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意外と高確率!!「ついでの釣りでマゴチ・ヒラメ」を楽しむ実戦的手法〈但馬〜山陰エリア編〉

実践釣り場ガイド

境水道周辺は秋の早いうちは夜釣りでマダイ・クロダイ・キス、秋が深まると日中にカレイが狙えます。そして、そのほとんどのポイントで日中にマゴチ・ヒラメの実績があります。まさに「ついでのマゴチ・ヒラメ」が最も実行しやすいフィールドということで、今回はこの周辺にエリアを絞ってポイント例をあげておきます。

美保関漁港の大波止〈島根県〉

投げ釣り ついでマゴチヒラメ1-6

旧波止の外側にケーソン波止が継ぎ足されているので釣り場としては比較的広いです。その中で1級ポイントとされるのは先端周辺。5~6月ごろに乗っ込みの大型マダイが釣れることで有名ですが、マゴチ・ヒラメであれば大波止の外向き一帯で狙えると考えていいでしょう。夜釣りではマダイやクロダイ・スズキなどが狙えるうえ、マゴチ・ヒラメの魚影も濃いところです。

太平洋セメント周辺〈鳥取県〉

投げ釣り ついでマゴチヒラメ1-5

特にお気に入りのマゴチ・ヒラメのポイントです。ただ、夜釣りでキスやクロダイも狙えなくはないですが、どちらかといえば日中のマゴチ・ヒラメのみの場所という感じです。せっかく境水道で夜釣りをするなら他の場所でスズキやクロダイ・マダイなどを狙い、夜明けからこちらに回る方が賢明だと思います。朝の好時合に移動するのもかなり勇気がいりますが…(笑)。

ここは潮の流れが速い場所なので大潮は避けた方が無難でしょう。また、根掛かりしやすいので仕掛けの予備も十分に用意する必要があります。もっとも、潮止まり前後のチャンスタイムでツボにはまれば連続ヒットが期待できます。近ごろは少し釣り荒れ気味の傾向はあるにしても期待度がかなり高いポイントなのは確かです。

なお、境水道の場合は竿を出せるポイントならどこでもマゴチ・ヒラメの実績場といっても過言ではありません。とりあえず本命の夜釣りで好情報がある場所を目差し、そこで朝からのマゴチ・ヒラメ狙いを試してみるというパターンの釣行でも可能性は十分にあるでしょう。

餌はヒラメに関しても塩イワシに実績があり、ついでの釣りをするのに小アジを用意する必要はないと思われます。ただ、境水道一帯ではマハゼがヒラメの特効餌という話も聞きました。秋はハゼ釣りのシーズンでもありますし、別ポイントで釣ったハゼを持ち込んでみるのもおもしろそうですね。

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