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【波止釣り】1級釣り場の冬の遊び方 〈紀北・田ノ浦漁港〉

冬の釣り場 田ノ浦top

メバル・ガシラ・ウマヅラ・コウイカ…♪

紀北の1級釣り場は冬こそ狙い目!!

紀北・田ノ浦漁港〈和歌山県〉

「人が少ない=釣りものが少ない」と考えるのはナンセンス。実力のある1級釣り場なら冬もお楽しみはいろいろと…♪ 旬のおいしい魚をサクッと狙いに行きませんか!?

(文:小野英樹)

夏から晩秋にかけてタチウオ・アオリイカ・チヌ・グレ狙いなどで大いに賑わった紀北エリアの超人気スポットである田ノ浦漁港ですが、気温が下がるにつれて閑散としてきます。休日でも釣り座の確保に困らず、平日は貸し切り状態の日もあるほどです。

しかし、そんな時期から元気になるのがガシラ・メバルに代表される根魚です。田ノ浦は磯場や沈み根が多いうえ潮通しがよいため、根魚の魚影はとても濃いです。好時合を的確に見きわめれば、おいしい根魚+αを短時間で釣ることができます。

早朝〜9時までは良型メバルに注目!!

メバル狙いでは潮の見きわめが大切です。潮がよく動く日(大潮から中潮)を選び、上げ7分か下げ3分に狙いを定めましょう。その条件が朝の6時ごろに重なる条件が最高です。逆に、干潮時は期待薄なので避けたいところです。

おすすめの釣り方はエビ撒き釣り。餌のシラエビは1000円分もあれば十分に楽しめます。

冬の釣り場 田ノ浦2
冬の釣り場 田ノ浦7

メバル狙いではこのような市販仕掛けがおすすめです。

エビ撒き釣り必勝法

釣り座は大波止の外向きに構えます。雑賀崎の沖向きに潮が流れているときは右角、それ以外の流れなら中央の沖にある磯(姥岩=うばいわ)の少し右を狙うのがセオリーです。いずれの場合も2ヒロのタナから探り始め、メバルの活性が上がるにつれてどんどん浅いタナを狙います。浅いタナほど数・型ともに期待できるため、餌のシラサエビはシャクを用いて少量をこまめに撒き続けましょう。

冬の釣り場 田ノ浦1

右角の釣り座は、右斜め沖に竿2〜4本先に沈み根があります。そこをうまく探ることができればアタリがあるはずです。しばらく狙って反応がわるければウキ下を深くすべきですが、撒き餌がききだせば徐々に浅くすることを忘れずに。

姥岩回りは底に荒い根があります。左へ流れる潮のときに流し過ぎると根掛かりするので注意が必要です。

いずれのポイントも餌取りのフグがやっかいな存在となります。フグが釣れたらウキ下を少し浅くし、メバルが釣れるタナを捜しましょう。

そして、潮が緩めば時合は終了。午前9時ごろには帰宅し、釣れたメバルをさばいて晩酌のアテやオカズ作りの段取りを楽しみましょう。冬期に田ノ浦で釣れるメバルはほとんどが食味のいい黒メバルばかり。その美味を熱燗とともに楽しむのがおすすめです。

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