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メバルのパラダイスはやっぱり裏切りません♪|せんなん〜わかやまライブショット第2章Vol.17

安・近・短? 〝釣りのある旅〟をしてきましたよ!!
泉南から紀東にかけてのホームグランドの釣果が低調となる時期とあって目をつけたのが仲間内では〝ぎょぎょ島〟と呼ぶほどメバルの魚影が濃い愛媛県松山沖にある興居島です。「安・近・短ではない」という声も聞こえてきそうですが、おいしいミカンと気持ちのいい温泉を求めた旅のついで?の釣りだと考えると、釣り場的には「安・近・短」が成立するということで…。ともかく、いい釣りができましたよ!!
(カメラ/文 葛城修平)
メバルの釣果が約束されている、私の中ではピカイチの釣り場が今回の釣行先です。時間と費用がちょっとかかるのが難点ですが、そこは運転手の交代や高速代の割り勘をすることで解決できます。そして、今回はプラスαの部分にも重点を置いて行くことにしました。
メバルの釣果が約束された「ぎょぎょ島」へ
愛媛県松山市の高浜港からフェリーで約10分の位置にある興居島(ごごしま)。私の仲間内では「ぎょぎょ島」と呼んでいるほど魚影の濃い島なんです。メインターゲットのメバルは通年狙えることから関西での釣果が低調となるタイミングでよく行く釣り場です。
釣り場の形状と釣り方を大まかにわけると、ケーソン波止から胴突きで狙うパターンと、石積み波止からウキ釣りで狙うパターンの2つがあります。どちらでも遜色なく釣れます。ルンルン仕掛けを遠投して沖のシモリ回りを狙いたい私は波止以外の場所をポイントとしています。要するに、島の回りは全部ポイントというわけです。
大阪を昼過ぎに出発してもOKです
大阪から高速道路に乗って明石海峡大橋→鳴門大橋という具合に橋を渡って四国に上陸。まもなく高松道と徳島道にわかれますが、どちらのルートを取っても時間、料金ともに大差なく松山インターへたどり着きます。
松山インターまでは大阪からは4時間余り。そこからカーフェリーが出る高浜港までは渋滞する時間帯でも半時間ほどで着きます。途中で休憩しても5時間弱でフェリー乗り場へ到着できるので、フェリーの最終が20時過ぎということを考えると、午後2時に大阪を出発すれば興居島の夜釣りを楽しめるわけです。
さて、松山市内のコンビニで晩ご飯と夜食を買ってから高浜港に着くと、ちょうどフェリーがきていました。そのまま乗り込んだらすぐに出発。そして、ほどなく島の泊港に到着です。
今日は18時が満潮です。すでに下げ潮になっていることから急いで釣り場に向かいます。北東の風とあって風裏となる西側へ行きたいところですが、そちらは夏場の狙い目となる浅い砂地が多いため却下。そこで南端のポイントを狙うことにしました。
南の端には御手洗漁港があります。漁港の波止から狙えるものの、おもしろいのは漁港の先にあるゴロタ浜です。こちらでは根魚はもちろん、チヌ・グレの実績があります。ただし、車から少し歩く(100㍍もないけど)うえ、これから潮が下げることを考慮して他のポイントを狙うことにしました(浅いゴロタ浜は満潮時が圧倒的に有利ですからね)。
興居島でこのメバルはないでしょう…
まずは道路脇の砂浜におりる階段から狙います。30㍍ほど沖にあるシモリを中心に仕掛けを流していると ドンッ!! と竿先をひったくられることが多いポイントです。
「急いで、急いで、時合が終わる!!」と焦りながら仕掛けをセットし、餌のアオイソメをハリにつけてからビュンと竿をひと振り。まもなくなじんだ電気ウキは沖でプカプカ…。あれっ? 潮が動いてない!? ならばと、ゆっくりゆっくりと寄せてくると、竿にズ〜ンッと重みが乗りました。んっ? 居食いした!? と竿を立てたものの動きません。さらにラインを引っ張るとスコンと抜けました。どうやらホンダワラが横たわっているような? 海藻があるのはうれしいけど、あり過ぎると取り込めないので困りますね。
確実に回収可能な砂地を狙うと、ピュンとウキが消えて10㌢ほどのミニメバルがエンドレスで掛かってきます。ここまできてこのサイズはないでしょう。
前半戦のメバルの平均サイズ。小さいですね…。 ポイントを御手洗漁港横にある砂利浜に変更します。左から回り込んでくる強風にあおられるこちらは、気温は高いものの寒いこと。それでも、浜の左方向の深場を狙えばメバルだけでなくアジも狙えるので、そちらへ遠投してみます。
アタリがないので糸を張って風に仕掛けを運ばせていると、電気ウキの明かりがにじみました。きたか? と糸を張りますが、魚の気配はありません。ここもホンダワラが繁茂しているようです。
少し立ち位置をかえて投げてみると、ガツガツッ!! という魚信がありました。海藻に巻かれないように竿を倒して強引に寄せますが、10㍍ほど沖で海藻に突っ込まれてバラシ。まずまずのサイズだったので残念です。
後ろを振り返ると、潮が引いたことから濡れた砂利浜の高さが背丈以上になっています。これだけ急深の砂利浜ならば10㍍ほど沖の海藻の手前を狙うのがいいかも? と、ウキ下を矢引きにしてすぐ前にポチョンと入れてみます。すると即アタリ!! ギュンギュンと横走りする引きを楽しみながら浜にズリ上げたのは良型のムラソイです。これでかたまっていた顔の筋肉がほぐれて笑顔になりました。
笑顔になれるムラソイ(ですよね?)がヒットしました。 何度か打ち返しているうちに取り込みのルートとなる海藻の隙間がわかってみました(本来なら明るい干潮時に釣り場を見ておき、取り込みルートを確認するのが鉄則でなんですけどね)。そこへ誘導できる沖の底を狙うと16~17㌢のメバルやチャリコが釣れてきますが、ぎょぎょ島らしい大型メバルの気配がありません。
時計を見ると23時。「他のポイントに移動するか?」とも思いましたが、風を避けるポイントを捜す体力が惜しいので、しばし仮眠をして満潮前に砂利浜を狙うことにしました。その前に携帯コンロでお湯を沸かしてカレーヌードルをパクリ。最高ですわ。で、暖まったところで仮眠です。
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