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ファイアブラッド オナガ|大型尾長グレのキャッチ率向上が見込める最新磯竿の特徴をチェック

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尾長グレ対応ロッドとして定評のあったシマノの『ファイアブラッド オナガ』が進化を遂げて登場しました。「オナガ」の名の通りに大型の尾長グレの攻略に特化した仕様は要注目です。

その主な特徴は、高弾性素材であるM40Xを用いるとともにスパイラルXコア構造にて仕上げられたブランクス、各節の継ぎ目で起こるパワーロスを低減するパラボラチューンR+、強い引きにも対応できるグリップセッティングの3つです。

【ファイアブラッド オナガの特徴①】強い引きに対応する高弾性素材+スパイラルXコア

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尾長グレの強い引きに対応する素材、構造が採用されています。

カーボン素材には高反発、高感度が期待できる高弾性でありながらも高い強度を持つM40Xが採用されています。そのうえでシマノの一般的な構造に比べてネジリ強度で1.4倍、潰れで強度2.5倍するというスパイラルXコア構造にて仕上げられたことで、さらなる強度アップとパワーロスの低減が期待されます。掛けてからが難しいとされる大型の尾長グレとのやり取りにおいて発揮されるその真価は大きなアドバンテージとなることでしょう。

【ファイアブラッド オナガの特徴②】ロッドのパワーを最大限に引き出すパラボラチューンR+

ロッドパワーのロスに繋がる、各節の継ぎ目で生まれるひずみは振り出しロッドの欠点といえます。そのひずみを解消してスムースなベントカーブを実現するのがパラボラチューンR+構造です。

それによってブランクスが持っているパワーと粘りが最大限に引き出されることで、強烈な引きを見せる大型の尾長グレに対して主導権を握りやすくなると考えられます。高弾性素材+スパイラルXコアとの相乗効果を考えると、キャッチ率のさらなる向上が期待できます。

【ファイアブラッド オナガの特徴③】ホールド性の高いグリップ構造

スクリューシート部分の背面を肉厚にして段差を小さくすることで握り込みやすくしたり、リヤグリップとともにラバー素材が採用されるなど、強い引きを受け止めるグリップ回りにもこだわりが見られます。

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握りやすさと滑りにくさが両立されたグリップ。

また、取り回しをよくするためにグリップエンドが短く設定されている点にもこだわりが感じられます。これによってよりスピーディーにファイトへと移行できるなど、尾長グレファンにとってはうれしい設計となっています。

以上の他、Xガイド、タフテック∞、ハイパーノンコンタクトⅡ、レンチ式バランサー尻栓など、上級モデルにふさわしい機能が搭載されています。

「掛けることはできても取れないという悩ましい状況もファイアブラッド オナガなら打開できそう…」 そう思わせてくれる最新の尾長グレロッドはファンにとっては見逃せない存在となるでしょう。

(編集部)

ファイアブラッド オナガのラインナップ

セントハウンド 1.5号 530、ゲイルバード 1.7号 500と530、グランドブレーカー 2号 500と530、ワイルドゲーム 2.2号 500と530の全7アイテム

ファイアブラッド オナガのスペック(グランドブレーカー 2号 530の場合)

全長=5.3㍍/継ぎ数=5本/仕舞寸法=114.6㌢/自重=285㌘/先径=0.95㍉/オモリ負荷=1~6号/適合ハリス=1.7~5号

ファイアブラッド オナガの本体価格

110,500〜113,500円

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