あれって正しくないの!? 秋磯のセオリー 正解? 不正解?|グレ釣り編その1

秋磯のセオリー1-4

グレの数釣りが楽しめる秋磯シーズンとあって釣り方のよしあしの判断はつきにくいものです。実はセオリーとされる考え方にも曖昧な部分が少なくないだけに注意が必要です。シーズンの本格化を前に気になるノウハウの真偽を検証してみましょう!!

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Q:磯のセレクトは潮通し優先?

答:半分正解

秋磯のセオリー1-2

「グレは潮を釣れ」といわれるように、グレ釣りでは潮通しのよしあしが釣果に関係することは間違ありません。しかし、潮通しさえよければいいかというと、そうではありません。「右に流れるときによく釣れた」とか「あの磯は左に流れる潮が本命だ」などという具合に磯ごとに釣れる状況というものがあるからです。

では、なぜ流れる方向によって釣果がかわるのでしょうか? それは潮の流れる方向に沈み瀬や根、岩、さらには本流と引かれ潮などの潮同士がぶつかる部分など、グレが餌を捕食しやすい環境が整うか否かがあるからです。いくら潮通しがいい磯でも、グレが居つきやすく捕食しやすい環境が整っていなければ好釣果は期待できません。

したがって、磯をセレクトする際は潮通しのよしあしの他に、グレが居つきやすくて捕食しやすい環境が整っているかを見きわめることも大事だといえます。場合によっては潮通しのいい先端部よりも、少し奥まったところに見られる引かれ潮に仕掛けを乗せて釣る方がよいこともあります。このため目をつけた磯の特徴を船頭に聞いておきたいものです。

秋磯のセオリー1-7

磯に上がればなるべく高い位置から海を観察し、沈み瀬や根の位置を確認します。そして、その周辺に向けて流れる潮を見つけて攻めていきます。沈み瀬や根が目視できなくても海面が鏡になっているようなところは海底に何らかの変化があると考えられるだけに見逃さずに狙いましょう。

仕掛けを流すときは、速い流れを直接攻めて魚の反応がなければ引かれる潮を捜します。それに仕掛けを乗せて本流と引かれ潮の壁や、沈み瀬や根の手前などで仕掛けを少し張り気味にするとアタリがでることが多いです。

また、潮が流れているなら仕掛けをどんどん送るのも有効です。そうしたときは自分が思っているよりも潮しもまで撒き餌がきいていることが多いですし、沖にはポイントとなりうる沈み瀬や根があることも多いからです。私自身、リールに巻いた150㍍のラインがすべて出たところで50㌢クラスのグレを連発させた経験もあります。そのことからも、見える範囲に沈み瀬や根が確認できないときは思いきって流すことをおすすめします。

(解説:鰰澤拓也)

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