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チヌ・フカセ釣りの悩みを解消!!|夏のウキ下設定の考え方は?

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Q:チヌのフカセ釣りにおける夏のウキ下設定の考え方は?

夏のフカセ釣りではウキ下に迷います。セオリー通りに底を狙っていても釣れないことがあります。夏のウキ下設定のノウハウを教えて下さい

A:底だけでなく広い層を探りましょう

まず始めに、ここで紹介させていただくのは都市部の港湾ではなく、磯場に隣接するような漁港のケースです。その点を理解していただいたうえでご覧下さい。

水温が高いこれからの時期はチヌの行動範囲が広くなります。この点からウキ下設定を考えてみましょう。

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チヌの動きが活発とあってベタ底が狙い目になるとは限りません。

チヌ狙いのセオリーといえる〝底を釣る〟というのはどの季節においても外せません。しかし、活性が高いこの時期に1点を集中して狙っていたのでは釣果はのびません。とはいえ、強い日差しの影響で海の透過度が高くなるこの時期は、水質がクリアなエリアであるほどチヌは浅いタナまで浮いてきません。そう考えると日中は宙~底層を丹念に探るのが得策だといえます。

もちろん、底の岩場の起伏や、カケアガリなどの変化を狙うことは欠かせません。そのようなところを底より少し浅めのウキ下で攻めるのが基本パターンとなるでしょう。

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朝夕のまづめどきは、波止の形状によってできる日陰が狙い目になります。そのような他よりも暗い部分に居つくチヌは警戒心が弱くなりがちであり、活発に餌を拾うぶん浅ダナでのヒットも期待できます。

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日陰になる部分など、チヌの警戒心が弱まりそうなところを狙うのが得策です。

どうしてもポイントをつかみきれないときは撒き餌で濁りを作り、チヌの警戒心を少しずつ解いていく方法で攻めるのがよいでしょう。このときはセオリーを考えず、状況に合わせていろいろと試しながら適したウキ下を見つけましょう。

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