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手軽なメバル釣りを成功させる秘訣を徹底解説|②ファミリー派の仕掛け考察
普通の波止釣りができる道具があればメバル釣りが楽しめます。ポイントに合わせた釣り方と、手持ちのタックルに応じた釣り場を考えればメバルの小気味よいアタリと手応えが味わえますよ!!
メバル専用とされるタックルはいろいろと出ていますが、ファミリーフィッシングが楽しめる道具と経験があればたいていのメバルの釣り方はできるものです。まずは気楽にチャレンジしてみましょう。
ただし、以下でご紹介するパターンの大半は夜釣りが前提です。この釣りではメンバー各自がヘッドライトを持っておくことがお約束になります。同じように使える小型フレキシブルライトでもいいですが、手に持たないと扱えない懐中電灯の類は歩くときぐらいしか役に立たないのでライトの数に入れてはいけません。
【メバル釣りの仕掛け】磯竿0.8〜1.5号のパターン
万能ウキ釣り仕掛け
このタックルなら割と重い仕掛けが扱えるので遠投用の電気ウキを用いた万能タイプの仕掛けが使えます。これなら30㍍以上沖まで投げられますし、深いウキ下、高い足場にも対応可能です。
とりあえず流し釣りで広範囲を探るならこれがベストです。砂浜の沖めにあるシモリの回りなどを狙うにも都合がいいものです。
ただし、小さなアタリをとるには不向きなので足もと近くをメインに釣るときはウキを小型のものにかえる方がいいでしょう。
遠投胴突き仕掛け
遠投といっても20〜40㍍程度ですが、潮が速い状況など、メバルがいそうな底のエリアをウキ釣りで狙いづらいときは胴突き仕掛けが有効です。一見すると潮がビュンビュン流れていても底近くでは流れが緩くてメバルが食う状態にあることは珍しくありません。チョイッと投げてみましょう。
ただし、この釣り方では根掛かりが多くなるのでオモリや仕掛けの予備は多めに用意して下さい。また、オモリは重いほど根掛かりしやすいものです。潮の緩い手前の深場を探るときなどは使える範囲で軽いオモリにしましょう。
なお、ウキ釣りのときはアタリがあってからの合わせのタイミングはメバルの食いに応じて考えますが(ウキが沈んでもハリまで食っていないことがあります)、この釣りで手もとまでググンとアタリがくればすぐに巻き上げること。のんびりしていると底石を巻かれてバラシに終わります。
【メバル釣りの仕掛け】のべ竿のパターン
ここでいう〝のべ竿〟とはガイドのついていないヘラ竿や渓流竿、万能竿と呼ばれるタイプの竿です。リールが使えないので沖や深場、足場の高いところでは釣りになりませんが、足場の低い石積みの波止や護岸などのポイントが近くて浅いところではこちら方がおもしろいことが多いものです。
道具は軽いですし、磯竿に比べて糸ガラミが少ないなど、夜釣りで中〜小型のメバルと遊ぶにはベストマッチだといえます。のべ竿の釣りだけにこだわるベテランも少なくありません。
ライトなウキ釣り仕掛け
のべ竿には釣り具店で見かける中で最も小さなタイプの電気ウキがよく合います。これで流し釣りもできなくはないですが、狙える範囲が狭いことからシラサエビやブツエビをパラパラと撒きながらメバルを寄せて釣るエビ撒き釣りで手返しよく釣るのに向いています。
エビの量は3〜4ハイ程度必要です。最初に撒き餌なしでポイント内のあちこちを釣り、どこかでメバルの反応があれば最初は少し多めに、あとは1投ごとに数匹ずつ程度のエビを撒きながらじっくり釣るというのがファミリーフィッシング向きのパターンでしょう。
ウキ下は、最初にポイントを捜すときはたまに根掛かりするぐらいの深めにすればいいですが、撒き餌がききだしたらだんだん浅くすればOKです。ときにはハリスいっぱいの浅ダナで入れ食いになることもあります。
探り釣り仕掛け
こまめに移動して幅広いポイントを探ることで、のべ竿の射程距離の狭さをカバーするのが探り釣りです。石積みなどで仕掛けを竿いっぱいに振り込み、底や宙層で仕掛けを手前に寄せてきたらワンサイクルが終了です。以降も同様のパターンでアタリがでるところを捜し歩きます。
根掛かりは結構ありますが、暗い中で軽いのべ竿を通して手もとに伝わるアタリはなかなか楽しいです。フットワークが軽いのでヘタなエビ撒き釣りより数・型が揃うことも多いものです。
餌は持ち運びに便利なアオイソメがメイン。頭にチョン掛けにすればOKです。食い込みがわるいときは虫の尾側半分を切るのも一策。ブクバケツを持ち歩くのが面倒ですが、シラサエビも食いのよい餌です。
【メバル釣りの仕掛け】コンパクトロッドの釣り
ここでいうコンパクトロッドとは1.6〜2.4㍍程度のオモリ負荷10号ぐらいまでのガイド竿のことです。子ども用の簡単なものからやわらかめのルアー竿も含めます。
竿下の探り釣り仕掛け
海釣り公園の桟橋や水深のあるケーソン波止などの手軽に竿下の藻場が狙える釣りやすいポイントでは図のような簡単な仕掛けで十分です。子どもが楽しむにもいいですし、日中にメバルを狙うならこの方法か沖めを狙う遠投胴突き、後述のアンダーショットリグがおすすめです。
基本は波止際(特に継ぎ目部分)や桟橋の支柱のところで底まで落とし、少し上げては止めるの繰り返しで宙層付近まで探るパターンです。アタリが続けば1個所で粘り、釣れなければ探り歩きます。
また、慣れてくればオモリを軽めにしてチョイっと投げ、底に着く前に糸の出を止めて宙〜底層をスーッと手前に探る攻め方も試して下さい。捨て石や波止際近くで少し浮いているヤツも狙えます。
ルアーの仕掛け
最も簡単なのはメバル用のジグヘッドにメバル用のソフトルアーをつけたリグ(仕掛け)です。夜の常夜灯の下などではこれを投げてゆっくり引くだけで中〜小型が結構アタります。
ジグヘッドは軽いものほど魚に与える違和感がなくていいのですが、軽くなるほど投げる際に技術と道具のよしあしの差が出ます。2〜3㌘の重めのものの方がかえってよいこともあります。
また、ラインの先にハリを結んでガン玉オモリをセットするだけのスプリットショットリグも手軽です。これならオモリの重さも魚に伝わりにくくて食い込みがいいこともあります。
アンダーショットはルアーでの胴突き仕掛けみたいなものです。遠投して深場の底を中心に探るのに向いており、日中でも釣れる可能性があります。このリグなら竿先をチョコチョコ動かすとその場でルアーを動かし続けることができるので気になるポイントをネチネチとじっくり探れます。
なお、小さなルアーを投げるには0.8〜1号の細い糸(PEなら0.3〜0.4号を使う人も…)がいいものの、それをリールのスプールいっぱいに巻くのは大変です。50㍍巻きのものを購入してリールに巻いてあるラインにつないで巻くのがよいでしょう(投入時に引っ掛かりやすい結び目にテープを張って平らにしてから巻きましょう)。
それとアンダーショットの場合は根掛かりが多いですし、投入にも支障をきたさない大きめのオモリを使うことからラインは1.5〜2号の太めが無難です。
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