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ヒラメ＋αのおいしい大物が連発!! レンタルボート釣りのススメ
釣果アップの道具考察
タックル考察
水深14～17㍍、岸寄りで12㍍から９㍍へと駆け上がる地形が主体となる紀伊長島の名倉湾のような比較的浅いエリアにて、底を感じつつも仕掛けを浮き上がらせない釣り方をドテラ流しで行なうのが有効となる。それを行なうにはライトなタックルが望ましく、エギングロッド＋スピニングリールや７㌳までのバスロッド＋ベイトリールというセッティングが最適といえる。
仕掛け考察
根掛かりによる仕掛けの消耗が激しいため、複数の市販仕掛けの他に自作品をいくつか用意したい。ヒラメ狙いは朝イチの１時間程度が勝負となるためスムースに交換できるようにしておこう。
トリプルフックがついた市販仕掛けがおすすめ。
そして、市販仕掛けには孫バリにシングルフックとトリプルフックを用いた２種類があるが、トリプルフック式を選ぶことをおすすめする。その理由は、アタリがあってから合わせるまでに時間がかかるぶんヒラメの歯によってハリスがかなり傷むにもかかわらず、シングルフックの場合はしっかりと合わせなくてはならないという意識が働いて合わせ切れを起こしやすいからである。その点、トリプルフックは掛かりの安心感が強いぶんスイープに合わせることができ、フッキング時のハリス切れが低減される。
釣り場ガイド
紀伊長島・名倉湾〈三重県〉
紀伊長島・名倉湾は、北寄りの風が吹いて外海が少々荒れていてもベタナギになることが多いだけに、船に弱い方でも安心して釣ることができる。また、乗船場からわずか100㍍程度の距離で十分に狙えるから手漕ぎボートでも安全かつ快適に楽しめる。
港出入り口付近は砂底となっている。船舶免許があれば9.9馬力の４人乗りから40馬力14名乗りまで利用できる。単独はもちろん、家族、仲間と楽しい冬の釣りが楽しめる。
釣り方は、名倉湾の岸際から100㍍までの砂底を手持ち１本、置き竿１本で流していく、というもの。流すコースをかえ、反応があった場所を重点的に攻めるのがよりよい釣果を上げるコツとなる。
なお、餌が弱ると極端に食いがわるくなるため、こまめにチェックしよう。
うまく釣ればこのような豪華な釣果が期待できる。
インフォメーション
レンタルボート店
■石倉渡船（0597･47･0712）。
手漕ぎボート（３名程度乗船）１日4000円、船外機ボート（４名乗船9.9馬力～14名乗り40馬力）11000～24000円。なお、１名あたり手漕ぎボート200円、船外機ボート500円の保険代が加算される。
駐車場、トイレ、仮眠施設、有料のシャワー室を完備。
近くの海野古里には町営の古里温泉がある。
アクセス
紀勢道・紀伊長島ICをおりてＲ42方面へ。東長島南交差点を左折してＲ42へ入り、片上南交差点を右折。Ｒ260を進むとある孫太郎トンネルと越えてすぐの信号を右折して進むと渡船事務所
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