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【梅雨グレ攻略2】降雨が少ない状況の傾向と対策を紹介|上田泰大の常勝トーナメント思考 Vol.37

グレ常勝トーナメント37

近ごろの梅雨時期の降雨の傾向として、まとまった雨量となる一方でしばらく降らないという点があげられます。そのうちグレ釣りにおいて釣りにくくなる状況といえる低雨量時の対策が今回のテーマです。

(カメラ/文 上田泰大)

緊急事態宣言がようやく解除され、釣りに行ける雰囲気を感じられるようになってきました。とはいえ、予断を許さない状況とあって今回は和歌山県の那智勝浦の釣りを例としてあげ、しばらく雨が降らない状況(梅雨の中休み)における梅雨グレ攻略法を紹介いたします。

梅雨時期のグレ釣りの基本

撒き餌について

梅雨時期の釣りにおける準備でまず注意しなければならないのが持参する撒き餌の量です。アジ・サバ・オセンといった餌取り対策として撒き餌は多めに用意するのが賢明です。

用いる配合餌に関しては、集魚力の高いタイプよりも増量タイプを主体とするのがいいでしょう。個人的にはマルキユーのグレジャンボ、遠投ふかせTR、グレパンなどが好みです。それらに沖撃ちスペシャル、グレパワーV10、グレパワー遠投などのまとまりを生む遠投系を加え、途中でバラけないようにしっかりと練り込むのが撒き餌作りのコツとなります。

グレ常勝トーナメント37
増量タイプを主体にまとまりをもたせられる遠投系の配合餌を使うのがおすすめです。十分な量を用意しましょう。

タナについて

朝イチからいいサイズが食ってくることが多いこの時期はやや太めの仕掛けでスタートし、気を抜かずに仕掛けをなじませていきます。グレは、活性が高まれば浅めのタナへ上がってきますが、スタート直後は深めのタナで食うことが多いです。

グレ常勝トーナメント37
朝イチから良型が食う可能性があるため太めの仕掛けで挑むのが賢明です。

ポイントについて

木ッ葉クラスのグレの活性が高いのもこの時期の特徴の1つ。手の打ちようがないほど撒き餌に群がるときは遠投で狙うのが有効です。それでサイズアップの確率が高まります。

遠投ということで、仕掛けはやや大きめのウキを用いるのが有効です。私は9~12㌘の円すいウキを主体に使用します。

グレ常勝トーナメント37

刺し餌はマルキユーのくわせオキアミスーパーハードやV9のような加工タイプが有効です。生の沖アミと比べて餌持ちがよいうえ、なじみが速いぶんいいサイズのグレが釣れる確率がアップします。

大型グレの高まりやすい警戒心への対処方法

以上の点の他に覚えておきたいのが、雨が降らないぶん海の透明度が高くなりやすいということです。スケスケ状態になると、大型グレほど警戒心が強くなって釣りづらくなります。

このケースの対策としても遠投が有効です。また、ブラインド効果で釣り人の存在を薄くしてくれたり、大型ほど敏感になりやすいハリスの存在を目立たなくしてくれるうえ、高い活性をキープした魚が多いサラシの回りもよい狙い目になります。いずれも良型が食う期待感が高まります。

グレ常勝トーナメント37

サラシ攻めるときに仕掛けがうまくなじまないようならG8~G5のガン玉をハリスに段打ちにするとよいでしょう。

以上の方法も繰り返し行なっていると食いがわるくなります。時間たつとともに餌取りや木ッ葉グレが撒き餌に群れたり、良型が仕掛けを見切りだすからです。

そのようなときはポイントをいくつか設定し、3投など数投ごとにローテーションして攻めるパターンが効果的です。それでよいサイズに恵まれることもよくあります。

グレ常勝トーナメント37
うまく釣ればサイズも期待できる時期です。
グレ常勝トーナメント37
グレの警戒心を考慮した釣りを展開すれば数釣りも楽しめます。

最後に、これからの時期は熱中症に気をつけなければなりません。私の場合、釣りに夢中になって水分補給を忘れることがしばしばあります。雨や曇りの予報だったにもかかわらず、急に晴れて炎天下になるという状況も何度も経験しています。天気予報に頼り過ぎた判断ではなく、水分や氷を多く持参するとともに、こまめな補給を自身で心がけて釣りを楽しんで下さい。


【上田泰大プロフィール】

釣り好きだった父に連れられて物心がついたときから川でフナやコイ・ブラックバスを釣る。そして、大学生のころに本格的に磯釣りを始める。我流の釣り方ながら誰よりも上手と思い込んでいた中、初めて出場したトーナメントで他の選手のレベルの高さに衝撃的を受ける。それ以来、シーズン中(4〜6月、9〜12月)は毎週のように参戦するほどトーナメントの釣りにハマる。
主なトーナメントのタイトルは、2015シマノジャパンカップ磯(グレ)釣り選手権大会優勝、日本グレトーナメント優勝3度、和歌山グレドリームカップ優勝3度、G杯争奪全日本がま磯(グレ)選手権3位、マルキユーカップ全日本グレ釣り選手権大会準優勝。年間釣行回数は約60回。京友磯釣クラブ会長。京都府在住。

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