家族・子供とで釣りに行こう!! 早春のお手軽プラン① 三重県尾鷲周辺のキス | 関西のつりweb | 釣りの総合情報メディアMeME

【家族釣行にも最適の早春のお手軽プラン①】三重県尾鷲周辺のキス

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溜まり場を見つければ良型連発。
穏やかな日和はキス狙いを!!

〈三重県〉尾鷲港、引本港

夏場に釣る印象が強いキスですが、実は低水温期にも狙えます。機動力を生かして水深のある場所に見られる溜まり場を探っておいしいヤツをたくさん釣りましょう!!

(文:西口和廣)

晩冬〜早春の紀東はキスにも要注目!!

黒潮の影響を受ける紀東エリアは比較的水温が高いうえ、深い入り江が多いため晩冬〜早春にもキスを狙えます。最盛期のようにどこでも釣れるわけではありませんが、キスが溜まっている場所を見つけることができれば好釣果も期待できます。

おすすめの釣り場は尾鷲港と引本港です。いずれもテトラがなく、気軽に釣ることができます。

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釣行のスケジュールは基本的に潮の動きがよい時間を中心に考えます。水深が深い場所なので上げ潮や下げ潮といった潮時はあまり気にしなくてよいでしょう。それに寒い時期なので早朝から釣る必要もありません。

キスは、数は出ないながらも20㌢前後の良型が釣れます。それと同時に捨て竿を1本出して防波堤の捨て石付近を狙えばガシラも釣ることができます。

晩冬〜早春の釣りとあって寒いのは仕方ありませんが、寒波が入ったときは他の釣りものにシフトチェンジするなどプランを練り直しましょう。寒波が到来してから5日程度は釣果が安定しないことが多いからです。季節風は背後にある山が遮ってくれますが、じっくりと釣るなら穏やかな日に目をつけましょう。

なお、今回紹介したポイント以外にも釣れるところはたくさんあります。晩冬〜早春はキスの居場所を見つけることができるかが肝心なので、豊富な水深を有する波穏やかな入り江などのポイントをたくさん探ることが好釣果に繋がります。

キスのアプローチパターン

2つのタックルでキス&ガシラの両得

キスは、投げ竿4㍍前後と投げ用リールという組み合わせにPE1〜1.5号+力糸の道糸を用いたタックルで釣ります。それに固定式天秤20〜25号と市販のキス引き釣り仕掛け6〜8号(ハリ数2〜3本)をセットします。

ガシラを狙うときは、ルアーロッドにナイロン4号、中通しオモリ5〜8号(竿に無理のない重さ)、糸つきバリの丸セイゴ10号程度を使用します。このときハリスは10㌢程度にしておきます。

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餌は基本的にイシゴカイのみで十分ですが、それで反応がなかったときのためにアオイソメも用意しておくと安心です。早春は餌を大きめにつけることで食いがよくなることもあるので半日でイシゴカイ500円程度が購入量の目安となります。

〈基本的な釣り方〉止めの動作を取るのがキモ!!

水深のある釣り場なので投入後はしっかりと糸を送り込んで仕掛けを着底させましょう。それから糸フケを取ってサビきます。ゆっくりとしたスピードである程度引いたら止める時間をしっかりと取りましょう。そうして引く、止めるの繰り返しがサソイの基本です。

アタリは仕掛けの動きをかえたときにでることが多いです。

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インフォメーション

■アクセス

…引本港へは紀勢道・海山ICをおりて右折。R42を約2分南下し、相賀南交差点を左折。県道540→202と経由して道なりに進み、引本トンネルを出てすぐの信号を右折。直進すると港に出る。尾鷲港・天満波止へは紀勢道・尾鷲北ICをおりて道なりに約5分直進。

■最寄りの釣り具店

餌、釣り具は尾鷲南ICの近くにある24時間営業の、えさきち・尾鷲南館0597・37・4183)。比較的仕掛け類も充実しているから便利です。

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