せんなん~わかやまライブショット vol.7【南紀の河口でグレ連発編】

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河口近くのグレも〝アオイソメの流し釣り〟で決まり!!

寒グレもそろそろ終盤。グレの白子が食べたくて南紀の河口部へ釣行してラストチャンスに賭けてみると…。文句なしの釣果と焼き白子でご機嫌です

(カメラ/文 葛城修平)

サクラの便りが届く季節になりました。大好きなメバルの便りもそこここで聞かれるようになったものの、天候と自由のきく時間の都合が合わずにモヤモヤ~ッとしています。

おっと危ない…。行けないメバル釣りのことばかり考えていると、この時期限定の旬の味を忘れるところでした!! 旬の味とは、まもなく産卵期を迎るグレの白子のことです。その食味ときたらカワハギの肝に次ぐ絶品だと思います。

よしっ、白子釣りに行くぞ!! って、まずはグレ釣らんとダメですね。

河口特有の速い流れに苦戦

今回のポイントは南紀の河口近くの磯です。

釣り方はメバル狙いと同じアオイソメを餌にした流し釣りです。干満時に汽水と海水が混じるようなところならどこでもアオイソメが最強の刺し餌になります。狙い目となるのは昼間に行くと通り過ぎてしまうような浅い場所です。

ちなみに、今回の釣り場は大潮の干潮時には底が露出します。そんな場所でありながらも満潮からの下げ始めには流れてくる餌が溜まる絶好のポイントになるようで、夜になると闇に紛れてグレが餌を捜しに入ってきます。

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今回の釣り場です。磯場とゴロタ場を有する河口部の浅場なら同様のパターンでグレを狙えます。

いつも通りにアオイソメ1パックを購入し、釣り場近くの駐車スペースに着いたのは午後8時。準備を整えてから河口のゴロタ浜を少し歩くと、すぐに狙いの場所に到着です。満潮が午後9時過ぎなので、そろそろ足もとにグレが入ってきているかもしれませんね。

足場にした平らな岩から緩やかに落ち込むこのポイントの水深は満潮で1ヒロちょっとです。15㍍ほど先に離れ磯があり、砂泥底の中にゴロタ石が点在するというシチュエーションです。

ここではゴロタの隙間に餌を届けて食わせるイメージで狙います。そのぶんやや強引なやり取りが求められることと、根ズレ対策を考慮し、タックルは磯竿1.5号、道糸2.5号、ハリスにチタンコートのバリバス・TIニックス3号というセッティングとしました。竿がかたいぶんメバル狙いと同じハリではのびることがありますので、軸のしっかりしたグレバリ7号を用いると安心です。

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シモリの穴からグレを引きずり出すため、根ズレに強いハリスが求められます。

目立つように大きめのアオイソメをハリに刺して水深と同じくらいのウキ下1ヒロから始めると、仕掛けはサーッと海の方向に流されていきます。さすが河口といった流れの速さですが、これではグレの口に刺し餌を届けられません。

ちょっと沖にあるシモリとシモリの間には反転流ができており、潮が止まるところもありそうです。ちょっと投げてシモリの裏側に仕掛けを入れてみると、思った通りに仕掛けがなじみました。ところが、すぐに左に流されてしまいました。なかなか食わせるポイントに届けられません。

ウキの下にあるガン玉をはずしてハリ上のガン玉を3Bにするのが仕掛けを留める対策として手っ取り早いですが、それだと根掛かりしやすくなるのが難点です。そもそも、今の流れはそれくらいでは仕掛けがなじまないほどの速さです。

特に問題なのが、シモリまでの間を流れる潮に道糸が引っ張られるために、刺し餌が浅い場所を流れることです。風対策同様、道糸をどんどん出して仕掛けを立てようとしますが、それだと道糸が潮しもにあるシモリに引っかかってしまいます。

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そこで、仕掛けを潮裏に入れる→仕掛けがなじむ→道糸が引かれる→竿を潮かみに振って道糸をメンディングする→仕掛けが潮しもに少し動く→竿先で流れについていく→餌をタナに届ける、という流れで操作してみます。それを繰り返して潮しものシモリ際まで流すと、ピュン!! とウキに変化がでました。しかし、これはフグか何かのアタリでしょうね。ハリのところだけ残して餌が食われてました。フグだとしても反応があるのはうれしいですし、何よりもアタリがでたことはいい傾向です。

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