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チヌ・紀州釣りの悩みを解決!!|フナムシを餌にするときの使い方のコツは?

紀州釣りフナムシを餌にするときの使い方のコツは?

Q:フナムシを餌にするときの使い方のコツは?

紀州釣りにおいて餌取りが極端に多いときはフナムシが有効だと聞きました。一般的なボケや沖アミと比べて釣り方などは異なるのでしょうか? フナムシ使いのコツを教えて下さい。

A:荒れ後は特に有効です

フナムシは盛夏から秋にかけての餌取りが多い時期に有効な餌です。波止回りでもよく見られる通り、数が豊富なことからチヌはもとよりグレなどの常食の餌となっているようです。そのため好釣果を得るために不可欠だといっても過言ではありません。

紀州釣りフナムシを餌にするときの使い方のコツは?
ローテーションの一環として有効な餌の1つです。

ただし、いろいろな魚が好むフナムシとはいえ、小アジやイワシなどの小魚は例外です。その点だけでも活用できる理由となるでしょう。

餌取りが多いときに有効だといわれるのは、沖アミに比べて少しかたいぶん餌もちがよいと思われているからでしょう。しかし、餌もちに関しては大差がないように感じます。特にやっかいな存在であるフグは、ボケ、サナギ、沖アミともにかわらない速さで食います。もちろんフナムシも例外ではありません。ここでいう有効とは、口にする餌取りの種類が減ることであり、チヌが釣れる確率が向上するということを差しているのではないでしょうか。

紀州釣りフナムシを餌にするときの使い方のコツは?
かたさではなく、好む魚種が減るという点でチヌに食わせやすい餌だといえるのだと思います。

そんなフナムシが特に有効だといえる条件があります。それは荒れ後など、波止際やテトラ際で波がバチャバチャとなっているときです。波によってフナムシが海中に落ちるのをチヌはわかっているようで、波気があるときは好反応を示します。

そして、フナムシ使用時の合わせに関しては、前述した通りにかたい餌ではないためジブジブとウキが消し込まれるアタリであっても即合わせでよいでしょう。

フナムシの取り方について

さて、フナムシの取り方についても触れておきましょう。

何もない平らなケーソンで素早い動きを見せるフナムシを捕まえるのは至難のワザです。方法としては、ケーソンの隙間などにわざと追い込み、バケツやタッパーを下に構えた状態でまっすぐの細い木の枝などで掻き出す方法が有効です。

紀州釣りフナムシを餌にするときの使い方のコツは?
ケーソンの隙間などに入る習性があります。また、アミエビや沖アミを好むため、それらを餌としておびき寄せて採取する方法も有効です。

ただし、1つ注意点があります。フナムシは暑くなる日中にはケーソンの隙間などの奥深くに隠れて姿を見せないため、できるだけ日の出までに必要な分を取っておくことです(過度な採取は控えましょう)。

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