掛かりが少ないときはこのような段差仕掛けがおすすめ。

餌のつけ方は、マムシはまっすぐになるようにハリスにこき上げ、タラシは2㌢程度とする。アオイソメは頭の部分をチョン掛けし、1本のハリに5〜6匹を房掛けにする。アオイソメはこのようにチョン掛けで使うので細めのものを購入しよう。

また、マムシをハリスにこき上げて短めに装着してハリ先を出し、そこにアオイソメを3〜4匹チョン掛けするアオ・マムシとするのもおすすめだ。マムシの匂いとアオイソメの動きでカレイ・アイナメの食い気を誘える。

冬のカレイ・アイナメ入門9

これら3パターンをローテーションすることで食い気を誘える。この時期は餌取りが少ないことからたっぷりめにつけて魚の食い気を誘いたい。

以上を参考としていただき、冬晴れの日に海に出かけ、のんびりと自分なりの釣り方を楽しんでみてはいかがだろうか。

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