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チヌ・フカセ釣りの悩みを解消!!|円すいウキの利点と欠点は?

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Q:円すいウキの利点、欠点は?

これまで棒ウキを使っていましたが、南風(向かい風)が強い夏〜秋には円すいウキの使用を考えています。そこで棒ウキと比べた円すいウキのメリットとデメリットを教えて下さい。また、アタリのとり方などの円すいウキならではの使い方のコツも知りたいです。

A:円すいウキは使い慣れると多様な条件に対応できます

ウキ全体がスッと海中に入るためわかりやすいというのが棒ウキの1番のメリットです。また、視認性がよいぶん、小さなアタリをとりやすいというのも特徴の1つです。

その一方で風に弱いというデメリットがあります。風があるとトップが揺れ、仕掛けが不自然に動いたり、特徴の1つである小さなアタリがとれなくなります。

そのため風があるときは円すいウキが有利となるわけですが、棒ウキのようにシビアなアタリは表現されないというネックがあります。ウキが消し込まれるアタリを期待しても実際にはモゾモゾと動いたり、ジワーッと沈むパターンがほとんどです。ウキをわずかに押さえ込むタイミングで合わせるベテランもおられますが、慣れないうちは無理でしょう。

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そして、円すいウキを使用するときに気をつけないといけないのが道糸の操作です。基本は糸フケをあまり出さずに少し張り気味にすることです。そうすればウキにアタリがでやすくなります。ただし、張り過ぎると仕掛けが浮き上がるので注意が必要です。

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風や波の影響を受けないように沈ませて使うこともできます。

円すいウキには潮をとらえやすいというメリットがあります。また、ウキを沈める釣りもできるため強い波や風に見舞われたときでも対応できます。棒ウキと比べると遠投時のトラブルが少ないというのも円すいウキの利点の1つです。使いこなせるといろいろな釣り方ができるのが円すいウキの魅力といえるでしょう。

(解説:坂本勝一)

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