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《チヌ釣りQ&A・かかり釣り》数を釣るために手返しをよくする方法は?

かかり釣り 手返しアップ2

あらかじめできる準備を済ませておき、タイムロスを減らせば数釣りに繋がるはずです。

Q:数を釣るために手返しをよくする方法は?

夏〜秋は数釣りが楽しめる大好きなシーズンです。餌取りへの対応も含め、釣果のカギとなる手返しの向上を目標にして釣りに取り組んでいます。数を求めるための手返しアップの方法を教えて下さい。

A:前もっての段取りが大事です

ひとことでいうと段取りが大事です。まずは、できるだけ早く釣行するエリアや釣り場を決めましょう。そして、当日のチヌのサイズや釣れる数を予測し、使用する餌やダンゴの量など、頭の中で釣りを組み立てて段取りをします。

私の場合、1日の釣りを10〜12時間と考え、そのうち2〜3時間は丸貝の釣り、あとはダンゴ釣りと考えて餌の量を決めています。

準備は前日に行ないます。ダンゴの配合も前日の夜までに済ませておき、釣り場では海水を入れて混ぜ合わせるだけの状態にしておきます。また、すぐにスタートとできるように沖アミは解凍された状態のものを持参します。

夏〜秋にメインとして使用する刺し餌は沖アミ、コーン、サナギ、イガイです。イガイは落とし込み釣り、他の3種はダンゴ釣りで用います。これ以上種類が多くても使いきれないことが多いものです。迷いを生じさせるという点で手返しがわるくなる恐れもあるため、3種類を状況に合わせてローテーションするのが効率的だといえます。

そして、釣り座回りの整理整頓ももちろん大切です。なるべく動かずに済むように手の届く範囲に必要なものを置くようしています。ただ、取り込みなどの邪魔になるためスカリだけは離れた場所に設置します。

かかり釣り 手返しアップ3

最後に、私のように1日ぶっ通しで釣りたい人は別ですが、アタリが遠のいたとき、釣りにならないほど潮が速くなったときなどは休憩を取りましょう。その際にダンゴを打ってしっかりとポイントを作ってから食事を取ったり仮眠すれば、再開後にいち早く釣れだすので効率よく楽しめます。

(文:角谷竜直)

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