家族釣行対応!! キスの手軽な引き釣りガイド

キスの手軽な引き釣り1

6月を迎えれば、数釣りが楽しめる手ごろなターゲット、キスの活性が上向きます。ここでは家族での釣行でも好釣果が上がるように、手軽な引き釣りのパターンを紹介します。釣行できるタイミングに備えてノウハウを習得してみてはいかがでしょうか?

投げ釣りの2大ターゲットといえばキスとカレイでしょう。いずれも釣って楽しく、食べておいしい魚ですが、釣り方がちょっと異なります。

カレイ釣りは、1日に何度か訪れる短い時合を複数の置き竿で狙う「静と粘りの釣り」が主体となります。キスにも置き竿で粘るパターンがありますが、基本的には1本の竿を用いて釣れなければどんどん場所をかえて狙う「動の釣り」となります。その点からすると、キス釣りは気の短い人にはもってこいの釣りともいえるでしょう。

キスという魚は釣り人のサソイに素早く反応してくれる正直な魚です。その場にキスがいれば他の魚よりもはるかに早く餌を食います。ボウズとなることも多いカレイ釣りに対し、勝負が早いキス釣りではボウズを食らうことはほとんどありません。

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安定した釣果が見込めるのが魅力です。

また、キス釣りは大きなアタリを楽しめるという魅力もあります。ときにはグッ、グ〜ッと竿先を大きく引き込んでくれるからたまりません。20㌢以上のキスを感度のいいPEラインで狙うとアタリの大きさに驚き、その感触が忘れられなくなります。そんなグッドサイズのアタリを何度も味わうとキス釣りにハマること請け合いです。

キス釣りのシーズンは?

キスの好釣果、特に大型を狙うなら6月ごろがベストでしょう。この時期には恐れを知らない沖合のキスが大挙して接岸するからです。30㌢に近いような大ギスを釣るには一番のチャンスといえます。

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初夏は大型も期待できる好シーズンです。

なお、キスは食味のよさも楽しみの1つです。15〜20㌢級は天プラや塩焼き、それ以上なら刺し身で食すことも可能です。自身で釣って料理したキスの味は格別です。

手軽なキス釣りで目をつけたい釣り場は?

キスはどこで、どのように狙えばよいのか? それは狙うキスのサイズや数によっても異なります。

たとえば、遠投力のある人なら砂浜に入って横へ移動しながら沖から手前まで幅広く探ればかなりの数をゲットできます。しかし、遠投ができない手軽な道具の場合、近投でもキスが釣れる場所を選ぶことが重要となります。

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近投主体なら砂地の漁港が狙い目です。

砂浜でも時期によっては満潮前後に近投で大釣りすることもありますが、キスのアタリをよりよく楽しみたいなら漁港や、沖に突き出ている埋立地の護岸に目をつけるのがおすすめです。そうしたところでは近投でも良〜大型がヒットするチャンスもあります。また、チヌなどの他魚がヒットする可能性もあります。

手軽なキス釣りのタックルは?

近投の釣りなら高価な専用タックルを揃える必要はありません。竿は3㍍ほどの軽い投げ竿、短いルアー竿やコンパクトロッドで構いません。それらの竿に中〜小型のスピニングリールをセットし、10〜20号程度の軽いオモリで40〜50㍍ほど投げれば十分に釣りになります。

近投で狙う場合は、そうした軽い道具の方が良型のキスや他魚の大物をゲットできる確率が高くなります。オモリが軽いうえ、竿先がやわらかいぶん魚に違和感を与えないため食い込みがよくなるからです。

なお、型のよいキスは岸壁近くへ寄っていることもあり、思わぬタイミングでヒットすることがあります。仕掛けを引いて寄せるときは最後まで気を緩めず、竿先にでる変化に集中しましょう。

仕掛けと餌について

のんびり楽しみながら確実にキスを釣るなら絡みにくさを重視した図のような短い仕掛けがおすすめです。

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餌はイシゴカイを用います。

餌は安価で動きのよいイシゴカイだけで十分です。タラシの長さは狙うキスとッ使うハリのサイズによって決めます。

中〜小型が主体ならハリは7号とし、餌をハリいっぱいに刺すパターンが有効です。タラシを出さない方がキスの掛かりがよくなると思います。

中〜大型キスの場合はハリを9号とし、アピール度を高めるために1㌢ほどのタラシを出して餌をセットするのが有効です。ただし、タラシを出すとハリに乗らないアタリが続くことがあります。そのときは食い込みをよくするためにタラシをなくしたり、ハリを7号に落とすといった対応を取るのが得策です。

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手軽なキス釣りの釣り方は?

餌をつけて軽く投げ、仕掛けが着底したらしばらく待ちます。近くにキスがいればすぐに仕掛けに近づき、下バリの餌を狙ってくるはずです。

首尾よくアタリがでても大きく合わせる必要はありません。軽く合わせてからゆっくりと巻き上げればOKです。もちろん、追い食いを待ってダブルを狙ってもよいですが、短い2本バリ仕掛けの場合は、キスの活性が低ければ上バリにはほとんど食いつかないこともあります。あまり深追いせずに手返しよく釣りましょう。

さて、投入後しばらく待ってもアタリがなければソロリ、ソロリと仕掛けを手前に動かします。竿で動かしてもよいですし、リールを巻いて動かしても構いません。

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竿の操作やリーリングのいずれにしてもゆっくりと引くのが基本です。

いずれの場合もアタリがでる竿先に神経を集中させること。キスは餌を動かし始めたときに飛びついたり、止めたときに食いつくことが多いです。その特徴を頭に入れて自分流の誘い方にて1匹ごとのアタリを楽しんで下さい。

手軽なキス釣りのワンポイントアドバイス

前述した通りにキス釣りは「動の釣り」です。釣れないときは1個所にとどまらず、どんどん移動しましょう。

同じ釣り場の中での移動はもちろん、ときには思い切って釣り場自体をかえることも必要です。

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漁港からサーフといった大きな釣り場変更も視野に入れましょう。

一般的に魚釣りでは朝夕のまづめどきが時合となりますが、キス釣りなら多少のんびり出かけても十分な釣果が期待できます。日が高くなってからの干潮時(干底)はちょっと厳しくなりますが、潮が高い状態なら日中でもアタリを得られるはずです。

ただし、日中は非常に厳しい日差しがあります。熱中症や日焼けなどの対策を忘れずに安全に楽しく釣って下さい。

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