【堤防釣り】保存版・初夏の大物釣り場12選〈紀北〜南勢エリア編〉 | 関西のつりweb | 釣りの総合情報メディアMeME - Part 2

【堤防釣り】保存版・初夏の大物釣り場12選〈紀北〜南勢エリア編〉

⑤柏漁港〈和歌山県〉

大物釣り場柏漁港

ターゲット:チヌ・マダイ・コロダイ

由良湾の南側に位置する小さな波止。年間を通して紀州釣りやフカセ釣りでチヌが狙える。底は砂泥混じりの岩礁帯。岩礁には海藻がよく生えるためメバルなどの魚影も濃い。チヌはGWごろから波止の内向きと外向きで中型の数釣りが楽しめる。

港内は、水深が3〜5ヒロと適度であるうえ、潮流が緩やかとあって釣りやすい。外向きの水深は手前で2〜3ヒロ、20㍍ほど沖で6ヒロほど、その先はさらに深くなる。

チヌ以外にも大型のマダイやコロダイ(夏場)などが釣れるので油断は禁物。他にもアオリイカ・アジ・サバなどターゲットは多彩である。

紀州釣りのチヌ狙いは内向きがおすすめ。夏ごろにはたくさんの魚影を確認できる。時合は潮の上げ7分と下げ3分、それと干潮からの上げ始めにくることが多い。中でも上げ始めは大型チヌのヒット率が高いので、潮止まりから気を抜かずに狙いたい。

波止回りの他、満潮時に水没するものの石積みの波止もおもしろい。

備考 駐車料金は500円。
アクセス 広川ICをおりてR42・入路交差点を左折し、県道23を由良港方面へ。突き当たりを左折して県道24に入り、次の信号(海上自衛隊前交差点)を右折。しばらく進むと柏漁港。

⑥田辺・元島の護岸〈和歌山県〉

大物釣り場田辺元島

ターゲット:アオリイカ

広大な地磯に囲まれた足場のいい護岸。地磯回りの底は荒いが、護岸前は障害物のない砂底だから釣りやすい。水深は5㍍前後。

ウキ釣りやヤエン釣りのおすすめポイントは護岸の両端。釣期は3月上旬から6月末まで。サイズは1.5〜3㌔オーバーが期待できる。

時合は朝夕のまづめどきや潮が動いているとき、足もとに小魚が多く確認できるときなど。潮が動かないときや、小魚が確認できないときは期待薄である。

アクセス 阪和道・南紀田辺ICをおりて交差点を直進し、上の山交差点を右折。R42を西進して目良交差点を左折。しばらく進むと、天神崎の駐車場がある。

⑦串本港・赤灯波止〈和歌山県〉

大物釣り場串本港

ターゲット:マダイ

海底はシモリが点在する砂泥。潮流が速く、水深が豊富であることから大型マダイの回遊が期待できる。その釣期は4月末から年内一杯。平均サイズは40〜50㌢で、70㌢オーバーも期待できる。

釣り方は沖アミを餌にしたカゴ釣り(ハリスは6号以上)。撒き餌を広範囲にきかせることを意識し、潮流に合わせて沈みテトラをなめるように仕掛けを流すのが有効だ。朝夕のまづめどきが狙い目となるが、日中も期待できる。ただし、潮が流れずにボラばかりアタるときは期待薄である。

カゴ釣りタックルはこちら

アクセス 紀勢道・すさみ南ICをおりてR42を約30分南下。

⑧新宮港・巴川周辺〈和歌山県〉

大物釣り場新宮港

ターゲット:メバル

広大な新宮港の中で特にメバルの実績が高いポイント。数百㍍にわたって続く足場のいい敷き石からの釣りとなる。底はシモリ混じりの砂地となっている。

アベレージサイズは25㌢前後だが、尺クラスはもちろん、35㌢クラスが釣れたというウワサもある。

高潮位時は足もとの敷き石周辺をルアー釣りで探るのがおもしろい。潮の動き始めはプラグやフロートリグで沖を広範囲に探るのがよい。5月以降は小魚が動き始める朝まづめが期待大。

アクセス 紀勢道・すさみ南ICをおりてR42を串本方面へ。古座、勝浦と経由して進み、紀伊佐野駅交差点を右折したのち次の交差点を右折。または熊野尾鷲道路・大泊ICをおりてR42を南下し、紀伊佐野駅交差点を左折したのち次の交差点を右折。