簡単!! 近投で釣れるキス釣りガイド｜中紀・煙樹ヶ浜〈和歌山県〉

近投エリアのキスを狙うならウキ釣りも有効!!

手軽さではチョイ投げに劣りますが、ウキ釣りでのキス狙いも独特の釣趣があっておもしろいです。瞬間的にウキが海中に消し込まれるアタリを見ると、ハマること請け合いです。

また、仕掛けの着水音が小さいぶん群れが散りにくく、ひとたび群れを見つけると連発が期待できるというのもウキ釣りのメリットです。

仕掛けは、波止の五目釣りで使用するものを流用できるから入門も楽チンです。視覚でとらえられる鋭いアタリをぜひ体感して下さい。

広大な煙樹ヶ浜がキス狙いにおすすめ!!

釣り場は広大な煙樹ヶ浜がおすすめです。駐車スペースやトイレが各所にあるのでファミリーでの釣行にも最適です。

ここでは大型はめったに出ませんが、中〜小型ならコンスタントに釣れます。遠投の必要はなく、波打ち際の先にあるカケアガリを集中して狙うのが得策となります。

なお、一見すると安全に見えますが、沖めは急深であるうえに急流が走るエリアだけに救命具は必ず着用して下さい。

ウキ釣りのキス狙いは波静かな日がベスト!!

ウキ釣りでは波が穏やかであることが大前提です。波が高いと繊細なウキ釣り仕掛けでは太刀打ちできません。そして、日中より朝夕のまづめどきが時合になりやすいのは他の釣り場と同様です。

ウキ釣りでキスをよりよく釣るためのコツ

宙層に餌を漂わせていてもキスは釣れません。刺し餌が海底に届くようにウキ下を調整することが重要です。

海水浴をしたことがあればわかると思いますが、サーフでは遊泳区域のブイがあるところでもせいぜい身長の倍ほどの水深しかないことも多いものです。そのあたりの距離感を考慮すると、キャストして届く範囲ならばウキ下を４㍍（２ヒロ）ぐらいとし、ゆっくりとリールを巻いて沖から寄せるスタイルが有効といえます。これなら底近くを確実に引けるはずです。

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