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波止のタコ釣りで釣果アップを可能にする3つの要点を紹介
タコジグを用いて波止の壁面を探るマダコ釣りの人気は高まる一方です。そのぶんライバルが多くなる状況でも好釣果を上げるために頭に入れておきたい作戦を3つピックアップ。ぜひ参考にしていただき、おいしいマダコの連発をお楽しみ下さい!!
注意点
マダコには漁業権が設置されているエリアがあります。そのエリア内の漁港などでは故意に釣ると密漁となり、罰則の対象となる可能性があるので注意して下さい。
【タコ釣りの要点①】朝まづめの時合を逃さない
魚と同様にマダコもまづめどきに時合がくる傾向があります。そのため、朝イチは特に集中して手返しよく釣り歩くことが数釣りにつながります。目当ての釣り座を確保できたとしてもタックルの準備にもたつくと貴重な朝の時合を逃がすことになるので要注意。誰も探っていないフレッシュなポイントをいち早くチェックするためにも仕掛けをワンタッチでセットできるようにしておきましょう。
もっとも、渡船利用の沖波止の場合、誰よりも早く竿を出そうと下船時に人を押しのけてポイントへ急ぐのは厳禁です。ゆっくりとおりてもスムースにタックルをセットできるように、時間のかかる結束は自宅ですませておき、現地ではタコジグをスナップを接続するだけにしておくなど事前の段取りが大事です。
岸壁狙いのタコ釣り仕掛け
タコジグを50㌢間隔で3連結させるパターンが一般的です。それを基準にタコの活性が低ければタナを細かく探れるように4連結などとタコジグの数を増やすのが有効です(ハリの数が増えるぶん根掛かりが多くなるという難点があります)。
そして、壁にへばりついた大型のタコを引きはがしたり、根掛かりしたタコジグを回収することを想定し、できるだけ太い糸を使うのが望ましいです。ただし、根掛かりをはずすときにラインを素手で持って強く引くと、大ケガをする危険性があるので注意が必要です。イシダイ釣りで用いられるゴム製のラインブレーカーなど、手の保護ができるアイテムを使用するのが賢明です。また、無事に回収できたタコジグの曲がったハリを直すためにプライヤーも用意しておきましょう。
【タコ釣りの要点②】まずは上層を中心にチェック!!
釣り場の水深にもよりますが、活性の高い早朝は1ヒロを中心に深くても3ヒロまでのタナでアタリがでることが多くなります。貴重な時合を効率よく釣るために1投ごとに底まで探るのではなく、上層を手早くチェックするのが得策です。
上層を探っても乗ってこなければタコの活性が低いか、そのポイントにはいないと判断してすぐに移動しましょう。1つの狙い目に執着せず、ヤル気のあるタコを捜して広範囲をチェックすることが数釣りにつながります。
探り方の手順
手順①
タコは岸壁にへばりつきながら触腕で餌をとらえようと待ち構えています。そのためタコジグは際ギリギリに投入することが大切です。
手順②
タコジグの重みに任せてスーッと落とします。そして、一番上のタコジグが着水するあたりでスプールを指で軽く押さえて速度をやや落とします。
手順③
約1ヒロ(1番上のタコジグがうっすらと見えるぐらい)まで沈めたらスプールをしっかりと押さえてストップ。活性の高いタコがいればここまでの間で乗ってきます。しばらく待っても反応がなければ回収して移動するか、3ヒロぐらいまで探ってみましょう。
アタリがでたら素早く合わせる
落ちていくはずの糸がフッとフケたり、スプールに添えた指にツンという違和感が伝わったらタコが触腕でジグをとらえたサインです。間髪入れずに合わせを入れましょう。このとき、壁面に張りつかれるのを防ぐために沖に向かって竿をあおるのがキモ。モタモタしていると頑固に張りつかれて取れなくなるので素早く合わせましょう。
なお、張りつかれて動かなくなったときはしばらく待つしかありません。ラインにややテンションをかけておき、相手が少しでも動きだしたタイミングを見計らって引きはがしにかかる方法が一般的です。
朝イチの時合が終了した後は深いタナもチェックするなどじっくりと探るパターンにシフトしましょう。このとき、朝イチに釣れたポイントも再びチェックすること。ポイントとなる場所は何らかの変化があることが多く、タコがつきやすいからです。
【タコ釣りの要点③】タコの活性に合った探り方を模索
タコのタナの判断方法
複数のタコジグを使う場合は上から何個めにタコが掛かったかでタナを把握することができます。
たとえば、3連結にしたうちの1番下のタコジグにタコが掛かったとします。その場合は次の投入では釣れたタナに2つめのタコジグが合うように少し深めに探ります。そうすれば、アタリダナを中心とした広い層を探ることができ、ヒット率の向上が見込めます。
サミングを効果的に使いましょう!!
リールのスプールに親指を添える(押さえる)ことで糸の出具合を調節するのがサミングです。これをうまく使えばタコジグの沈下速度に緩急をつけたり、沈下を小刻みに止めてゴムスカートをフワッと舞い上がらせることができるなど、効果的なアピールが可能となります。
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