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投げカレイは時合が重要!! 食いが高まるタイミングの把握法と備え方を解説
投げ釣りにおけるカレイのヒットパターンを考えた場合、食いが高まるタイミングの傾向が見えてきます。いわゆる時合を見きわめ、備えることができればアタリをモノにできる確率は高まります。その見きわめ方をはじめとした時合の考え方について紹介しましょう
カレイの時合到来の見きわめ方は?
時合の傾向は釣り場によって少し異なります。一般的には干潮、満潮時からの潮の動き始めや止まる前、そして朝夕のまづめどきが時合だとされています。それが激流ポイントであれば潮止まりも時合になりますし、ところかわれば特定の時間帯にアタリが集中するというケースもあります。
特定の時間帯によって時合が到来するケース以外は、何らかの変化を基準にして手返しにメリハリをつけるのが理想的です。
ただし、カレイの時合だからといって他魚(餌取り)がおとなしくなるわけではありません。とはいえ、カレイの時合になると餌が残りだすという状況もあります。そうしたハリから得られる情報には敏感になることが大事です。そして、少しでも餌が残るときはチャンスと考えて打ち返しを増やすこと。それが釣果を上げるために有効な手段となります。
カレイの時合中にすべきことは?
釣り場によってはサソイが有効なこともあります。しかし、海底に変化があるエリアだと根掛かりが多発したり、ポイントから餌がはずれるという不具合が生まれがちとあって駆使しないのが賢明です。海底がフラットで餌取りがほとんどいない場所なら多用してもよいでしょうが、そもそも餌取りが少ないとはあまり考えにくいですし、海底がフラットなエリアでは魚影が濃くないものです。
時合中に何よりも大事なのは、カレイのポイントと思えるゾーンに置いた仕掛けに餌がついている状態を維持させることです。その点を意識すると釣りが大変になりますが、餌取りが多い状況下でもめげない気持ちを持つことが大切です。
時合中にハリに餌を残すことを考えた場合、新鮮な虫餌に加えて餌持ちのよいユムシ、塩マムシなどを併用するのが有効です。これで手返しの頻度は緩和されます。
餌持ちのよい餌は餌取りの少ない場所での効果は期待できません。しかし、餌取りが多い場所なら効果は絶大です。
時合中は自身で管理できる範囲の竿数で手返しをし、仕掛けには常に餌がある状態を維持させること。餌がよく取られるなら一定の時間で手返しを行ない、カレイにアプローチし続けるのがベターです。
カレイの時合までにすべきことは?
予備知識のない初めての釣り場なら潮流や海底の状況(水深も)を把握することからスタートしましょう。予備知識がないぶん時間がかかるのは否めませんが、いろいろなエリアへ積極的に投げわけることで多くの情報を入手して狙うゾーンを決めたいものです。
足をよく運ぶ場所ならある程度の情報が頭にインプットされているでしょう。しかし、障害物の状況などが前年とかわっていることもあるため、手探りでスタートして新たな情報の有無を確認するのが賢明です。
カレイは時合に釣れることがほとんどです。当然、時合にはより集中する必要があります。しかし、時合と思えない時間帯に偶発的な感じでヒットすることも案外多いものです。餌取りだらけと思って竿を放置するスタイルだと、思わぬ拾い物をする確率は低下してしまいます。
餌取りと付き合いながら時合到来まで気を緩めずにカレイを狙うと思わぬ釣果にありつくこともあります。しかし、そのパターンを実行すると、集中力や体力が持ちません。時合まで集中力を持たせるなら、時合到来までは竿数を減らしたり、仕掛けのハリ数を減らしたりするなど、できるだけ手間がかからないスタンスで挑みましょう。もちろん、時合のタイミングに出遅れないように投入を控えたタックルなどの準備は怠らないことが大事です。
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