【堤防釣り】保存版・初夏の大物釣り場12選〈紀北〜南勢エリア編〉 | 関西のつりweb | 釣りの総合情報メディアMeME

【堤防釣り】保存版・初夏の大物釣り場12選〈紀北〜南勢エリア編〉

大物ガイド 紀北〜南勢1

初夏はあらゆるターゲットの活性が上がるタイミング。普段はアプローチできない大物の動きもよくなるため、自己記録更新サイズをゲットできる期待感は高まるばかり。そんなチャンスをものにできる要注目の釣り場として紀北〜南勢エリアの中から12個所をピックアップ。自身の好みにあったターゲットに目をつけて大物ならではの強烈な引きを体感して下さい!!

釣行にあたっての注意事項

楽しく釣りを続けるために以下の点を心がけること。
①釣り場にゴミを残さない、②迷惑駐車をしない、③立入禁止エリアに入らない、④港湾作業を妨げない、⑤危険を冒さない、⑥民家の近くで騒がない、⑦ライフジャケットを着用する。
なお、釣り禁止場所や駐車の可否、各種料金などの釣り場に関するすべての情報は変更される可能性がある。釣行の際は現地の事情をご確認のうえ、指示に従うこと。

①田ノ浦漁港周辺〈和歌山県〉

大物釣り場田ノ浦漁港

ターゲット:アオリイカ

紀北エリアにおけるアオリイカの釣期はおよそGW明けから6月下旬まで。アベレージは1㌔前後〜2㌔ぐらいだが、3㌔オーバーの実績もある。

おすすめの釣り方はエギング(ヤエンやウキ釣りでも可)。狙い目となるのは沖に面する地続き一文字は外向き一帯と両端。港内に溜まる餌を追ってイカが入ってくることもある。

遊歩道は全体的に水深が浅いものの、シモリや藻場が豊富であるため産卵を意識した大型の回遊が期待できる。特に、高潮位になる満潮前後が狙い目となる。シモリ回りのスリットや藻のエッジをていねいに探ろう。

備考 駐車場の料金は1日510円(7〜8月は610円)。
アクセス 阪和道・和歌山ICをおりて和歌山市内方面へ。そのまま約30分直進するとある雑賀崎トンネルをくぐって突き当たりを左折。浪早崎トンネルを過ぎると田ノ浦漁港。

②千田漁港〈和歌山県〉

大物釣り場千田漁港

ターゲット:チヌ

メインポイントは波止の先端部。紀州釣りは足場のよい内向き、フカセ釣りは魚影の濃いテトラ帯で竿を出すのがおすすめ。良型(40〜50㌢クラス)はGW前後から6月中旬まで期待できる。

水深は満潮時で約3ヒロ半と浅い。そのため雨後や気温が低いときは食いが落ちる傾向にある。刺し餌はボケが有効。また、コーンが当たり餌になることもある。

備考 駐車料金は500円。
アクセス 阪和道・有田ICをおりてR42を北上し、保田橋南詰交差点、または野交差点を左折。

③田村漁港〜ブロック突堤〈和歌山県〉

大物釣り場田村漁港

ターゲット:チヌ・マダイ

田村周辺は砂底に磯や根が点在しており、磯魚を中心とした魚影が濃い。水深は平均して3〜4ヒロほどで、深くても6ヒロ程度。潮通しは湾奥ながらよい。漁港対岸のブロック波止の先端はかなり速い流れになることもあるため、2〜3人で竿を出すのがよい。

ここでは3月ごろからフカセ釣りや紀州釣りでチヌが釣れ始める。それと同時にマダイの大型も期待できるようになる。GWごろからはチヌがメインとなるが、マダイやアイゴ・グレも釣れる。

夕方の時合には大物がヒットする可能性が高くなる。そのタイミングで底を中心に狙うと大物がヒットする可能性がさらに増す。また、底以外にもウキ下2ヒロ未満で点在する根回りを狙うのもおもしろい。

アクセス 阪和道・有田ICをおりてR42を北上し、保田橋南詰交差点、または野交差点を左折。千田漁港を越えて進むと田村漁港。

④衣奈漁港 〈和歌山県〉

大物釣り場衣奈漁港

ターゲット:アオリイカ

エギングでの狙い目は波止の外向き一帯。また、右手の港にあるテトラ帯の沖の藻場も狙い目。港内でも釣れるが、サイズは出にくい。沖向きは砂底とあってコウイカも多い。

アオリイカのレギュラーサイズは1㌔前後だが、2㌔オーバーも期待できる。ベストタイムは夕まづめ以降。その時間帯は特に集中して狙いたい。

イカの気配がないときや、まづめどきの時合待ちにはメタルジグやバイブレーション、ワームなどで底を探ってみるとよい。良型マゴチのヒットが期待できる。

備考 駐車料金は500円。
アクセス 阪和道・広川ICをおりてR42をしばらく南下。門前交差点を右折して県道23→県道24と道なりに進む。突き当たりが衣奈漁港。