実力はA級並み!! 冬の優良サブスポット｜紀北･和歌浦漁港のグレ･ガシラ

和歌浦漁港での釣りの概要

紀北のファミリーフィッシングの釣り場としては田ノ浦漁港が注目されがちですが、和歌浦漁港もそれに劣らず優秀な釣り場です。足場はよいうえ、駐車場やトイレも完備されているだけに気兼ねなく釣りを楽しむことができます。１〜２月はカゴ釣りやフカセ釣りで20㌢前後のグレ、エギングでコウイカ、探り釣りでガシラが釣れます。

ここでのおすすめのプランは、フカセ釣りと探り釣りの２本立てで遊んでから和歌浦名物のシラスの食味を楽しむというものです。明るくなり始める６時半ごろから昼前ごろまで釣りを楽しみ、その後は港内のおっとっと広場でシラス丼をいただいてからお土産を購入して帰途につく…、というプランが楽しいと思います。

ガシラ狙いの探り釣り

波止際から10㌢以内に仕掛けを落とし、底まで沈んだらオモリの重みで竿先が軽く曲がる程度に糸を張ってアタリを待ちます。糸を緩めるとアタリがわからないうえ、根掛かりが増えるので注意して下さい。

アタリは竿を揺らすほどの明確な反応として表われます。それが表われたら素早く合わせてから一気にリールを巻いて抜き上げましょう。

アタリがないときはポイントをかえて下さい。テンポよく探っていくのが数を釣るコツになります。

グレ狙いのフカセ釣り

１ヒロ半にウキ下を設定した仕掛けを潮がヨレているところ（海面の波立ち具合が異なることろ）やシモリの回りを目がけて投入します。それからウキの周囲にシャクを用いて撒き餌を数回打ちます。あとは抵抗がかからないように潮に任せて仕掛けを流しながらアタリを待ちます。

フカセ釣りでは即合わせは禁物です。ウキが沈むアタリがでたら糸フケを巻き取り、竿を軽く引いて聞いてみます。それで魚の重さや引きが伝わったら鋭く竿をあおりましょう。中にはウキが沈みそうで沈まない反応が続くこともあります。このときはリールを軽く巻いて糸を張り、竿で聞いてみましょう。魚信があるなら前述の通りに鋭く合わせればＯＫです。

撒き餌は生の沖アミ３㌔、グレ用の集魚材１袋、アミエビ１.５㌔を混ぜ合わせたものがおすすめです。アミエビを加えることで粘りが出て遠投しやすくなります。

刺し餌は生の沖アミを使います。集魚材を混ぜ合わせる前の沖アミブロックから刺し餌分を取りわけておきましょう（多少崩れた沖アミの方がグレの食いが良好です）。刺し方は、ちぎった尾の切り口からハリを入れて通し刺しにします。

シラスも見逃さないで!!

ここでしか味わえない美味といえる「わかしらす」は港内の「おっとっと広場」（2019年は１月19日から営業）や「やぶ新（090-3281-1149）」で購入できます。市場内の食堂ではシラス丼をはじめとした多彩な海鮮メニューがリーズナブルに味わえるうえ、鮮魚類のお土産も購入できます。

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