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簡単・お手軽・楽しい!! ハゼ釣り成功のコツを紹介
ハゼ釣りは簡単、お手軽、楽しいの三拍子が揃う夏〜秋の優良パターンです。子供でも楽しめるターゲットをよりよく釣るためのコツに迫ってみましょう!!
ハゼ釣りのおもしろさは何といっても「簡単・お手軽・楽しい」でしょう。
簡単に魚が釣れる釣り方として真っ先に連想するのはサビキ釣りでしょうか? サビキ釣りは魚が回っていれば問題なく釣れますが、回遊がないと釣れない、いわば回遊を待つ釣り方です。その点、ハゼ釣りは魚の居場所を捜し当てると、いとも簡単に釣れます。河口部のやや上流や港内などに目をつけ、少し移動しながら探ると群れを捜し当てるのは難しくありません。
タックルは、釣り竿、糸、オモリ、ハリだけです。あとは餌とクーラーがあればチャレンジ可能という具合にお手軽です。
そして、釣った魚をその場で天プラにして食べられるというのもこの釣りの楽しみの1つ。火気の使用に制限があるのでどこでもいいというわけではありませんが、アウトドア用のコンロと鍋があれば仲間とともに楽しめます。
そんな魅力あふれるハゼ釣りのコツを以下で紹介しましょう。
ハゼ釣りのシーズナルパターン
ハゼは基本的に年魚(生まれてから約1年後に産卵をして一生を終える)であり、早春にフ化して夏に釣りバリに乗るサイズにまで成長します。そんなわけでシーズン的には8月下旬からピークとなります(お盆ごろまでは産卵に絡まなかったフルセと呼ばれる大型が浅場で釣れます)。そして、木枯らしが吹く11月ごろに深場へ落ち、数釣りのシーズンは終盤を迎えます。1月ごろまでは越冬場所を捜し当てれば抱卵した大型が狙えますが、釣果が上がる確率は高くありません。
気象によほどの変化がない限り、釣れる場所、時期ともに例年通りで推移します。よさそうな河口を捜して地図とにらめっこするのもハゼ釣りの楽しみの1つでしょう。
ハゼ釣りの基本となるミャク釣り
釣り方は、ミャク釣り、ウキ釣り、投げ釣りなどさまざまですが、基本となるのはミャク釣りです。
4.5㍍程度ののべ竿に道糸をセットし、ハリを結んだハリス(30㌢ほど)をつけます。ハリは、流線やキスバリ、丸セイゴなどの7号程度がいいでしょう。また、道糸を使わずにすべてハリスとしても構いません。そして、ハリに餌(イシゴカイ)を縫い刺しにして準備完了です。
釣るときは、餌が底につくようにハリ上10㌢ぐらいにオモリを打ちます。底に着いているかどうかがわかる重さのオモリを使うのがよりよく釣るコツです。慣れないうちは丸玉(ゴム張りオモリ)2号ぐらいから始め、慣れてきたらカミツブシ大ぐらいへとシフトするのがよいでしょう。
アタリは、コツコツやプルプルなど、オモリが底へつく感触とは違った反応が竿に伝わります。その手応えが伝わればハゼの口にハリを引っ掛けるイメージで竿をチョンとシャクり上げましょう。あとは小気味よい引きを感じながら抜き上げればOKです。
ハゼ釣りの楽チンパターン、ウキ釣り
ミャク釣り仕掛けにウキをつけるとウキ釣りになります。竿を上下させて底を取りながら釣るのは疲れますが、ウキをつけると置き竿にすることもできるのでラクに釣れます。
このウキ釣りの注意点は、オモリの号数に合ったウキをつけることにあります。ウキには「号」表示や「大・中・小」表示、また「匁(もんめ)」表示に「3B」などといった表示、ときには表示のないものまでさまざまなタイプがあります。号と匁の場合は同号数のオモリを使い、大・中などにはカミツブシ(割ビシ)オモリ、B表示のものはガン玉オモリを使います。
そんなややこしいのは面倒で嫌!! という人は、親指の先ぐらいの玉ウキといろいろな大きさが入ったカミツブシオモリのセットを購入すればいいでしょう。
釣り方は、ミャク釣り同様にオモリが底に着く状態で広範囲を探るというものです。リール竿を使えばより広範囲を探ることができます。
沖にいるハゼ狙いに有効なチョイ投げ
ウキ釣りは仕掛けを入れるごとに水深がかわるポイントでは、ウキ下をいちいちかえなければならないので大変です。そんなときはウキを外し、投げて狙うのも一策です。近距離を軽いオモリ(3号程度まで)で狙うチョイ投げと呼ばれるこのパターンは、20㍍ぐらいまでの範囲を釣る場合に有効です。
50㍍以上や水深が深い場合は、投げ釣り専用の竿とリールを用いることになります。しかし、これは11月以降のシーズンオフのときに使うぐらいですからハゼ専用の狙い方としては覚えておかなくていいでしょう。
なお、チョイ投げの場合、ゆっくり引いていてコツ!! というアタリを感じたら仕掛けを止めます。そして、その後にでるプルプルと竿先を持ち込むような本アタリで合わせましょう。
ハゼの釣り方のメリットとデメリット
いずれにしてもそれぞれの釣り方にメリットとデメリットがあります。そのため釣り場に合わせて使いわけることが釣果アップにつながります。
常に底が取れるチョイ投げ釣りはアタリをとりやすいというメリットがありますが、底が荒いと根掛かりが多発するというネックがあります。
ウキ釣りは仕掛けを流れに乗せて探るパターンとあり、釣りに集中しなくても勝手に釣れることも多いです。餌が底を流れるようにうまくウキ下をかえることが重要です。ただし、底が荒いとやはり根掛かりします。
ミャク釣りは、底が荒い場所では仕掛けをタテ方向に操作することで根掛かりしにくくなりますが、アタリに対して絶えず集中しなければなりません。その点でビギナーにはやや難しいという印象を与える懸念があります。
ハゼ釣りで釣果アップをはかるための要点
ポイント考察
どの釣り座へ入るかは釣果を上げるうえで重要です。たとえば、流れに変化のある場所や障害物のあるところ(伏流水が海底から染み出ているところは最高)などを選ぶことです。
アタリがない場合は、河口から上流にかけてのどこに活性の高い群れがいるかを捜す必要があります。大型は石積みなどの障害物の際にいることが多いだけに、足もとに石積みなどがあれば直接狙ってみましょう。
ハゼは干潮時に海に近い場所へ移動し、込み潮に乗って川の上流へと移動します。したがって、日中であっても夜間であっても釣果にあまり差は出ないものの、群れの移動に合わせたポイント選択が好釣果を上げるうえで欠かせません。また、目の前に群れがいるときには手返しよく釣ることが釣果をのばすカギとなります。
流れの有無の対策
ウキ釣りの場合、流れが速過ぎると仕掛けが浮くことがあります。それでは釣れないため、オモリを重くしたり、流れの緩いラインを狙うなど餌が底をキープする状態で釣れる工夫が必要です。逆に、流れがない場合は、餌が浮かない程度に仕掛けをゆっくりと引くサソイを入れるのが有効です。
手返しアップの工夫
釣り上げた魚がいったんバケツに入れておき、数が溜まったらクーラーに入れるようにします。そうすることで手返しよく釣ることができるうえ、開閉の頻度を抑えられるぶんクーラー内部を冷たく保持できます(魚をバケツに長時間入れておくのはよくありません。腹を返すほど弱りだしたり、数がのびないようなら速やかにクーラーに移しましょう)。
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