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桑原英高のグレ釣り一直線・尾長グレ追求編 vol.4

上が口太グレ、下が尾長グレです。ウロコ、エラブタ、尻尾の形状、歯によって種類を判別できます。
尾長グレとの出合いとスタイルの確立
大型の尾長グレの魚拓をたくさん飾ってあった串本のとある釣り具店を訪れたことが尾長グレ釣りにハマることになったきっかけです。その店の店主である本田さんの釣りを見て学び、試行錯誤を繰り返して確立したのが現在の尾長グレ狙いのスタイルなのです
(カメラ/文 桑原英高)
尾長グレとの出合い
私が尾長グレにこだわりを持ち始めたのは車に乗り始めた18歳のころです。それまでは、実家の目の前が海、裏山を越えれば矢櫃だったことから小学低学年からチヌやグレを釣って遊んでいました。
夏休みにはバケツに一杯になるまで取ったフナムシを餌にしたフカセ釣りにはまりました(当時は5~10分でバケツに一杯になるぐらい簡単に取れました。今は埋め立てや乱獲で急速に数が減ってしまいました)。裏山を越えて矢櫃の海でそのフナムシを撒くと、それこそ狂ったようにグレが乱舞してよく釣れました。小学生にとって35~40㌢クラスの引きは強烈であり、最高に楽しい遊びでした。
そうしてグレをたくさん釣る中で「このグレは何だかきれいだな~」とか「このグレはメチャ茶色くて形がカッコいいなぁ」「このグレ、メチャよく引いたなぁ」などと思うことがよくありました。今思えば、それらが尾長グレだったのでしょう。
それから高校を卒業するまでの間、毎日のようにケンカに明け暮れたり、いろいろとわるい遊びもしましたが、休みになれば竿を振るというサイクルはかわりませんでした。
やがて車の免許を取ったころ「潮岬では70㌢オーバーの尾長グレが釣れる」と書かれた新聞の記事を見て衝撃を受けました。グレという魚がそんなに大きくなるとは思っていなかったからです。最初は新聞の印刷ミスだと思ったものでした(笑)。
その後、潮岬における長竿釣法の発案者である本田 収さんのことを知りました。そして、車を購入したことから本田さんが店主を務める串本の本田釣具店に行ってみると、見たこともない大きな尾長グレの魚拓が目に飛び込んできました。
『魚名 尾長グレ』 その魚名を見てグレには種類があることを初めて知りました。それと同時に、魚拓に書いてある『潮岬・アシカ』という釣り場の名前を見て「ここへ行けばこんなにバカデカいグレが釣れるのか!!」と、心が躍りました。
中央の磯がアシカ。大型の尾長グレの伝説が残る名礁です。右端はドウネ。
それから10年間、毎週欠かさず潮岬に通うことになります。その間に私のグレ釣りの基本ができ上がりました。
当時の潮岬は、巨大尾長グレのブームがすでに終わっていましたが、毎週通っていると1年に何度かはよい条件に恵まれてドデカい尾長グレが手の届くようなところまで浮いてきました。この光景を初めて見たときは「こんなに浅いところまで浮いてくるのなら簡単に釣れるだろう」と思っていましたが、これがカスリもしません。刺し餌にまったく見向きもしてくれないのです。
そんな尾長グレが釣りたくてムキなってアシカへ通いましたが、いつになっても食わせることさえできずに頭を抱えました。それでも熱心に通っていると、下り潮が速い状況で、潮に引かれたウキが海中に沈みました。いつもは当時の釣り雑誌によく書かれていた「潮に引かれてウキが沈むときは海面まで引き上げて…」という操作を行なっていましたが、このときは「どうせ釣れないだろう」と思って何もせずに放っておきました。ところが、直後に竿がひったくられたのです。あわててやり取りを開始し、やがて取り込んだのが40㌢オーバーの口太グレでした。
「今のは何だったんだ!?」「たまたま釣れたのか?」と思いましたが、同じように流すと気持ちのいいアタリで同サイズが連発。このとき、潜り潮という存在を初めて知ったのです。
ただ、口太グレは取れても尾長グレはほとんどがバラシ。穂先や道糸でアタリをとるため合わせが遅くなり、ハリを飲み込まれることが多いからです。運よく取り込めたとしても40㌢以下ばかりでした。
それから道糸の張り方や流し方の試行錯誤を何年も続けた結果、当時はほとんど流通していなかった0浮力のウキやマイナス浮力のウキを使い始めるようになります。そのころに0以下の浮力があったのは、天狗ウキ、和泉ウキ、そして藤原さんのウキぐらいだったでしょうか。いずれも高価だったので手が出ず、自分で必死に作りました。そして、その浮力のウキを用いることで、口太グレに関しては自分のスタイルをいちおう確立でき、釣果が飛躍的にのびました。
トーナメント参戦で尾長グレ狙いは一時休止
当時はグレ釣りトーナメントが流行し始めていました。所属する和歌山県釣連盟でもグレ釣りの神様といわれていた志賀会長の取り持ちで連盟杯トーナメントが始まり、私も参加することになりました。参加人数は200名近く。1日に4試合を行なうのが普通であり、決勝へ行くには8試合を勝ち続けなければならない地獄のようなトーナメントでした(30年ほど前のことですが、当時のトーナメントブームは本当にすごかったです)。
そうして参戦するようになったトーナメントでいい成績を何度もおさめることができました。すると、20代と若かったこともあって雑誌の原稿依頼をたくさんいただくようになり、尾長グレ釣りから一時期離れることになります。しかし、あるトーナメントでメチャ理不尽なことをいわれたり、公平性を疑う検量方法を受けたことから「トーナメントなんてこんなもの」と不信感を持つようになりました。その後はたまに参戦しましたが、しだいにトーナメントに対する興味は薄れていきます。そうなると「巨大尾長グレを釣りたい」という気持ちが再燃。潮岬通いを再び始めることになります。
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