投げ釣り新製品のレビューでっせ♪|やめられまへん!! 投げ釣りはっ【オッサンの気ままな釣り日記編】No.16

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フィッシングショーOSAKA2019は大盛況でしたわ♡

『フィッシングショーOSAKA2019』が開催されました。前年以上の盛り上がりを見せたショーでは投げ釣りのニューアイテムもたくさん見られました。そこで、ここではオッサンが個人的に気になった商品をピックアップして使い勝手や使い方のイメージをレビューさせてもらいまひょかな♪

(カメラ/文 中本嗣通)

毎度です。

2月2日(土)と3日(日)、平成最後となる『フィッシングショー OSAKA2019』が大阪南港のインテックス大阪で華々しく開催されました。2日間の入場者数は前年対比105㌫の6万人超という盛況ぶりであり、日曜日の午前中などは押し寄せる人波で会場はごった返していましたで。

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今年も盛大に開催されました。

この現象を客観的に見ると「世間は釣りブーム?」となりまんねんけれども、若い世代を中心にSWやBASSといったルアー系の釣りに傾倒するアングラーが大多数という昨今の流れはかわっていない様子。新製品の展示やメーカーの姿勢から推測しても投げ釣りや磯釣り、川釣りといった餌釣りのジャンルは真綿で首を絞められるがごとく徐々に衰退しているように思えてなりまへん。それでも「若いルアーアングラーが釣歴を重ね、いつの日か投げ釣りに注目してくれることで次世代へつながる」という甘ぁ~いパターンを信じるしかありまへん。今はオッサン世代のキャスターが中心になって耐え忍ぶ時期なのかもしれまへんな…(泣)。

さて、今年のフィッシングショーも22年間も僕がお世話になっている『ささめ針』のスタッフとしてブースに立ち、およそ釣りとは関係の薄い内容を多く含む、伊丹 章さんとの漫才のようなトークショーも披露させてもらいました。

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今年もささめ針ブースに立たせていただきました。

ありがたいことに両日とも大勢のキャスター諸兄がブースへ足を運んで下さいました。みなさんとは、釣り場やポイント・釣法・時合に関するQ&A、投げ専用ハリや仕掛け・餌に関するQ&A、果ては20年前の『月刊関西のつり』の記事に関するウダ話までさせていただき、ホンマに充実した楽しい時間を過ごすことができましたで。ただし、昨晩の夕飯に出たおかずを思い出すのもあやしいオッサンの記憶力ですから、おおむね20年前のことはおとぎ話のような〝ポァ~〟とした頼りない会話になったのはいうまでもおまへん(笑)。

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とても充実した2日間でした。

てなことで、今回の「やめられまへん!!」は僕がお世話になっている各メーカーがフィッシングショー OSAKA2019で発表した新製品のレビューをザクッとさせてもらおうと思いまんねんわ♪

サーフのキス釣りに最適なタングステン天秤

まず、僕が立っていた『ささめ針』のブースではタングステン製の投げオモリ「アスリート・タングステン天秤」が新たなアイテムとして展示されていました。純度99.9㌫のタングステン合金の採用によって同じ重さの鉛オモリと比較して小さくなった表体積と、飛びに徹したシンカーの空力デザインとの相乗効果により、キャスト時に受ける空気抵抗が大幅に減少することから〝遠投性〟に大きなアドバンテージが得られるというアイテムです。

遠投が釣果の優劣をわけるケースが多いサーフでのキス釣り、特に釣れたキスの数や重量を競うトーナメント大会では高い有効性が期待できます。遠投が求められるここ一番の場面で活躍してくれるアイテムやと思いまっせ。

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サーフのキス釣りでは必須アイテムとなりそうでんな♪

アームはφ1.0㍉のステンレス製で長さは130㍉。実際に使用しても「遠投性とハリ掛かり」を両立させているバランス設計は絶妙だと感じます。それもそのハズ、このタングステン天秤をプロデュースしたのは「シマノジャパンカップキス」でこれまでに数回の優勝をさらっている神奈川県は湘南の名手、伊藤幸一さんなのです。それだけに完成度には一部のスキもおまへんで♡

大容量のロッドケースと丸洗い可能なタックルバックにも注目!!

そして、ささめ針の磯釣りブランドである『ヤイバ』からリリースされた「ヤイバ・ウルフロッドケース」は、内寸がH1,440㍉× W120㍉とあって振り出しタイプの投げロッドならば4本と、玉網の柄が十分に収納できます。サイドポケットには三脚や玉網がおさまることから投げ釣りにも対応する仕様となっているので注目でっせ。

もちろん表面には波シブキや多少の降雨にも対応する簡易な防水加工が施されてあり、付着した汚れも水拭きタオルでサッと落とせるので助かりますわ。

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磯釣り用ながら投げ釣りでの使い勝手のよさも十分でっせ!!

汚れを落とせるといえば、ハードタイプの「ヤイバ・ウルフストレージバッグ」もすぐれもの。これまで汚れや臭いが浸み込む欠点があったハンドル部分にまで防水素材が採用され、完全丸洗いが可能になっています。

昨夏は磯モン狙いの釣行でこのバックを多用しましたが、帰宅後に付着したイカや生餌の汚れや臭いもキレイさっぱりと洗い流せるので重宝しましたで。また、濡れたら困るアイテムや小物をおさめる上蓋式のセパレートバックが付属しているのもウレシおまんな。

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サッと丸洗いできるのはうれしい限り♡

機能充実、コスパ抜群の振り出しロッドが登場!!

お次は『DAIWA(グローブライド)』です。2019年の新製品といえば、DAIWAが誇るキスマスターの高橋明彦テスターがトーナメントを視野に入れて監修した並継ロッドの「トーナメントキャスターAGS・TYPE T」や、進化したギア設計によってシルクのような滑らかな巻き感を実現したサーフリールの「トーナメントサーフ45」の発表に注目が集まりましたが、僕ら置き竿派のキャスターに向けても振り出しロッドの「ウィンドサーフT」が新たにアナウンスされました。

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愛媛の盟友、渡部裕司さんのイチオシも同じくウィンドサーフTでっせ!!

美しいライトブルーのクロスで彩られたウィンドサーフTの特長といえば、まずは実戦仕様に設計されたポテンシャルの高さがあげられます。ブランクスには軽さとパワーを両立させた「HVFナノプラス」素材を採用しているうえ、ネジレ防止に最適な構造の「Ⅹ45」を搭載。これによって生まれた張りとコシにより、〝遠投性能〟や〝感度〟という実釣に欠かせない性能のアップが実現されています。もちろん、理想の調子とパワーアップを実現するDAIWAのお家芸「Vジョイント」、糸ガラミを減らす「遊動Kガイド」+「ファインピッチガイドロック」といったおなじみの機能も装備してまっせ。

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また、このクラスの投げロッドでは初めて採用されるスクリュー式の「パーミングパイプシート」は板シートと比べてリールをガッチリとホールドでき、キャスティングや巻き取り時のロッドコントロールがしやすいというメリットがあります。また、シート部分に不要なブレを感じにくいぶん強引な巻き寄せや取り込みが可能になることから、大物が掛かったケースでその真価が特に実感できます。

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大物とのファイトでも安心なスクリューシートが搭載されてまっせ♪

そして、ウィンドサーフTで何よりの魅力といえるのが、これだけの充実装備と実釣ポテンシャルを備えながらもメーカー希望販売価格が33,600~38,700円というコストパフォーマンスの高さなのと違いまっかな。

ラインナップは、号数が25号、27号、30号、33号の4種で、それぞれ長さが4.05㍍と4.25㍍という全8アイテム。自分が得意とするターゲットや釣法に合わせて選ばれたらエエと思いまっせ♡

リールは取り回しのよさに注目!!

そんなウインドサーフTに装着するリールといえば「パワーサーフSS QD」がおすすめ。軽量&コンパクトな25㍉ストロークのボディーは取り回しのよさとキャリー性にすぐれており、頻繁な打ち返し&サソイが必要な場面では使い勝手が特に良好。持ち重りを感じることなく足もとの超近投エリアから100㍍前後の遠投ポイントまで広範囲の攻略が可能です。

もちろん〝ドラグフリー釣法〟の実践に欠かせない「QD(クイックドラグ)」や、初期の回転性能を保つDAIWA独自の防水・耐久テクノロジーである「マグシールド」などの機能も搭載。これらの機能が快適な投げ釣りをサポートしてくれまっせ。

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取り回しのよいボディーが魅力的♪

おいしく食べる工夫と画期的な製品に興味津々!!

ケミカル発光製品の老舗である『ルミカ』のブースで気になったのは、魚をおいしく持ち帰るためのアイテムである「神経絞め」でんな。これを使って脊髄まで完全にシメてやれば死後硬直を遅らせることができ、適正な温度管理(5~8度)で鮮度を保って持ち帰れば処理を施さない魚と比べて食味に雲泥の差が出ます。

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釣魚をおいしく食べるならぜひ用意したいでんな♪

投げターゲットでは大型魚のマダイやチヌ、スズキからアイナメ・カワハギといった白身魚の食味のよさを高める効果は著しく、神経締めが食卓を囲む家族の笑顔につながると思えば釣り場における余分なひと手間も苦になりまへんで♪

使い道いろいろな発光アイテムも登場間近!?

また、参考出品ながらオモシロそうなのが「ケミホタルペイント」というスプレータイプのアイテム。スプレーの中にある2つのボンベから噴出された2種類の液体が混ざり合うと化学変化を起こし、塗布した場所が鮮やかに発光するという画期的な製品なんでっせ。

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いろいろと使い道がありそうなアイテムだけに製品化が待ち遠しいですわ。

…ってことは、投げロッドの穂先部分にスプレーすれば穂先自体が発光するわけで、穂先ライトの装着によって起こりやすくなる宿命的なトラブルの〝ラインがらみ〟を心配することなく思いっきりフルスイングできるというわけですわ。

また、夜の釣り場における危険場所へのマーキングをはじめ、投げ仕掛けのラインやエッグボール、フェザーといったアクセサリー類にスプレーすれば海底でのアピール度アップにつながるなど、いろいろな使用方法で効果を発揮してくれるのと違いまっしゃろか?

ただし、今回のフィッシングショーでは未だ開発途中の段階。これからペイントの照度や液粘度、発光時間といった細部の調整作業を経て製品化へつなげる予定らしいので、個人的にも実釣での使用を今から楽しみにしてまんねんで。

…てなことで、こんなNEWアイテムを見て、手に取って確かめることができるのも〝釣り人の祭典〟であるフィッシングショーの醍醐味の1つ。オリンピックイヤーに開催される次回の『フィッシングショーOSAKA2020』ではより多くの老若男女のアングラーに来場してもらい、フィッシングシーンが今年以上に盛り上がればエエなぁ~と思うオッサンなのであります♡

【中本嗣通プロフィール】

1959年に北河内で産湯につかり、中学1年生から投げ釣りオンリーで釣歴を重ねる。『関西のつり』誌の愛読歴は43年、執筆歴は28年を数え、まさに関つりと共に人生を歩む。「口上は一流、釣技は二流、釣果は三流」が座右の銘でんねんわ 投釣倶楽部大阪会長。
■ブログ…https://ameblo.jp/yameraremahen/

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