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数をのばすテクを公開!! 秋グレ攻略を実現する4つの秘策【秘策その1】
グレの活性が高い秋磯は数釣りが期待できます。特に、浅いタナにグレを浮かせることができればアタリが連発する可能性が高まります。そこで、ここでは1日で40〜50匹といった好釣果も目指せる秋グレの釣り方について解説していきましょう
(文:飯嶋和徳)
グレが活発に動き回るこの時期は1年のうちで最も釣りやすいタイミングだといえます。私のホームグランドである若狭湾では30㌢前後を1日で40〜50匹釣ることも可能です。場所によってはそれに混じって30㌢後半から40㌢オーバーの良型も期待できるから楽しみです。では、そんな楽しい釣りを実現するためのノウハウに迫ってみましょう。
【秋グレ攻略①】釣果を求めるなら浅い釣り場に注目
前述した釣果が期待できる釣り場の条件の目安は、水深が3〜5ヒロと浅いことです。そうした浅場はシモリなどのつき場が近いぶん安心するのか、グレは水面ギリギリまで浮上したり、矢引きから1ヒロ程度のタナまで餌を食い上がります。
そのような磯にエントリーすれば、足もとから竿1本あたりにいるグレの動き(縦泳ぎか横泳ぎ)をうかがうことから始めます。ウキにアタリがでやすい縦泳ぎならしめたものです。
それに対して横泳ぎの場合はウキにアタリがでにくいという難点があります。そのため、糸の張り具合の変化、ウキゴムの沈下速度や方向の変化を見逃さずにとる必要があります。それをとらえきれないと何の反応もないまま刺し餌が取られることになり、餌取りにやられたと勘違いすることになって次なる展開も生まれません。もちろん餌取りに取られることもありますが、波紋が出るほどグレの活性の高い状況であれば餌取りは散りやすいため、刺し餌を取るのは本命であることが多いと考えられます。
【秋グレ攻略②】仕掛けと撒き餌の同時打ちを駆使
その際の波紋の大きさはグレのサイズに比例します。大きい波紋が出たところには良型がいる可能性が高いため迷わず狙いましょう。その際、仕掛けを入れると同時に撒き餌を打つようにすると、遊泳力に勝る良型がヒットする確率が高くなります。
具体的には、狙ったところに仕掛けを入れたら間髪を入れずに刺し餌の上に撒き餌を1〜2回打つという釣り方です。その撒き餌の着水音に驚いた餌取りや木ッ葉グレがいったん散った隙に遊泳力のある良型が刺し餌を食うという寸法です。投入してからグレが釣れるまでのタイミングは5〜20秒程度しかないため、撒き餌の投入は素早さと精度が求められます。バッカンやシャクを見ずに刺し餌に撒き餌をかぶせられるように練習をしましょう。
【秋グレ攻略③】深いところではじっくりと構えて釣る
足もとから10㍍以上の水深があるところでは、せいぜい2〜3ヒロ程度までしかグレが浮いてこないうえ、撒き餌に対する反応も遅い傾向があります。このため撒き餌が沈むスピードに合わせて刺し餌を流すか、撒き餌の広がりに対して遅れて浮上する魚に仕掛けを合わせるか、といういずれかの方法でのアプローチとなります。
浅くまで上がってくるグレは警戒心が強く、撒き餌やウキの着水音におびえて一気に沈むことがありますが、しばらくすると群れで上がってくるだけにじっくりと待つことが求められます。そうして浮上するパターンを見つけられれば釣果アップが期待できます。もちろん、木ッ葉グレが先に上がってくるのか、良型が先に浮くのかを見きわめることが欠かせません。
【秋グレ攻略④】撒き餌を拡散させて魚を上ずらせる
浅いタナを狙う際は、魚を早く浮かせるために比重の軽い撒き餌を使うのが有効です。また、早く浮かせる打ち方を意識することも欠かせません。
開始後しばらくはシャクのカップで空気を切るように打ちます。そうして拡散させることで撒き餌の沈みが遅くなり、餌取りを含む魚の活性が上がるとともにタナが上ずる効果が期待できます。やがてグレが上ずりだして波紋が出るようになれば浅ダナ釣りのステージが完成したと考え、撒き餌をややセーブしつつグレの動きに合わせた釣りをします。
撒き餌をセーブしたり休憩すると魚が沈んで波紋が見られなくなりますが、撒き餌を打つ量を増やせば再びタナが上ずるため手返しを上げて狙いましょう。
なお、磯際に良型が居ついていることも多いため足もと付近にもポイントを常に作っておくことをおすすめします。それで良型の魚影が確認できればすぐさま狙いましょう。
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