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初夏の欲張りプラン⑥【紀東・古江漁港のアオリイカ・ガシラ・ハタ類】
巻くだけ＆待つだけで
良型アオリイカと根魚が♪
〈三重県〉古江漁港
初夏に釣りやすい波止の好ターゲットといえばやはりアオリイカでしょう。足場がよくて車横付けで楽しめる快適なポイントでエギング＆根魚狙いの２本立てを楽しんで下さい!!
（文：上野敦士）
古江漁港での釣りの概要
古江漁港ではエギングでのアオリイカ狙いと、探り釣りでの根魚（ガシラ・ハタ）狙いという２本立てが楽しめます。いずれも朝夕の短時間が特に有望ですが、日中や夜も釣果が期待できます。
釣り場には駐車スペースとトイレがあります。岸壁は広々としていて常夜灯もあるので家族連れにもおすすめです。
釣り場が空いているときは３〜５㍍ごとに移動して岸壁際を広く探りましょう。
エギングのパターン
古江漁港のように藻場の多いポイントでは、通常のシャクる方法以外に「巻くだけ釣法」も実践してみましょう。
釣り方は簡単です。餌木を沖へ投げて３～５秒沈めたら人がゆっくりと歩く程度のスピードでリールを巻くだけです。竿先がグーッと引かれるアタリが伝わっても竿をあおって合わせる必要はありません。そのままリールを巻き続ければ掛かります。
抜き上げが難しいほどの良型（500㌘～2.5㌔級）ばかりが釣れる時期だけに、玉網やギャフといった取り込みアイテムは必ず用意して下さい。
グッドサイズが期待できるシーズンです。
探り釣りのパターン
置き竿でのおすすめは探り釣りです。岸壁際の底まで餌を沈めてアタリを待つシンプルな釣り方で30㌢までのガシラやハタ類の数釣りが楽しめます。その釣り方の要点は以下の通りです。
オモリの選び方
竿の最大オモリ負荷よりも少し軽めのオモリを使いましょう。オモリが軽過ぎると流れに負けて底や岸壁に引っ掛かりやすくなります。
最大オモリ負荷は竿に明記されていますが、号やLbなど表記がまちまちです。「釣りオモリ換算表」をインターネットで調べるか、釣り具店で相談しましょう。
リールのドラグを緩めておく
探り釣りではクエの子や大型のハタといったパワーファイターが釣れることも多いです。そのような魚に竿を持っていかれないように、置き竿にするときは手で軽く引くと糸が出る程度にリールのドラグを緩めておきましょう。そして、本アタリがあったらすぐにドラグを締めてリールを巻くこと。素早く寄せないと岩の隙間などに潜り込んで取り込めなくなるので注意して下さい。
根魚は果敢なアタリを見せてくれます。反応がなくても15分ごとに餌を交換することも大事です。
鈴でアタリを察知
アタリに対して素早く反応するために、置き竿とはいえ竿からあまり離れないことが大切です。少し離れるときのことを考えて、竿先にコイ釣り用の鈴をつけておきましょう。そうすれば音でアタリを察知でき、できるだけ早い対応が可能になります。
インフォメーション
| アクセス | 熊野尾鷲道路・三木里ICをおりて左折。突き当たりを右折してR311に入り。そのまま南下すると古江。 |
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