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やめられまへん!! 投げ釣りはっ【オッサンの気ままな釣り日記編】No.3
偉大なアーティストだって陥るスランプ。
〝無欲の自然体〟が
足りずに脱出できず!?
初冬に入ってから大スランプですわ。無欲の自然体にて過ごすことでスランプ中にも名曲を生み出したのは大好きなTHE BEATLESのJohn Lennon。一方、釣果に飢えて強欲となったオッサンのスランプは当然のように長引くわけで…
(カメラ/文 中本嗣通)
僕が幼少のころから現在まで飽きずに聴き続けている大好きな音楽アーティストといえば60~70年代に活躍した偉大なロックグループのTHE BEATLESに他なりません。そのBEATLESの中で最も好きで影響を受けたメンバーといえば、僕が多感な青い春のまっ只中であった1980年12月8日にニューヨークで衝撃の銃撃を受けて40歳という若さで他界したJohn Lennonです。ちなみに12月8日は、1982年にこれまた43歳という若さで亡くなった我が父親に末期の胃癌という診断が下され、家族代表として僕が告知を受けたという運命的な日なのでもあります…。
でっ、知っている人はご存じやと思いますが(当たり前でっかな…)、僕は愛竿である4本の赤サーフこと歴代のダイワ・トーナメントサーフTに個別を認識する目的でJohn、Paul、George、Ringoというネームシールを貼りつけています。それほどBEATLESに入れ込んでいるわけですが、どうしてもJohnのシールを貼った竿をひいきしてメイン扱いするほどJohn Lennonが大好きなのです。
そのJohn Lennonがバンドで受け持つパートがリズムギター。リードギターのように派手なソロがないだけにあまり目立たないパートですが、バンドのサウンドをドライブさせるにはリズム感のシッカリした歯切れのよいリズムギターの存在は欠かせまへんねんで。おまけにJohnはプレイしながらボーカルを取り、ハーモニーもつける必要があるのでこのパートになったようでんな。Johnのリズムギターのすごさは、リッケンバッカ―325を使用して歯切れよい3連符を連続させる初期の『All My Loving』のリズムギターを聞いてもらえば理解できると思いまっせ。
Johnはギタリストとしての自分を「僕は決してエリック・クラプトンのようにテクニカルなギタリストではないけれど、みんなをドライブさせるグルーブ感のあるギターは弾けるよ」と自ら評するように技術的にうまいギタリストではおまへん。それでも感性一発でテクニックを凌駕するフレーズやリフ、楽曲を生み出す才能は抜群。まさに天才肌の音楽アーティストの証しやといえまんな
しかし、非凡な才能を持つJohnもBEATLESの中期にはスランプに陥り、思うような曲が書けない時期があったのは有名な話。そんなときにはムダにあがくことなく、時間の流れに身を任せて精神をリラックスさせ、曲のアイデアが自然と頭の中へ下りてくるのをマイペースで待っていたそうです。そんな無欲の自然体にて、中期におけるスランプの中で数々の名曲を作り出していったのはJohnらしいエピソードやと思いますわ。
さて、冒頭からお得意のTHE BEATLESをネタに持ってきたのは「あの偉大なロックグループのメンバーでもスランプがある!!」ということを読者のみなさんに知っていただきたかったからです。つまり、偉大でも天才でもない平々凡々なデキのわるいオッサンですから、Johnでさえも陥るスランプにハマるといっこうに抜け出せず「魚が釣れずにあがき苦しむ日々が続く」ってことを理解してほしおまんねんな♪
そして、これまたJohnの言葉を借りれば、オッサンは決してすごい技術や卓越したテクニックを持つリードギターのような華やかなキャスターではなく、どちらかといえば「気の合った仲間と釣行し、みんなでヘタレな投げ釣りを思う存分に楽しむ」といったリズムギターのようなドライブ感ある釣りを大事にするタイプなんですわ。それが何の間違いか、偶然にもマスコミやメディアに露出する機会が多くなったことで「達人」や「名人」の類と勘違いしている人が意外と多いことに誰よりも困惑しているのはオッサン本人なのであります…。
…てなことで、前書きが長くなってしまいましたが、今回は初冬からズッポリとスランプという底なし沼へ足を突っ込んでしまったオッサンの釣れない釣行記の3連発です。まっ、釣れない釣行記ほどつまらんモンはおまへんから、サクサクッと短くまとめてあります。さあ、ボ○ズ地獄のまっ只中でのたうち回るオッサンの悲哀漂う姿を前編、後編の2本立てでどうぞご覧あれ!!
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