【波止釣り】冬の1級釣り場の遊び方 〈紀北・田ノ浦漁港〉 | 関西のつりweb | 釣りの総合情報メディアMeME - Part 2

【波止釣り】1級釣り場の冬の遊び方 〈紀北・田ノ浦漁港〉

夕方からの2〜3時間は大型ガシラ狙い

ガシラは夜釣りが有利です。20時以降に満潮を迎える条件の日が特にチャンスです。夕方からの2〜3時間で良型を5〜6匹釣るのも難しくありません。

釣り方は胴突き仕掛けのチョイ投げがベスト。竿はエギングロッドやバスロッド、餌はアオイソメ500円分という用意で釣れる手軽さがうれしいところです。

冬の釣り場 田ノ浦3
冬の釣り場 田ノ浦6

チョイ投げ用の市販仕掛けは2本バリの胴突きタイプがおすすめです。

満潮前後をおすすめする理由…根が荒いポイントとあり、潮位が高いほど根掛かりしにくいです。また、攻められるポイントが多くなるのも高潮位時の利点です。満潮を基準として上げ7分(上げ潮時の方が期待大)、下げ3分を狙えるスケジュールを組みましょう。

なお、根掛かり対策としてハリ数を2本に抑えた仕掛けを使います。

チョイ投げ必勝法

チョイ投げの最大のキモは餌のアオイソメを大きめにつけることです。アピール度の高い餌で狙うことでヒット率の向上が見込めます。

ポイントは大波止の外向きです(根の荒い姥岩回りは避ける)。10㍍ほど沖へ軽く投げ、仕掛けが着底したら糸を張ってアタリを待ちます。オモリを引きずると根掛かりしやすいのでサソイをかけないのが賢明です。アタリがなければ仕掛けを回収し、ポイントを少しかえて投入。あとは同様の操作の繰り返しです。そのうちにアタリがあれば素早く合わせ、一気にリールを巻きます。そうして魚を根から引き離すことが数を釣るうえで欠かせません。

夜釣りとあって釣行後は体が冷えているため、帰宅後はお風呂で体を温めましょう。それから脂が乗ったガシラを調理。おすすめは、ビールがとても合う唐揚げです。

冬の釣り場 田ノ浦5

末長く根魚釣りを楽しむために、食べる分だけ釣ったら潔く終了しましょう。釣った分だけ数が減る根魚だけにポイントを大切にすることも考えたいですね。

日中は投げて巻くだけでコウイカも!!

1月下旬まではコウイカ狙いも楽しめます。ポイントは左端の灯台付近。沖は砂地でシモリが点在しているため絶好のコウイカポイントとなっています。

タックルはエギング用でOK。コウイカ専用の餌木もありますが、廉価なアオリ用の餌木でも十分です。

釣り方は、底を意識して細かいサソイを入れたらズル引きするだけです。コウイカは広範囲に生息しているため広く探り歩くのが数を釣るコツ。アプローチの際も遠投が可能な3.5号の餌木を用い、できるだけ遠くに投げて手前までしっかりと探るスタイルが有効です。

豪華ゲストも期待大!! 沖一文字のカゴ釣り

雑賀崎沖一文字のウマヅラハギ狙いもおすすめです。冬のウマヅラの刺し身や煮付けは最高です。また、寒くなるほどキモが大きくなるので鍋の食材としても最適です。

釣り方は一般的な波止のカゴ釣りでOK。口が小さい魚だけに、ハリをグレバリの3〜4号と小さめにするのがミソです。

■カゴ釣り仕掛けの詳細はこちら。

冬の釣り場 田ノ浦4

ウキ下は少し深めの5ヒロ。時合は朝イチにくることが多く、夜明けから9時ごろまでがチャンスタイムとなります(大型はその後に食ってくることも多い)。その後も粘れば良型のサンバソウやグレ、大型のチヌなど本命を上回る豪華ゲストが食ってくることもあります。

雑賀崎漁港の沖一文字へは一文字渡船(090・2193・2353)を利用。

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