タダなのにメチャ釣れる!! フナムシの餌で挑む夏秋のフカセ釣り

フナムシ7

皮がかたいことから餌取りに強く、食いも良好という具合に、堤防回りで見られるフナムシは餌取り対策が求められる夏〜秋のフカセ釣りには最適の餌といえます。撒き餌として使えばいっそう効果的ですが、数が取れないなら刺し餌だけで使っても十分な釣果が期待できます。さあ、餌取り対策の特効餌といえるフナムシでグレ・チヌ・イシダイなどをバンバンと釣って下さい!!

(文:福永知也)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

フナムシを用いたフカセ釣りとは?

フナムシ1

餌取りが多い時期でもフナムシを使うことで良型のグレにアプローチできます。

その姿、形から苦手な方も多いと思われるフナムシですが、私が住む和歌山では釣りの餌としてよく知られています。餌取りに強いことから夏場にはなくてはならない餌の1つとして考えられています。それで釣れる魚は多彩で、グレ・チヌ・イシダイにはとりわけ高い有効性を発揮します。

フナムシ2

良型のチヌもよく釣れます。

昔はフナムシを撒きながら釣りをしていましたが、絶対数が少なくなっている近ごろは撒くほどの数を採取できないこともあります。だからといって1日釣りをするだけのフナムシを餌店で購入するとなると万単位のお金が必要となります。そのため、最近では刺し餌のみで使用し、ヌカとアミエビを混ぜ込んだものを撒き餌にして釣ることが多くなっています。

フナムシ捕獲法

フナムシ6

多く採取できれば撒き餌としても使用でき、よりよい釣果が期待できます。

フナムシは堤防の壁でよく見られます。特に壁が潮で濡れているときに集まりやすいため、捕獲するにはそのタイミングが狙い目になります。

私はビニール袋を取り付けた自作の玉網を使い、壁を掻くようにして捕獲しています。時間帯は夜間がベスト。日中はすばしっこくて取りづらいですが、夜となると動きがかなり鈍くなって素手でも捕まえられるようになります。

フナムシ4

自作のフナムシ用玉網です。しっかりとした棒状のものに整形した枠(ワイヤーハンガーなど)をガムテープなどでで取り付け、そこへビニール袋を固定するだけでOKです。

フナムシ5

専用に作った玉網を用い、堤防の壁を下から上へこするようにして捕獲します。

捕まえたフナムシは木の枝や葉っぱを入れた竹カゴに入れて管理します(竹カゴがなければバッカンでも代用可能)。たまに海水をかけてやると弱りにくいですが、長期の保管は難しいので釣行前日に採取しましょう。どうしても採取できない場合は購入するしかありません。その際はフナムシを取り扱っているかどうかを餌店に事前に確認しておきましょう。

釣り方の基本パターン

釣り方は通常のフカセ釣りとかわりません。フナムシがいくら餌取りに強いといっても、ベラやガシラ・アイゴなどは普通に食ってくるのであまり深いウキ下で釣らないようにしましょう。撒き餌でしっかりとグレを浮かせて釣るということを基本として下さい。

この時期はサバやアジが撒き餌に群らがりますが、フナムシであれば無問題。フカセ釣りの天敵といえるサバやアジにめっぽう強く、本命のタナへ届けることが可能です。

フナムシ3

腹側を内にした一般的な刺し方はもちろん、背を内側にした刺し方でもOKです。後者は餌が外れにくいという特徴があります。

撒き餌を打ち続けていると、餌取りの下にいるグレが力強い反転運動を見せるようになります。そうなれば餌取りもより早くグレが口を使うようになり、ウキが海中に消し込まれるアタリがで始めます。その状態になれば撒き餌のど真ん中に仕掛け(刺し餌)を持ってくるようにして釣りましょう。そうすることでグレのアタリをより引き出すことができます。

撒き餌にもフナムシを使用する場合は、手で軽く握って仮死状態にしてから上撒きします。そうすることで狙いのタナへ沈められます。この作業に抵抗のある人もいると思いますが、生きたまま撒くと海面を泳いで岸へと戻ってきます。それだと釣りが成立しないので意を決して握って下さい(潰れるほどの握らないようにしましょう)。

アタリがあっても早合わせは禁物です。身がかたいぶん沖アミほど食い込みがよくないからです。ゆっくりと仕掛けを送り込んでから合わせるぐらいが理想的です。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう