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好奇心旺盛なカレイの特効仕掛け。「誘Vカレイ」は要注目でっせ♡|やめられまへん!! 投げ釣りはっ【オッサンの気ままな釣り日記編】No.21
カレイの釣況が気になるシーズンになりました。そのタイミングで注目していただきたいのが、ささめ針から間もなく発売される仕掛けの「誘Vカレイ」です。今回はその特長について紹介させていただきまひょかな♪
(カメラ/文 中本嗣通)
毎度です。
晩秋~初冬に接岸する「乗っ込みシーズン」と、晩春~初夏の「花見(戻り)シーズン」と聞いてピンとくるお魚といえば、夏のシロギスと並んで投げ釣りの代表的なターゲットであるカレイに相違ありません。キスが魅せるスカッとした気持ちのエエ反応と比べれば小さめでパッシブな魚信が多いカレイですが、ハリに掛かったあとの重量感と潜り込むような強い抵抗は他の魚では味わえない独特の釣り味やといえまっせ。
そこで今回はそのカレイの仕掛けについて紹介させてもらいまひょかな♪
カレイの好奇心を利用すれば釣果アップが見込めまっせ
カレイが興味を示す動きについて
カレイは、魚類の中でも好奇心の旺盛さにかけては天下一品なのをご存じでっかな? 餌の存在を感じて活性をブチ上げるのか、海底で動くモノや砂泥底で起こる砂煙に対して周囲のカレイは敏感に反応し、たちまち身をひるがえして変化のある箇所ににじり寄ってきます。
その様子は投げ釣りだけではなく、筏やカセからのかかり釣りや東北エリアで盛んな船釣りといったジャンルで撮影されたフィッシングビデオの水中映像でも確認ができます。つまり、カレイの種類や型の大小にかかわらず共通する習性だといえるのです。
これらの水中映像からもわかるように、投げカレイで釣果を呼び込む動作として欠かせない「サソイ」はカレイに食い気を促すためには必須のテクニックだといえまんな。人が歩くより少し遅めのスピードで引き動かしたオモリによって巻き上がる砂泥で餌の存在を察知させてカレイの活性を押し上げ、その近辺で動く餌を見せることでリアクションのバイトを促す「理に適った効果」が期待できるってことですわ。
カレイが興味を示す色について
カレイが興味を示すのは〝動き〟だけありません。たとえば〝色〟もそのうちの1つ。僕らオッサン世代が昭和の時代から「カレイ釣りの常識」として妄信しているのが「カレイには赤色がきく」という話です。個人的にも、オモリ、パイプ、カレイバリは赤色が有効といった諸先輩の記事を『関西のつり』誌上で読み、ワケもわからずに赤色のアイテムを仕掛けに使用して釣果を上げてきました。
実際、モノの本によるとカレイ類は色を識別することでき、中でも赤色や緑色といった色調は確実に認識できるとのこと。…というわけで、モトスやハリスはもちろんハリやアクセサリーまで全身を赤無垢に染めた、ささめ針のカレイ市販仕掛け『飛炎カレイ』や、現在は残念ながら廃版となった赤色と緑色のモトス専用ラインである、ささめ針の『投魂ライン』の開発、リリースへとつながっていきましてんな。
カレイが興味を示す匂いについて
さらに、前述した〝動き&色〟に加えてカレイが興味を示すのが〝匂い〟です。カレイの嗅覚に訴えるのはおおむね「餌の匂い」であり、甲殻類や貝類をはじめ、投げカレイの好餌であるマムシといったアピール力の強い体液の匂いに反応して食い気を上げるという図式が基本ですわ。
カレイが興味を示す輝きについて
最後は〝輝き(光)〟です。〝動き〟に負けず劣らずカレイの視覚へ訴えるアピールの要素として〝輝き〟は最も有力だと考えられます。その輝きを発する元となるのは仕掛けのハリスなどへ通した「アクセサリー」でっしゃろか。
その主な種類は、蓄光によって発光する「夜光玉」、紫外線を受けて発光する「ケイムラ玉」や「蛍光ビーズ」といった発光系、「メタリックビーズ」や「ダイヤカットビーズ」、「パールビーズ」や「エッグボウル」といった反射系などのバージョンがおます。
いずれのアクセサリーも、光の輝きでカレイにアピール→輝きに興味を抱いたカレイが仕掛けの周囲に寄り集まる→サソイの動きや餌の匂いなどの併用効果によって食わせる、という図式が成り立って釣果の押し上げにつながると考えてよいでしょう。
「誘Vカレイ」はハイアピール仕様で効果大でっせ!!
さてさて、そんな好奇心が旺盛なカレイをゲットするための市販仕掛けがささめ針から発売されます。その名は達人直伝シリーズ『誘V(ユーブイ)カレイ』です。この仕掛けの特長は、前述した野次馬野郎といえるカレイの習性を利用するために全体がより強力なアピール仕様となっていることです。
まず注目したいのが太陽光に含まれる紫外線を受けて光り輝く「ケイムラ発光」を全体に採用した点です。ボトムに這うモトスと、餌回りのハリスに「ケイムラ発光する専用ライン」を用いるとともに、鋭い刺さりとキープ力を発揮するハリの『改良カレイイレグ』にケイムラ塗装を施すというハイアピールな仕様なんでっせ。95㌫以上の割合で日中の釣りとなる投げカレイ釣りにおいて、このケイムラ発光は特に効果が期待できる要素といえます。
アクセサリーは「ケイムラ玉」に加え、これまた紫外線で発光する「蛍光ピンクビーズ」を通すダブル発光仕様となっています。さらに、微妙な浮力によって餌の動きを演出する効果が期待できる、全身にラメ糸を散りばめた小型(4㍉径)のオレンジエッグボールを枝バリと先バリに追加してアピール力をアップさせています。
海底へ届く紫外線を受けて仕掛け全体が発光することでカレイの好奇心をとにかく掻き立てること、要するに「アピール力がハンパねぇ~!!」というのがこの仕掛けのウリとなっています。
「本当に海底で仕掛けが光るの?」とお疑いの方もおられるかと思いますが、それはノープロブレム。効果に関しては、スカパーの釣りビジョンで昨冬に放映された『投げ釣りギャラリー』の「串本大島の磯投げカワハギ」で実証ずみです。その映像に記録された、水深10㍍の海底で光る『投華カワハギ』の蛍光ピンクのモトスにつられて泳ぎ寄るカワハギの様子をうかがうと、同じく好奇心の強いカレイも明らかに光る仕掛けに反応すると考えてもエエと思いまっせ♡
もちろん昨冬からのテスト釣行でも他の仕掛けと差をつける好釣果を叩き出していますし、40㌢オーバーもきっちりとゲットしてまっせ♪
ただし、フグが多いシーンでは海底で光ることで目立つ仕掛けはマイナス要因になり兼ねまへん。そんな場合は装飾のないシンプルな『秘投カレイ』や全身が黒無垢で目立ちにくい『忍カレイ』といった、ささめ針の『達人直伝シリーズ』の市販仕掛けを用意して併用するのが無難かもしれまへんな…。
…てなことで、オッサンの自信作である『誘Vカレイ』は今秋から釣り具店の店頭にズラリと並ぶと思いますので、イマイチ活性のわるいケースやインケツな釣況を打破する一手として使用するってのはいかがなモンでっかな?
【中本嗣通プロフィール】
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