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チヌ・紀州釣りの悩みを解決!!|フグばかりの状況の打開策は?
フグばかりの状況の打開策は?
アタリがでてもフグ・フグ・フグ…。こんなケースにはどうしたらいいですか?
かたい刺し餌とダンゴにてかわしましょう
餌取りに強い紀州釣りとはいえ、フグの猛攻で釣りにならないことは時期によってはよくあります。できればそういったポイントは避けるべきですが、実際に竿を出さなければフグの多少はわかりません。また、キャンプをはじめとした他の遊びを兼ねているため場所移動ができないなど、どうしようもないこともあるでしょう。
ハリに残る餌を使うパターン
そんなときに行なえる対策といえばやはり刺し餌使いとなります。基本的に、フグはどんな刺し餌でもつつきます。だからこそハリに残るかたい餌が必要です。
そのかたい餌の代表がカニ、貝類、粒サナギ、コーンです。フグ対策だけを考えればアケミ貝やイガイの丸貝でアプローチすればいいのですが、肝心のチヌが興味を示さなければ意味がありません。フグとチヌの興味の境目となる餌を見きわめられるかが大切になります。要するに「フグがさんざんつついた後にハリに残った餌をチヌに食わせる」というイメージで狙うということになります。
また、かたい餌で数投した後、沖アミやボケなどのやわらかくて食い込みがいい餌を刺し餌にするのも有効です。これは大量のフグに邪魔をされて刺し餌を食えないものの食い気はあるというチヌの反射食いを誘うパターンです。うまくいけばウキを一気に消し込むアタリでヒットします。
フグを飽きさせるかたいダンゴを使うパターン
ダンゴが割れる時間を遅くするのも効果があります。貪欲なフグといえども同じ餌が続くと飽きてきます。つついてもつついても割れなければ、いずれは飽きてダンゴを触らなくなるのを私は経験ずみです。
しかし、それには問題があります。割れる時間に対して仕掛けをよい状態で保てるかどうかです。最低でも3分、できれば5分ぐらいもつダンゴにしたいですが、割れる時間が長いほど仕掛けには風や潮流の抵抗がかかります。フグが飽きて散ったというのに、結果的には刺し餌が浮き上がったり、飛ぶように流されてチヌがヒットしないということもあるわけです。
フグが飽きる時間と、ラインメンディングが行なえる時間を両立できるダンゴに仕上げればフグをかわせるでしょう。
(解説:岩崎孝信)
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