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竿がなくても無問題!! 簡単、楽しいペットボトル釣法のススメ
本命の時合待ちに行なうもよし、置き竿ついでに行なうもよし、ひと晩を通して本格的にアタリを待ってもよし、という具合にペットボトルを用いたスタイルはさまざまな楽しみ方ができます。ボトルが倒れればヒットというようにアタリので方がわかりやすくて楽しいのも魅力です。お子様と一緒に行なうときっと喜んでもらえますよ!!
(文:進藤 学)
冬に行なうルアーでのメバル釣りの合間に息子とよく楽しんでいるのがペットボトルを竿に見立てて魚を狙う超お手軽なパターンです。港内の岸壁際や、少し沖の底へ仕掛けを沈めて待つだけでガシラをはじめとした根魚やアナゴの数釣りが楽しめます。
基本的には夜の釣りとなりますが、車横付けOKの釣り場なら車の中で暖を取りながらのんびりとアタリを待つことも可能です。そんなシチュエーションなら寒さとは無縁で楽しめます。
ペットボトル釣法の仕掛けは安価かつ製作も用意!!
用意するもの
ペットボトル釣法を行なうにあたって必要な道具は以下の通りです。
●空の500㍉㍑のペットボトル
●ナイロンライン4〜5号(ボトル1本につき25㍍)
●オタフクオモリ10〜15号
●ハリスつきのウナギバリ10号前後
●サルカン
●ケミカルライト
●夜光の熱収縮チューブ
仕掛けの製作手順
①ラベルを剥がしたペットボトルの飲み口の下に道糸を軽く巻きつけます。
②ペットボトルの両端を持ってクルクルと回し、胴体に道糸を25㍍ほど巻きつけます。
③オタフクオモリを通した道糸にサルカンをセットします。次に3㌢ほどに切った夜光の熱収縮チューブをハリのチモトにかぶせ、ハリスをサルカンに結びます。最後に、挟み込めるタイプのケミカルライトをハリスにセットすれば完成です。
なお、ケミカルライトは必ずつけましょう。これの有無で釣果に大きな差が出ます。また、アナゴはハリを飲み込むことが多いため予備のハリス仕掛けを多めに製作して持参しましょう。
狙い目は波止際&チョイ沖。釣り方も簡単!!
釣り方はいたって簡単です。その方法の詳細は以下の通りです。
手順1
ハリに餌をセットします。餌はイシゴカイとサンマの切り身を使います。サンマの方が高い集魚効果が期待できます。
手順2
風の影響で倒れないようにペットボトルの2/3〜1/2程度まで海水を入れます。水の量が少ないと、魚がヒットしたときに持っていかれるので注意が必要です。
車中で待機してアタリを待つときは大きめのケミカルライトをボトルの中に入れましょう。これでボトルの位置と動きがひと目でわかるようになります。
手順3
狙い目は2通り。港の岸壁際と、10㍍ほど沖までの間です。
沖を狙うときは、オモリの20㌢ほど上の道糸を利き手でつかみ、ボトル底が狙いの場所へ向くようにペットボトルの首付近を逆の手で持ってアンダースローで放ります。あまり飛ばし過ぎると糸フケが出やすくなり、アタリがあってもペットボトルが倒れにくいのでほどほどの距離に留めましょう。
手順4
糸の放出が止まったらオモリが着底したサインです。ペットボトルを軽く回転させて糸フケを巻き取ります。そして、最後に飲み口の下に糸を軽く巻きつけてからペットボトルを護岸の上に立てます(護岸際に立てるとアタリがでるとともに海に落ちる恐れがあります。際から少し離して置きましょう)。
手順5
魚がヒットするとボトルが倒れます。その反応がでたらペットボトルを手にして糸を手繰り、軽くシャクる程度の合わせを入れましょう。あとはひたすら糸を手繰ります。このとき、ボトルに糸を巻きつける必要はありません。巻くのにもたつくと糸が緩んでバラしやすくなります。糸を手繰ることだけに集中しましょう。
ペットボトル釣法実績場ガイド
南勢・波切漁港
湾奥にある小さな波止がおすすめポイントです。足場がよくて駐車場所やトイレもあるので家族揃って楽しむことができます。
ターゲットはメバル・ソイ・マハタ・アコウ・ガシラ。小型ながらクエがヒットしたこともあります。
アクセス | 伊勢道・伊勢西ICをおりて県道32(伊勢道路)を賢島方面へ。恵利原アメニティー前交差点を右折してR167→R260と道なりに直進。大王崎の看板を目印に左折して漁港へ。 |
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中紀・阿尾漁港
大波止の内側へ車を乗り入れできます。ガシラやアナゴが多いですが、何がくるかわからないという期待感があります。冬期にも風の影響を受けにくくて快適な釣り場です。
アクセス | 湯浅御坊道・川辺ICをおりて右折し、道なりに直進。突き当たりの萩原交差点を左折してR42を南下し、1つめの信号がある内原駅前交差点を右折。県道189を道なりに産湯方向へ進むと阿尾漁港。 |
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アイナメ・ガシラ・メバルが連発!! 神明・垂水一文字の根魚釣りを解説
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