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【家族釣行にも最適の早春のお手軽プラン⑥】和歌山県加太港のメバル
テトラの奥底はメバルの宝庫。
ルアーを用いた穴釣りで良型を!!
〈和歌山県〉加太港
テトラの奥底にはメバルがたくさん潜んでいます。暗さを求めて特に魚が集まる日中には、ルアーによる穴釣りで狙うのが楽しいです。テンポよく探れば良型の連続ヒットの可能性も…!!
(文:山本典史)
ルアーの穴釣りの楽しみ方
メバル狙いといえばエビ撒き釣りや探り釣りがメジャーな攻め方です。また、ルアーで狙うのもおもしろいターゲットです。いずれも夜釣りが主体となりますが、ここではルアーを用いた日中スタイルの穴釣りを紹介します。
おすすめの釣り場は和歌山県加太の大波止。この釣り場のように水深が適度にあり、大型のテトラが入っている場所が狙い目となります。
穴釣りといえば、テトラ帯を恐る恐る歩いて探るイメージがありますが、紹介するパターンはそれが皆無。テトラと堤防の隙間を狙うスタイルだからです。堤防に沿った隙間とあり、メバルがつきやすい奥深くまで仕掛けを届けることができます。水深の面でも、テトラの沖面に対しても、奥ということで多くのメバルが潜んでいるのです。
ただし、この隙間は攻めやすいぶん、誰かが探っている可能性が高いという欠点もあります。それでも、比較的口を使いやすいガシラに比べて警戒心が高くて簡単に口を使わないメバルは、人が攻めた後でも残っていることも多いです。その傾向は大型ほど顕著です。
そんな警戒心が高くて餌にも口を使わないメバルがルアーで釣れるわけがない、と思われる方も多いでしょう。いいえ、反射食いを誘えるルアーだからこそ釣れるんです。
まず前提として、まづめどきや夜間は避けます。できる限り晴れており、魚の活性が低いときが好条件となります。テトラの奥に逃げ込むような時間帯こそ狙い目になるのです。
釣り方は図の通りです。このパターンにてテンポよく攻めるのが好釣果を上げるための何よりのコツです。1つの穴を探る時間は長くても1分以内。そうしてたくさんの穴を攻める方が多くのアタリが期待でき、必然的に釣果につながるのです。また、数を釣ることでサイズアップの確率も高まります。さらに、まったく反応がなければ他のエリアに移動という判断もより早くできます。
なお、根掛かりによるルアーの消耗が激しいパターンです。予備は多めに用意しておきましょう。
インフォメーション
■最寄りの釣り具店
粉河加太線沿いにある沖ノ島釣具店(073・451・2637)。加太港の付近にも釣り具店はたくさんありますが、ルアーを揃えている店はあまりありません。現場に行く前にきちんと揃えておくのがいいでしょう。
■アクセス
大阪方面から阪和道・泉南ICをおりて右折し、府道63を直進。幡代北交差点を左折してR26に入り、第二阪和国道バイパスへ。深日ランプでおりて左折し、深日中央交差点を深日港方面へ直進。そのまま府道65を約15分進むとある交通案内板に従って右折して加太港へ。
他に、阪和道・和歌山北ICから紀ノ川の北側を走る県道7を西進し、交通案内板に従って左折して加太港へ向かうルートもある。
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