カゴ釣り+飲ませ釣りの好期!! 秋波止大漁成功の秘訣を紹介

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秋は私の大好きな波止カゴ釣りのハイシーズン。グレ・チヌ・マダイの他、大型のアジ・サバ・サンバソウ…と何でも狙えるのがうれしいところです。また、飲ませ釣りも最高に楽しい時期だけにカゴ釣りと合わせて楽しむのがおすすめです!!

(文:小野英樹)

波止釣り大漁釣り場の選び方

欲張りな釣果を目指すならポイント選びが最も大切です。以下の条件を満たした釣り場であればその期待度が高まります。

①潮通しがよく、水深のある釣り場を選ぶ

グレやチヌ・マダイといったカゴ釣りのターゲットはもちろん、大型の回遊魚が回遊してくるのはやはり潮通しのいい釣り場です。となると、沖波止に注目するのがベストだといえます。また、最低でも10㍍以上の水深がある釣り場を選ぶことも大切です。底に沈み根があればさらに有望です。

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潮通しのよい沖波止に目をつけるのがおすすめです。

②ベイト(小魚)が溜まるスポットを見つける

アジやイワシといった小魚はサビキで簡単に釣れますが、波止のどこでも同じように釣れるわけではありません。潮ヨレや底の変化といった魚が好む条件が揃った場所ほど多くの小魚が溜まります。飲ませ釣りではこういった小魚の溜まり場を見つけることが先決。餌を確保しやすいうえに本命が回遊する可能性が高くなります。

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たくさんいる小魚は釣り座を構えるよい目安になります。

雑賀崎新一文字なら大漁の可能性十分!!

以上の点を踏まえて欲張りな釣果を目指す私が毎秋のように通っているのが紀北・雑賀崎漁港の沖に浮かぶ新一文字です。

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足場はとても良好です。
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タナの見きわめができれば数釣りが期待できます。

過去には、早朝の短時間で指4本級のタチウオを5匹、飲ませ釣りで50㌢のハマチと同クラスのヒラメ、カゴ釣りで良型のグレ・チヌ・マダイを釣って半日でクーラーが満タンになったこともあります。それに気をよくして再釣行した翌週は70㌢のスズキと40㌢オーバーのアコウをキャッチ。このように雑賀崎新一文字の秋はとにかく期待感が高く、存分に楽しめること請け合いです。

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アコウのヒットも期待できます。

大漁タイムスケジュールの例

以下は秋の雑賀崎新一文字での私の鉄板スケジュールです。これまでの経験上、新一文字ではこの時間割り通りに各魚種の時合がやってくることがほとんどです。

なお、このタイムスケジュールは、潮通しがよい沖波止なら大差なく同様のパターンが成立すると考えられます(渡堤時間などはもちろん異なります)。効率の面でもおすすめなのでぜひ実践して下さい。

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①渡堤直後は2本の竿でタチウオ狙い

雑賀崎新一文字では朝4時過ぎには沖波止へ渡ります。ウキ釣り仕掛けをセットした2本の竿で2ヒロと3ヒロのタナをチェックします。一方の竿にアタリがでれば、もう一方の竿のウキ下を同じタナに合わせます。つまり、2本の竿を用いて異なるタナを探ることでいち早くアタるタナを見つけられるというわけです。

しばらくしてもアタリがなければ、いずれの竿も徐々に深いタナを探りましょう。これで効率よく探ることができます。

②夜明け前後はサビキ釣り

飲ませ釣りの好餌であるイワシは明るくなってからでないと釣れません。薄暗い夜明け前後は底近くのタナにいるアジを狙いましょう。10匹ほど釣れば当面の餌には困らないでしょう。

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キープしたアジはエアポンプを備えたバッカンで生かしておきましょう。

③飲ませ釣りをスタート

朝まづめから9時まではウキ下を1ヒロ強〜1.5ヒロに設定した飲ませ釣りでハマチをはじめとした青物を狙います。青物やスズキが海面で小魚を追い回す様子(ナブラ)が見られたらイワシが回遊してきたサインです。すかさずサビキ釣りでイワシを10匹ほど釣って餌を補充しましょう。

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胴突きスタイル、ウキ釣りスタイルともに市販仕掛けが充実しています。こちらを用いるのが手軽でおすすめです。

飲ませ釣りは置き竿にしても問題ありません(尻手ロープなどを用いて竿が引き込まれないようにしましょう)。そこで、このあたりからカゴ釣りも開始してグレ・チヌ・マダイや良型のアジ・サンバソウなどを狙います。

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沖アミに集魚材を混ぜたものを撒き餌として使用します。刺し餌は沖アミが基本となります。
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竿受けがあると飲ませ釣りとカゴ釣りの両立もスムースです。

④9時過ぎからはアコウ・ヒラメも意識

9時ごろからは飲ませ釣り仕掛けのウキ下を2ヒロ㍍ほどとやや深く設定します。これで青物に加えてスズキも狙えます。そして、10時を回ったら青物とスズキ狙いを切り上げ、仕掛けを胴突き仕様にアレンジしてヒラメ・アコウ狙いにシフトします。底取りをして水深を把握したら、底から約1.5㍍のタナを狙えるように調整してアタリを待ちましょう。

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底を狙えばヒラメも期待できます。

狙いの魚種に合わせたアジのセット方法

青物・スズキを狙うときは背掛けとします。こうするとアジは横へ広く泳ぎます。ヒラメ・アコウ狙いでは尾ビレの付け根付近の下側にハリをチョン掛けにします。これでアジは下へ潜るように泳ぎます。そして、イワシを餌にする場合は口の下にハリを掛けます。これでゆっくりと沈むという効果的な動きを生みだせます。

インフォメーション

渡船 雑賀崎一文字渡船(090-2193-2353)。

つながらないときは、船頭の寺井氏(090-5976-6000)か、中井氏(090-8937-7459)へ。

料金…2,000円(駐車代500円が別途必要)。
渡船時間…電話にて要相談。最終は14時(電話で連絡をすればいつでも迎えにきてくれる)。
定休日…なし。
備考…釣行前日に電話連絡が必要。

近隣の餌店 フィッシングマックス・和歌山インター店073-473-5858)。
アクセス 阪和道・和歌山ICをおりて和歌山市内方面へ。そのまま約30分直進するとある雑賀崎トンネルをくぐって突き当たりを右折。少し進むと左手に乗船場がある。

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