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【投げ釣り】カレイ・春型釣り場のポテンシャル Part.4 但馬~山陰エリア
〈釣り場ガイド〉
但馬~山陰のおすすめ春型ポイント
【境水道・フェリー乗り場】
ここなら春先から初夏までOK!!
隠岐汽船のフェリー発着場付近は3~6月の春ガレイのシーズンを通して釣れるありがたい場所である。潮の大小にかかわらず込み潮時の期待感が高く、数は出ないが30㌢クラスが高確率で釣れている。
特によいのがⒶの付近。40㍍ほどの近投でよく釣れる。Ⓑ、Ⓒは遠投がよいが、カレイよりスズキがメインになることも多い。餌はマムシ、アオイソメ、ユムシに実績がある。ここでの仕掛けは根掛かりなどのトラブルが少ない1本バリの使用が基本。それも少し派手めのものがよいようだ。
なお、釣り場は車横づけ可能な岸壁だが、フェリー会社が営業を始める時間には近くの有料パーキングに車を移動させること。
【但馬・香住東港、西港】
各港の条件的違いを考えて攻略
香住には東港、西港という春型のポイントになりやすい比較的大きな港が隣接しており、それぞれの条件的な違いを考えて狙うのがおもしろい。まず、水深に関しては東港がちょっと深く、西港はやや浅い。そして最大の違いは川の流れ込みの有無だ。東港には流れ込みがあるから水温は安定しにくいが、カレイの餌は豊富なようである。西港は流れ込みがないから水温的には安定するが、魚の寄りは東港ほどではない感じだ。釣行の際はこの違いと当日の条件を考え合わせて狙い目を絞りたい。
■香住東港
渡船利用で沖にある一文字に渡るのもおもしろい釣り場だが、ここでは地方で狙うことを前提に話を進めよう。
Ⓐの川尻付近は条件さえ安定していれば魚の寄りがよく、投点20~30㍍で中型が数釣れることがある。
Ⓑの水産センター回りの護岸も50㍍程度の近投で中型主体に釣れ、ときどき大型アイナメがアタッて驚かされることもある場所だ。いずれのポイントでも餌は動きのよいアオイソメ、イシゴカイが効果的だと感じる。
Ⓒは一発大物に期待するポイント。遠投有利で多少は根掛かりもあるが、アタれば良型であることが多いのでじっくりと狙いたい。
■香住西港
主な釣り場は西側から港を覆う形になっている赤灯波止。その先端周辺を釣る(それより手前は外向きのすぐ先にテトラ積みがあって釣りにならない)。
ここでは内向きの港内狙いでも実績があるが、基本的には外向きを遠、中、近投で広く探る方がよく釣れる。日によって魚の多い投点がかわるため、アタリがないのに同じラインばかりを釣っていると失敗する。
カレイはイシ・マコの20~30㌢クラスが中心で、キスやアイナメが混じることも多い。餌はマムシをメインにアオイソメの房掛けを併用するパターンが特によい場所だ。
【但馬・浜坂港】
良型主体に楽しめる一文字で!!
浜坂は春のカレイ狙いで特に有名な実績場。ここでは港の各波止でも実績があるが、何といっても渡船利用で一文字に上がるパターンが断然有利である。
なお、投げ釣りの場合は一文字全体で定員4~5人だ。釣行前に渡船店に連絡し、当日に一文字を希望する客の有無を確かめておく方がいいだろう。
外側は荒い大型テトラなので狙い目は内向きだ。海底はほぼ砂地で探りやすいが、投点は70㍍ラインがよいことが多い。遠投で広く探るのもいいが、中投のエリアはしっかり押さえておきたい。餌はユムシ、マムシをメインに使って釣果を上げている。
カレイは30㌢オーバーがよく出るし、アイナメやキスの良型も食ってくる。また、足もとで割と型のよいサンバソウ(30㌢程度)がよくアタることがあり、これを狙うのもおもしろい。
渡船は浜坂渡船(090・1142・4251)。
【投げ釣り】カレイ・春型釣り場のポテンシャル Part.1 鳴門~阿南エリア
【投げ釣り】カレイ・春型釣り場のポテンシャル Part.2 神明~東播、淡路島エリア
【投げ釣り】カレイ・春型釣り場のポテンシャル Part.3 北陸~若狭エリア
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