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確率が高まる秋なら釣れる!! 良型マダイを投げ釣りで仕留める超実践的手法
マダイ狙いのタックル考察
タックルは良型の引きの強さを考慮したセッティングとします。竿は4㍍以上でオモリ負荷33号以上のBX~AXクラス、リールはナイロン4号かPE3号を200㍍以上巻けるドラグつきの大型タイプを用います。オモリは最低でも30号を使用しましょう。仕掛けに用いるラインはモトス8~10号、ハリス6号以上とします。ハリは使用する餌にもよりますが、ユムシコウジ16~18号、トーナメントカレイやキングサーフ15号以上を私は愛用しています。
仕掛けの長さは、潮が流れているときは1㍍ぐらい、潮が緩むときは1.5㍍ぐらいが適当です。長いほど海底でユラユラと自然に餌を漂わせられますが、潮が流れるとカラミが多くなる懸念があるためあまりおすすめしません。仕掛けがからむとまず釣れないから注意しましょう。
マダイ狙いの餌考察
餌はいくつか用意します。おすすめはタイムシ。これが手に入るなら準備しましょう。それと必ず用意したいのがユムシ(コウジがベストですが、高価なのがネック。フトコロに余裕のある方はぜひ用意して下さい)、チロリ(太め)、マムシです。最低でも2種類、できれば3種類用意して餌取りの状況に応じて使いわけるのが得策です。
用意したい量は半夜なら竿1本あたり虫餌1,000~1,500円、ユムシ3~4個ぐらいです。竿2~3本出すなら虫餌3,000~4,000円、ユムシ10個ぐらいを目安に準備すればよいでしょう。
マダイの釣り方の要点
前述したようにカケアガリやシモリ回りに仕掛けを置くことを心がけましょう。それをきちんと行なうためにポイントの潮かみのやや沖めに仕掛けを投入し、潮に少し乗せて流して落ち着いたところでアタリを待つ方法を取ります。しばらくして潮しもの斜め45度以上にラインが流されたら巻き上げ、投点をかえて探ります。こうすると効率よく狙えます。
竿数は3本が最適ですが、潮待ちのときは2本にすると効率性が高まります。それぞれの竿を打ち返す頻度は餌取りの様子によってかえましょう。
サソイはリールを数回巻く動作を5分か10分のピッチで入れています。その際に注意したいのがシモリ際ではあまり細かく仕掛けを動かさないということです。竿を1度大きくあおり、別のカケアガリなどに仕掛けを置き直すように誘うのが有効です。
ドラグのきき具合は潮の状況によって調整します。流れが速い場合はシモリに巻かれるほど糸が出ていくこともあるため締め気味に、流れが緩い場合は手で軽く引くと糸が出るぐらいにしておきましょう。
マダイのアタリは、ドラグが激しく鳴る、あるいは竿が飛ばされそうになるほど明快です。そうしたアタリがでたら間を置かずにドラグを締め、体全体を使うつもりで強く合わせます。そのような強い合わせによって底を切ることができればシモリに突っ込むことはないため、竿の弾力を生かしながらあわてずに巻き上げましょう。ただ、カケアガリがきついポイントに関してはラインブレイクの恐れがあるため強引な巻き上げが求められます。
60㌢クラスとなると引きは強烈です。リールが巻けないほど強い引きを見せることもありますが、ひるまずに体で竿を起こしてリールを巻くことです。決して竿をのされないように注意して下さい。
マダイ狙いの夜釣りの注意点
夜間は足もとが見えにくいため、とっさの行動の際に周囲に散らばった道具類を踏むことがあります。それを防ぐため道具類やクーラーの置き場は竿立てや投入位置から少し離しましょう。そのうえで周囲にケミカルライトを置くと暗闇の中でも位置を把握しやすくなります。
また、取り込み場所を事前に確認することも忘れてはいけません。
その他、注意する点は以下の通りです。
●海面をライトでむやみに照らさない。
●残暑がある初秋とはいえ夜間は冷えることもあるため羽織るものを1枚準備しておく(冷えだす10月以降は必須)。
●虫よけスプレーや蚊取り線香を準備すること(蚊の攻撃に合うと釣りどころではなくなります)。
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