マダイを含むおいしい魚の2連発に納得!! |【投げ釣り】キャスターズ・ハイ Cast.8

キャスターズ・ハイ8-10

日置大浜/古座〈和歌山県〉

釣りがしづらくなるシラスウナギ漁が盛んな時期とあり、例年この時期に訪れている小鳴門方面への釣行を回避。そこで「大きめのおいしい魚が釣れるところ」というテーマを掲げて訪れたのが南紀の日置大浜です。開始してしばらくは反応がありませんでしたが、終了間際に時合が到来して…!!

  • 湯浅研史
  • 板東建司
  • 矢野勝彦
  • 文:永沢弘雄

全日本サーフ大阪協会の「2019年度初釣り大会」に合わせて、私が所属する西大阪サーフの2月例会が2月24日に開催されました。

例年、この大会時はアイナメ狙いで徳島県の小鳴門方面へ出向くことが多いのですが、今回は控えることにしました。というのも、この時期はシラスウナギ漁が盛んであり、漁をする小舟が岸際にかなり近づくうえ、集魚のためのライトで水面を煌々と照らすため釣りにならないからです(船が去った後も釣れる気がしません)。

そこで、同行メンバーの沢木 孝さん、矢野さん、岡本さんの3人で相談したところ「大きめのおいしい魚が釣れるところ(笑)」という雲をもつかむような案が出され、和歌山県白浜町の日置川尻の西側に広がる日置大浜へヘダイやコロダイなどを狙いに行くことにしました。

タイ系の実績が十分の日置大浜へ

24日の0時が釣り開始というルールとあり、30分前には釣り場へ着くように矢野さんの車で南紀を目指します。

現地についたのは23時ごろ。予定よりも早く着いたことから駐車スペースの近くにあるコンビニで買い込んだ肉まんやおでんを車中で食べて時間をつぶします。しかし、時間はなかなか進みません。それならと、少し歩いて浜の様子をうかがってみることにします。

誰もいない貸切状態とあってうれしい反面、釣れるかどうか不安になってきます。それでも、ヘダイやコロダイの実績はこの時期でも十分にあることを考えると、だんだんとヤル気が出てきました。

そうこうしているうちに0時となりました。車から降ろした道具を持って浜へ向かい、ポイントとされる付近に4人がかたまる形で竿を出します。

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釣りを開始してしばらくすると、矢野さんの竿に2度、沢木の竿に1度いいアタリがありました。しかし、いずれも1㍍クラスのホシシロザメであり、お二人ともがっくりという表情を浮かべています。

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いいアタリを見せたものの、上がってきたホシシロザメにガックリ。

夜明けごろからは第2ラウンドとして古座方面でカワハギ狙いをすると決めています。それを考えると4時半には竿を仕舞わないといけません。

おいしい魚が2連発!!

対象魚を誰も釣っていない状況に焦りが出る中、ラスト1時間となったころに一気に突っ込むいいアタリが私の竿にでました。そこそこの抵抗を見せながら波打ち際に姿を現わしたのは40㌢を軽くオーバーする良型のホウライヒメジです。残念ながら全日本サーフの対象魚ではないですが、非常に美味な魚とあって顔が自然とニヤけます。

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目当ての魚ではありませんが、おいしいホウライヒメジに思わずニッコリ。

ホウライヒメジの血抜きと神経締めを行なってからハリにタップリと餌をつけて同じポイントへ投入。着底後、仕掛けを聞いてから少しだけ出る糸フケを取りつつ竿を三脚へ置こうと思ったとき、コツンコツン!! という明確なアタリがバトルサーフの竿先を通して手もとに伝わりました。糸を送り込まずにテンションを少しだけかけて待ちますが、いっこうに走りだしません。

それならと、思いっきり大合わせを食らわせます!! すると、おとなしかった魚が思い出したかのように抵抗し始めました。浜とあって暴れ回ることはありませんが、テーパーラインが竿に入る前あたりから左右への走りがよりいっそう強くなりました。

やがて波に乗せて浜にズリ上げたのはおいしそうなマダイです。50㌢には届かないものの、この状況下では良型といえるだけに納得。大会は異種2匹の合計長寸なので「あと1匹」と気合が入ります。

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よいとはいえない中でのグッドサイズのマダイに納得です。

この後、すぐに沢木さんがヘダイの中型を釣り上げました。続いて矢野さんが50㌢ジャストのクロダイをキャッチ。まさに時合という感じですが、朝から行なうカワハギ釣りに行く時間を迎えたことから日置での釣りはタイムアップとなりました。

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沢木さんがヘダイをキャッチ。
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矢野さんは大型のクロダイを手にされました。
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審査対象魚をもう1匹揃えたいところでしたが、おいしい魚が2匹釣れたので気分は上々です。

幸先よく良型のカワハギがヒット!!

小一時間移動して古座の磯場に立ったのは6時前。審査は大阪の堺で昼から行なわれるため、釣りができるのは8時過ぎまでです。時間的にタイトとあって手際よく次々と竿を出していきます。

開始早々、沢木さんにカワハギの27㌢がヒット。「これはいける!!」と全員気合が入りましたが、この後は異常にわいている餌取りのクサフグやコモンフグに大苦戦。投入後、すぐにフグのアタリがあり、ハリごと餌が取られる始末。これにはどうしようもないままタイムアップとなりました。

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沢木さんが釣った良型に気合が入りましたが、その後は…。

結果は沢木さん1人が異種2匹を見事に揃えて上位に入賞されました。私を含めた3名は審査資格なしということになりましたが、ワイワイガヤガヤと楽しい釣りだったことはいうまでもありません。

タックルデータ

竿 がまかつ・がま投バトルサーフ33号430
道糸 ゴーセン・リミテーション磯CXサスペンド5号
力糸 ゴーセン・テーパーラインちから6号→12号
ハリ がまかつ・ユムシコウジ17号

【永沢弘雄プロフィール】

投げ釣り歴45年以上。15年ほど前からはアオリイカのウキ釣りも楽しんでいる。年間釣行回数は約35回。典型的なサンデーアングラーであり、食べておいしい魚を釣ることを主な目的として投げ釣りを楽しんでいる。

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