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【初心者対応】秋のエギングではずさないための要点を紹介
アオリイカの数釣りを楽しめるのが秋のエギングの魅力ですが、スレることが多い昨今はいろいろと考えることも必要です。以下であげる特に押さえたい要点をチェックして秋の好シーズンをお楽しみ下さい!!
エギングでアオリイカが釣れない要因
釣って楽しいサイズのアオリイカが狙えるようになる9月中旬以降は2ケタ釣りが楽しめるなど、数釣りが期待できます。新品の餌木が1日でボロボロかつ真っ黒となることも珍しくありません。
そして、日を追うごとに釣れる数は落ちますが、今度はサイズ狙いが楽しめるようになります。
そのように数、サイズの両面で楽しめる9~10月はエギング入門には最適な時期といえます。時期が早いほど時間帯や潮といった条件に左右されないことが多いですし、動きが少々雑でもそこそこ釣れるといった点でも入門にピッタリといえるでしょう。
ただし、意外と釣れないという方がいるのも事実です。なぜそうなるのでしょうか?
反応がわるい場所を狙っている
その要因として1番に考えられるのがアオリイカの反応がわるい場所で釣りをしているということです。釣りやすい秋のシーズンは入れかわり立ちかわり訪れる釣り人が餌木を投げることでアオリイカがスレる(餌木に対して警戒心を持つ)傾向があり、反応が得られないという状況に陥ることがあります。
そうした状況を打開するには、人と違う距離や水深から探りを入れる、誰もいない場所で釣りをする、という具合に他の釣り人によるプレッシャーがかかっていないところを狙うのが最も有効です。誰もいないところで釣りをするのがベストですが、秋の好シーズンはたいていの場所に釣り人がいるものです。そこで注目したいのが暑い真っ昼間に狙うことです。
朝夕にアタリが多いのは事実ですが、秋は日中でもベイトを活発に追うため釣果が期待できます。
同じ場所で釣りをしている
同じ場所で釣りをするというのも釣果が上がりにくい要因の1つです。アオリイカが餌を求めて活発に移動する秋においては最も効率がわるい釣り方だといえます。ランガンというとせわしいと思われるかもしれませんが、休憩を交えながら実績場や釣れそうなポイントを釣り歩けば問題ありません。気持ちをリセットできるぶん集中力が増して釣果向上につながったり、今後の釣りに生きるポイントの把握など、メリットも多いので積極的に移動をしましょう。
秋のシーズンに関しては、活性の高いアオリイカを捜して釣ることこそ数を釣る一番の秘訣であり、釣りの楽しさだといえます。
アオリイカの日中エギングの注意点
日中の釣りでは注意点が2つかあります。
1つは水分補給をこまめに行なうこと。ウエア類も含めて熱中症対策を万全にして下さい。
もう1つはアオリイカの保存方法を考えること。保冷力の優れたクーラーに「ちょっと多いかな?」と思う量の氷を入れて釣ったアオリイカを保存しましょう。車での釣行なら車内保存用クーラーと持ち歩き用クーラーを用意するのがベストです。そうすれば保存用クーラーの開閉を少なくできるぶん鮮度をより長く保つことができます。
アオリイカの日中エギングの流れ
ポイントの目安
狙う時間や場所などは前述の通りです。好きなときに好きな場所で釣ればよいですが、注目すべきスポットというのはもちろんあります。
秋のイカは変化のある場所、すなわち餌となる小魚が溜まりやすい場所に集まる傾向があります。一般的な港でいうと、堤防先端回り、テトラ帯周辺、ブイ回り、海藻エリア、港内の角付近、スロープ周辺、停泊している漁船回り、堤防周辺にできる潮目、浅場と深場の境目などです。また、シーズン初期の朝夕や夜間は浅場が有望です。1つの港でもこれだけの狙えるスポットがあるわけです。
港だけでなく、サーフや磯なども当然狙い目となります。磯場は港に比べると足場がわるいですが、さらによい釣果が期待できます。サーフは狙う人が意外と少いないためスレ知らずのイカが残っている傾向があります。特に、海藻やシモリが点在するサーフは要注目だといえます。
アプローチパターン
ポイントが定まれば活性の高いイカに的を絞り、餌木をキビキビ動かして狙いましょう。多段シャクリや連続ジャークといった激しい動きでアオリイカの活性を高め、餌木を奪い合うような状況に持ち込むのが理想です。
餌木を激しく動かすには動きをきちんと確認しておくことが大事です。ロッドを激しく動かすだけではうまくアクションしないからです。
2.5号以下の餌木を使う時期はメバル用のようなライトタックル、3号以上を使う時期はエギングタックルと使いわければ釣りやすくなります。
秋のエギングを満喫するにはハードなことも多少必要ということを念頭においてアプローチしてみて下さい。きっとよい釣果に恵まれることと思います。
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