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アオリイカが釣りたい!! 大型をヤエンで手にするために意識すべき5つのポイント
春を迎えておもしろくなるのがヤエンによるアオリイカ狙いです。ここでは春ならではの醍醐味である強力なジェット噴射を体感するために意識しておくと有利となる5つの要点を解説しましょう。
(文:松浦天彦)
〈その1〉月夜の大潮回りが最良!!
春は和歌山県全域でアオリイカが狙えますが、大型を釣りたいということならみなべ〜串本の南紀エリアに目を向けるのが得策です。
釣行のタイミングは5月中旬までなら月夜の大潮回りがベスト。そのタイミングに合わせられず、闇夜となる新月に釣行する場合は日中に竿を出すのがよいでしょう。
潮の干満差が大きい大潮の日はアタリが短時間に集中しやすい傾向があります。それに対して干満差の小さい小潮の日はダラダラと散発的にアタリが続きやすい傾向があります。このことから効率性を重視するなら大潮の潮止まり前後を狙い撃ちするのが得策だといえます。
〈その2〉藻場のある釣り場をサーチ!!
春の釣り場選びのキーワードは何といっても藻場です。特に、水深のある波止や磯回りにある藻場はアオリイカのつき場となりやすいため要注目といえます。また、潮のたるみ(ヨレ)や海溝(港口にある航路筋など)にも藻場が形成されます。これらも積極的に狙いたいポイントだといえます。
釣れている釣り場と同様のロケーションは要チェック
釣行する際は目当てのエリアの海水温(16度以上であること)、黒潮の接岸状況、釣果情報などをまず調べましょう。その結果、よい条件であるなら目当ての釣り場へ向かいます。ただし、よく釣れている釣り場は人が多過ぎて竿を出せない、ということも考えられます。そのようなときは、釣れている釣り場と同じような条件を持つ釣り場に注目してみるのもいいでしょう。潮流や藻場の有無などのアオリイカが寄る条件を分析して選んだ釣り場で好釣果が上がったときはとてもうれしいものです(もちろん、釣り禁止場所はNGです)。
〈その3〉手持ち竿でサソイを駆使してヒット率アップ!!
置き竿にしている最中にいきなり鳴り響く「ジイ〜ッ‼」というスプールの反転音(アタリ)の心地よさに酔いしれるのもヤエン釣りの醍醐味といえます。ただし、たまには竿を手に持ってアジを左右に動かしたり、引き戻すといった操作をすることも大切です。これによって広範囲にアジを泳がせることができますし、竿を手にしたときに感じられるアジの動きの変化からイカの存在を察知することができるなど多くのメリットがあります。イカの気配を感じてからのアジの操作は、アタリがいつくるかドキドキして楽しいものです。
〈その4〉オモリを有効に活用しましょう!!
春は底近くを探るパターンが有効となるケースが多いため、アジを沈ませるためのオモリ類を積極的に使いたいものです。
まずは重いオモリを打ってアジを少し泳がせてみましょう。その後、回収したアジに触れて冷たいと感じたら底潮の水温が低いと想像できます。そのことから、アオリイカは底よりもやや上層を泳いでいる可能性があると考えられるため、ワンランク軽いオモリ(M)にチェンジします。このようにアジの状態から水中の様子をイメージしてタナを調整すると、よりよい反応が期待できます。
なお、遊泳力に乏しい小さなアジを餌にするときはSサイズがちょうどいいでしょう。
〈その5〉アジバケツの水はこまめに交換
ヤエン釣りでは餌のアジの元気のよさが生命線といっても過言ではありません。元気のよさを保つためにも30分に1回はアジバケツの海水を入れかえましょう。水汲みバケツ1杯の水を入れかえる程度でもよいので面倒がらずに定期的に行なって下さい。
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