安全･快適･期待感満点!! 春のおすすめ波止釣り場8選

南部堺漁港〈和歌山県〉

ターゲット：グレ・チヌ＋α

大波止先端付近では沖アミやアミエビを撒き餌にしたフカセ釣りでグレ・チヌが狙えます。まれにマダイも上がります。チヌは底近くを狙うことから、釣り始める前に水深をしっかりと測りましょう。

また、港内では越冬ギスも狙えます。３号ほどの丸玉オモリ、サルカン、ハリスつきのキスバリをセットした仕掛けにイシゴカイの餌をつけ、軽く投げてからズルズルとゆっくり底を引くスタイルで釣れます。

日没後は、沖アミ、キビナゴ、イシゴカイ、アオイソメなどの餌をセットした胴突き仕掛け（オモリはナス型３号）で港内の波止際や捨て石回りの底を探るとガシラが釣れます。

釣行メモ

樫野漁港〈和歌山県〉

ターゲット：アオリイカ

春の釣りの天敵である「南風」に強く、外海から回遊してくるビッグサイズのアオリイカが期待できるポイントです。駐車スペースから近く、足もとがフラットなので家族連れでも楽しめます。

ポカポカ陽気の日にクーラーに腰かけて大型のイカからのアタリをのんびりと待つのいいものです。

釣行メモ

若狭大島・冠者島一文字の白灯台〈福井県〉

ターゲット：チヌ・アジ・サヨリ

フカセ釣りでの乗っ込みチヌ狙いが楽しい釣り場です。

大島半島に囲まれた内海にある沖一文字とあって荒天に強く、よほどの悪天候でない限り竿出し可能です。また、足場は平坦なコンクリートとあってとても釣りやすいです。ただし、荷物や道具が風で飛ばされることもあるので注意が必要です。

水深は、手前で約３ヒロ、沖にかけて徐々に深くなって20㍍ほど沖で６ヒロ強（約９〜10㍍）となります。底は泥状であり、根掛かりはあまりありません。

潮は左右へダラダラと流れることもあればまったく動かないこともありますが、急速に動くことはまずありません。ただし、二枚潮になることはよくあります。

チヌ狙いのベストシーズンは３月中旬から６月上旬。この期間中は乗っ込み特有といえる超大型が釣れることも珍しくありません。特に好釣果が期待できるが一文字の先端（東端）周辺です。

チヌの他、アジ・サヨリも狙えます。シーズンによっては40㌢近いアジの回遊もあるので侮れません。40㌢には満たないものの良型のアジが朝夕の時合で10匹前後上がることも珍しくありません。釣り方はチヌ狙いのウキフカセ釣りと同様でＯＫです（なぜかサビキはイマイチです）。サヨリはいい年なら30㌢前後が数釣れます。

フカセ釣りのタックルと餌

竿は磯竿の１〜２号で5㍍前後。道糸とハリスは２号前後。ハリはチヌバリ３号前後。サヨリの回遊に備えてサヨリバリ４号も用意しましょう。撒き餌はチヌ用の集魚材に沖アミを混ぜたものを基本とします。アジやサヨリをメインに狙うならそれに米ヌカを加えましょう。刺し餌は沖アミ。サヨリ狙いではできるだけ小粒のものが有効です。

釣行メモ

琵琶湖・浜大津なぎさ公園〈滋賀県〉

ターゲット：小アユ

駐車場とトイレが近くにあるとても便利な釣り場です。釣り座には手すりが設置されているため、子ども連れでも安全に楽しめます。天気のよい日に弁当を持ってのんびりと訪れたい釣り場です。

小アユは稚アユと違って大きくはならず、５〜10㌢で成魚とされます。そのため、この釣りでは数釣りを目的とするのが楽しいといえます。

釣行メモ