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【磯釣り】グレ・初夏の遠征ガイダンス Part2 男女群島〈長崎県〉
両潮を狙えるサメ瀬に注目
男女群島は北から男島、クロキ島、中の島、ハナグリ島、女島の島々で構成されており、それぞれの回りに魚影の濃い磯が無数にある。そこにはトンガリ、真浦2番と3番、馬丁など上げ下げの両潮を狙える磯はたくさんあるが、中でもおすすめがサメ瀬である。
女島から2㌔南方に位置するサメ瀬は、大ザメと小ザメの2つの磯からなる小さな沖磯である。冬場に渡礁できるチャンスは少ないが、ナギの日が増える初夏は比較的渡礁しやすい。
上げ下げの本流潮を狙える他、日中、夜間を問わずに尾長グレが狙えるのがここの魅力だ。
ポイントは図の通り。磯全体がポイントといっても過言ではないが、磯回りは35~45㌢クラスの口太グレが多い。大型の尾長グレをよりよく狙うなら、日中は大サメにて下げ潮の本流釣り、夜間は小サメにて遠投の深場釣りをするのがよい。
男女群島の遠征釣行では瀬泊まりとなるため荷物がある程度多くなるのは仕方がないが、むやみにパッキングしてはいけない。時間的に必要のないものを渡船に乗せておき、見回りのたびに必要なものを取り出せるように荷物は日中と夜間でわけてまとめることだ。そうして渡礁時の荷物をコンパクトにすることで、急に荒れ模様となったときなどの緊急時の乗船がスムースになる。
なお、餌を含むすべての持ち物にはできるだけわかりやすく名前を明記しておくこと。
※クリック後プリント可能
釣行インフォメーション
基本スケジュール
大阪市在住の私は2通りの方法で、あじか磯釣りセンターの1泊2日便を利用する。
1つは新幹線を利用するパターン。新大阪から博多へ行き、レンタカーを利用して渡船が出る長崎県の平戸へ向かうというもの。
2つめはマイカーで平戸へ向かうパターン。この場合、高速道路かカーフェリーのいずれかを利用する。
いずれの場合も渡船は午後2時に出港(集合時間は午後1時)し、午後5時半ごろに男女群島に到着する。その後、翌々日の午前8時半ごろまで釣りをし、正午ごろに帰港して帰路につく。
現地での費用の目安
平戸からの場合、餌代、渡船代、食事代で約70,000円。内訳は以下の通り。
《内訳》
餌代 | 約25,000円 | 沖アミ3㌔×18個、アミエビレンガ4つ、集魚材10袋、刺し餌5パック |
---|---|---|
渡船代 | 40,000円 | 1泊2日の場合 |
食事代 | 約5,000円 |
渡船、餌は、あじか磯釣りセンター(0950-57-0883)。
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