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名手はなぜよく釣れる!? ポイント選びのシークレット|サーフ〜河口部・流し釣り編
実践釣り場ガイド
片男波海水浴場〈和歌山県〉
夜釣り&遠投ウキ流し釣りというのが条件になりますが、海水浴の時期が過ぎると片男波海水浴場で大型の根魚が狙えます。
何の変哲もない海水浴場の砂浜ですが、空撮の地図を見ると黒い帯が突堤からのびていたり、浜と平行に点在しているのがわかるはずです。これはもともとあった波止や沖一文字の基礎石の名残です。
沖一文字の捨て石狙うには砂浜から50㍍ほどの遠投が必要であり、追い風のときならまだしも平常時にポイントを見つけるのはなかなか難しいでしょう。そのためまずは駐車場の目前にある突堤を狙うのがおすすめです。
釣り方は簡単です。波止の延長線上にある捨て石ゾーンを狙って、左右に流れる潮に応じて仕掛けを潮かみから流し込むというものです。
私が初めて竿を出したときには30㌢に迫るガシラが釣れたことから、ほとんど竿が入っていない印象を受けました。砂浜の沖にある一文字には、ぶち切ったハリスをヒゲのように何本も蓄えたカンダイがいるというウワサがありますから、このポイントにもヌシといえるような居つきの根魚がいるはずです。
夜釣りの場合、新和歌漁港と背後の住宅から漏れた明かりに集まる中アジをメインターゲットとして遊ぶのもおもしろいです。
なお、片男波海岸の南にある和歌川の導流堤では、河口のポイントらしくフィッシュイーターのスズキ・ヒラメ・マゴチの他、巨大なアコウがたびたび上がっています。虫餌を流すだけでなく、キビナゴを用いたり、釣れた小魚を泳がせたりすると思わぬボーナスがもらえるかもしれません。
なお、駐車場は7〜8月は1日1,000円ですが、17時以降の入場は通常料金の400円でとめられます。
二色の浜・近木川河口〈大阪府〉
二色の浜は北側に近木川、南に見出川という2本の河川にはさまれた砂浜です。
砂浜自体は遠浅であるため、沖に入れられたテトラより先で根魚を狙うか、投げ釣りでキスを狙うかという程度の釣り場です。それが隣接する近木川河口では電気ウキ釣りやチョイ投げでもおもしろい釣りができます。
高速の橋の下から浜に出るとテトラが並んでいます。その始まりのところを狙うとハゼ、沖に目を向けるとキスが釣れます。
その先に行くと突堤があり、先端ではスズキやサゴシなどの回遊が見られます。先端までの間では河口向きでアジが釣れますが、本命として狙いたいのは二色の浜方向です。
狙い目となるのは足もとにある捨て石際。日が落ちてから矢引き〜1ヒロ半のウキ下を取って電気ウキを流していくと、チヌやグレが飛びついてきます。大型は望めませんが、玉網が必要な30㌢級が釣れることがあるので玉網の準備をお忘れなく。餌はアオイソメで十分ですが、マムシがあればより多くのアタリを得られます。
なお、駐車場は二色の浜第三駐車場が便利ですが、夜9時以降の入庫はできないので注意して下さい(出庫はいつでも可。料金は620円)。
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